好きな異性ではなく、暗い話でも気兼ねなく話せる異性のほうがよっぽど大事な人だった。
2022年8月26日(金)午前8時11分。起きたのが7時前だった。また非常に欲情的な夢を見て起きてしまった。地球に残った男性が私一人で、女性と建築の仕事をしながら欲情的な行為に自分から走っていく夢だった。相手は高校時代に体育祭のフォークダンスを一緒に踊った人だった。
あの人は何をしているのだろうか。
まあまあ気になる。
高校時代のその人は、高校時代に列熱に好きで告白を逃した人とは違う。ただ、1年の時からクラスメイトで、自分の好きな人について(これもまた別の人。高校時代は人生で一番恋愛するものだと、ドラマの見過ぎでそう思っていた)色々と相談していた人だった。
好きな人とは違う。しかし、雰囲気でどこか自分と合っていた。好きな人ではないから緊張することなく、何でも話せるような間柄だった。
雰囲気が合っている。
その理由は、中学時代に、彼女もまたからかわれるようなことをされていたらしく、高校時代からは眼鏡を外し、あまり群れることなくクラスの中心にいるような感じだった。
すなわち、人間関係で疲れたことを経験していた人らしかった。「あんなくだらないことはもう二度と起こりたくない」とも話していた。
人間関係にどこか諦めと、人は見た目で判断してくることをお互いに知っていたことから、何かしら、どこかしら雰囲気が合っていたように思われた。
自分からの一方的な評価なのかもしれないが。
私は高校時代はかっこよかったらしい。モテていたらしい。フォークダンスでわやわやと男女間で予約が殺到する中、面倒くさいと(ちなみにフォークダンスは高三の時に行われ、そのときにはサッカーと勉強以外どうでもよくなっていた)思い、早めにその人に「一緒に踊ってほしい」とメールで連絡をした。
「私なんかでいいのか」とメールの返信が来た。ある意味断られたのかもしれないと今になって思うが、結局一緒に踊ることに成功した。
気兼ねなく、緊張も無く、けらけら笑いながら二人でフォークダンスを踊った。
小雨が降る中だった。
☆☆☆
時間はさかのぼって今に至ると、結局憧れの人よりも、一緒にけらけらと笑いながら、そして暗い話までもちゃんとできる友人と踊って正解だったように思えるし、思春期の燃えるような恋愛は経験したが、大人になって結婚相手を選ぶような、静かな恋愛では、彼女のように暗い話でもなんでも気兼ねなく話せる相手のほうがよっぽど幸せになれるのではないかと思い至っている。
統合失調症になってしまった私が他人を評価するのもおこがましい気がするのは事実なのだが。
彼女は今恐らく薬剤師になって私よりも社会に貢献し、連絡先も分からず同窓会でも出会えなかったのでなんとも言えないが、ああいう若い時に苦労した人は、大人になってから恋愛で引っ張りだこなんじゃないかと思う。多分結婚もしてるだろうと思われる。
目も大きかったし。可愛かったし。フォークダンスを踊れたのも彼女からの「私なんかでいいのですか」という卑下した見方ではなく「あなたと踊れたら僕は幸せです」という、私のほうが卑下した会話のほうがよっぽど合っていたような気がする。
だって今、幸せだもんね。踊れてよかったと心から思っているし、女性と気兼ねなく話せた高校時代を送れたのは貴女のおかげなのですから。
☆☆☆
今日の統合失調症のコーナー。
早起きした。午前6時台に起きたというのは、恐らくリスパダールの血中濃度が下がり、副交感神経を強く刺激することがなくなったからだと思われる。
睡眠障害、今日だけなぜか改善。
一日8時間睡眠で、普通に生きられるようになった。
今まで一日10時間睡眠は当たり前だったので、1日の時間が2時間伸びたことになる。午後に急激な眠気など来なければいいが。
朝に余裕が出来すぎている。特に寝不足の不快な感じは何もない。
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