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統合失調症を抑えると言われる向精神薬(リスパダール、ジプレキサ(オランザピン))、またはアキネトンを飲むと、どうなるか。

 統合失調症患者にしか分からない、客観的なお話を書いていったほうがいいのかな、と思い至り、向精神薬を飲むとどうなるかを、4年間飲み続けてきたことの感想と共に、書いていこうかな、と思います。

 まず初めに書いておくと、統合失調症は薬では治りません。統合失調症を抑えることが、向精神薬の役割だと考えています。

 では、いきましょう。

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 まずはリスパダール。リスペリドンとも言いますね。

 これは基本的に双極性障害の方に多く用いられている薬だと思います。

 端的に書きます。鬱になります。

 「鬱になったらダメじゃないか」と思われる方も大勢いらっしゃると思いますが、私の場合、《《暗号に見えた世界にいちいち反応することを諦めさせてくれた薬》》だと思っています。

 統合失調症患者にも多く用いられる薬です。私の場合、アカシジアが出て腰の尾てい骨がムズムズしてしまうので、アキネトンという、基本的にはパーキンソン病の方に出されるお薬と併用して飲んでいます。

 極力飲まないほうがいいです。私も朝と夜寝る前の1mgを2回だけに絞って飲んでいます。初めは4錠とか飲んでいたので、だいぶ廃人のような生活を強いられていました。全く頭が働かず、やる気も出ず、テンポも遅かったです。

 私の場合ですが、リスパダールとコンサータで脳内のドーパミンを自分好みに調節している感じです。今の医者を説得して、WISEテストの結果も教えたうえで、コンサータを処方してもらったのですが、コンサータをもらうまでが、まず、私が働くまでの必要なミッションだったように感じます。

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 では次はジプレキサ(オランザピン)に移ろうかと思います。

 初め処方されていたのがリスパダールだけだったのですが、幻聴などには全く効かず、世の中が暗号に見える症状もとどまることを知らなかったので、友人が飲んでいたもので、お医者さんに「ジプレキサを処方してほしい」と自分から処方を頼んだのが始まりでした。

 端的に書きます。ジプレキサ(オランザピン)は幻聴を抑えるのには抜群に効果があります。

 初めて飲んだ時の感想を述べると「脳と頭蓋骨の間に薄いヘルメットを敷いたような感覚だな」と思いました。

 幻聴を体験したことのある人は分かると思うのですが、幻聴は「どこかから電波が送られてきていて、それを勝手に受信している」ように感じられるのです。それをジプレキサというヘルメットでシャットアウトしているかのような感覚になりました。

 ジプレキサを飲むと太るらしいのですが、これもまたまたコンサータ。コンサータの摂食障害により、打ち消し合っていて、飲んで3年くらい経ちましたが、体重に目立った変化はありませんでした。

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 以上、向精神薬の体験レポートでした。書きたいことがたくさんあるので、2022年2月12日はたくさん更新してしまうかもしれません。申し訳ないです。

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