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【映画評論】劇場版バブルを観に行きました。 #バブル #バブルに飛び込め

 「劇場版バブルを観に行く人は、ネットフリックスに入っていない情報弱者もしくは多大なるバブルのファンだけかなと思います。考えてみればネットフリックス版を横流しにしているだけですからね。劇場版の最後にも『QRコードからアンケートに答えた方の中から10名に『劇場版バブル』の鑑賞券が当たります!』まで横流しでしたからね。ちなみにお客さんは私、一人を含めて4人だけでした。公開して初の週末なのに」

 「内容ですよね。おかしなことにキャッチコピーには『重力は壊れた、好きに跳べ―』だったはずなのですが、重力は解放されていなかったのですよね……。内容ですね。内容はグラビティデイズを映画化したような感じです。主な主題はパルクールです。どちらかと言えばゲームをしてノーミスでクリアしていくような、そんな爽快感がありました」

 「劇場版バブルにしかない特典もありました。お土産コーナーですね。お土産の写真を近況ノート(https://kakuyomu.jp/users/inouekazune/news/16817139554563797632)に貼り付けておいたので良かったら見ていってください」

 「内容ですね。大学時代の私ならば確実に泣いていただろうと思います。内容については著作権に引っかかりそうなのであまり言えませんが、『ヒロインを救うか世界を救うか』といった作品になります。残念ながら私は向精神薬を飲んでいるために涙を流すことはできませんでしたが、最後のクライマックスでは、薬を飲んでいなかったら泣いていただろうな、と思いました」

 「しかし、アメリカのネットフリックスが創ったからこうなったのか、同じ登場人物でも、描き方が違い過ぎて『あれ? この人こんなに、まつげ長かったっけ?』『あれ? この人の髪の色こんなに照り返していたっけ?』という場面がよくありました。特に見せ場のところでは、おそらく見せ場担当の作画さんがいて、作画が異常に綺麗になるたびに、『ああ、ここ見せ場なんだ』と思いました。アメコミでは、下書き、描写、カラーを別々の人が分担してやるのが普通なので、バブルにおいても、見せ場、そうでないところ、では担当者が違うんだなと明らかに思いました。アメリカのアニメの創り方と日本のアニメの創り方の大きな違いなのか、それとも監督の荒木さんのやりかたなのでしょうか。そこのところはよくわかりませんでした」

 「総まとめすると、パルクールの映画です。タワーが東京タワーを模していたのは(作画中では東京タワーではなくただのタワーと言っていましたが)、海外の視聴者の人の中には、やっぱり東京=赤い東京タワー、というイメージが強いからかな、と思いました。劇場版で初めて観て良かった、というのが今回の感想になります。お土産のメタルブックマーカーも大切に使うか、もはや開けずに思い出として大事にとっておこうかな、と思っています」

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