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統合失調症患者は障害年金をもらうことができるのか? 障害年金の本当のメリットについて。

 統合失調症が起こりません。統合失調症は起こっていると言えば起こっているのですが、『Twitterでいいねを押されても数時間後には消える』『職場のコークオンがクレジットカードで使えない』『Prime Studentに未だに勧誘が来る(入ってません)』くらいしかありません。

 なので、情報を出すくらいしか、書くことがありません。

 障害年金を初めて聞いた方もいるでしょう。私も京都市で統合失調症になり、障害者のためのパンフレットを貰うまでは、そのような年金の種類があるとは知りませんでした。

 年金って、老後に支給されるだけではないのですね。

 障害年金の制度について知りたい方は日本年金機構へのリンクを貼っておきますので、そちらでご確認ください。
 リンク↓
(https://www.nenkin.go.jp/service/jukyu/shougainenkin/jukyu-yoken/20150401-01.html)

 それで、タイトルに戻ります。

 Q.統合失調症患者は障害年金をもらうことができるのか……?

 A.統合失調症患者で本物(あり得ないことが次々と起こった体験を持つ人)ならば、確実にもらえます。

 別に気分障害程度で医者から統合失調症と診断され、障害年金をもらっている方もいらっしゃるので、本物ではなくとも、大体貰えるみたいですね。

 発症から1年6ケ月後に支給が決定します。それまでは地獄です。なんとか耐えてください。

☆☆☆

 ここから先は障害年金の《《僕だけの》》メリットなどを書いていこうかと思います。ここまで制度の裏側を、運命的に選択しなければいけなかったことを読んで、僕のことを憎む人が増えるかもしれません。

 まず、箇条書きで書いていきます。
・学生時代に発症し、学生特例免除を申請していたため、国民年金をほぼ払ったことがないのに受給しています。
・働いたことが無い学生時代に発症したため、支給金額の低い障害厚生年金に振り分けられることなく、障害基礎年金2級に振り分けられました。
・23歳の時に発症したため、年収による年金少額制度に含まれていません。
・今のところ令和6年8月まで支給が決定しています。
・年収が低いため、年金生活者支援制度により、二ヶ月に一度、障害基礎年金とは別に1万円が支給されています。
・年金額は、年金生活者支援制度を含めて二ヶ月で14万円くらい、偶数月に自動的に振り込まれます。
・実家で暮らしているために、仕事の給料と年金、合わせて全額を貯金しています。
・障害基礎年金を受給中の間は国民年金が全額免除になります。老齢年金が支給される時期になるまで障害基礎年金が続いていたら、満額納めた人の半額を、老齢年金から受け取ることができるようになっています。

 長い……。もうこれだけでいいか。障害基礎年金には大変助かっています。しかし、大学を退学せざるをえない状況に追い込まれたことや、閉鎖病棟隔離室に一週間閉じ込められた恐怖などを鑑みて、貰えて当然だと考えています。

 統合失調症(本物)は本当にヤバい病気です。神からの攻撃だと考えることもあります。天罰だと思うこともあります。何か罪を犯したのではないかと思うこともあります。給料もとても低い生活をしています。自分の価値が何なのか分からない日々が続いていきます。

 「統合失調症になってよかった」なんて口が裂けても言えません。これから先、例えば苦労を感じた時などは「障害年金が令和6年までは決まっている……それまでは生きよう」と、未来への希望を絶えさないための制度。それが、障害年金という制度の本当のメリットなのかな、と思っています。

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