私大生の仕送り82,400円は、過去最低!
2020年に入学した私大生の毎月の仕送り額が、82,400円で過去最低金額でした。
家賃を除いた1日あたりの生活費はわずか 607 円ということが、調査でわかったようです。
※この調査の対象は、次の通りです。
1)2020 年度に私立大学(短期大学を含む)に入学した新入生の家庭(保護者・父母)を対象とした。
2)対象となった大学は、1都3県(東京、神奈川、埼玉、千葉、)にある下記の9大学である。
東 京(6校) 工学院大学 中央大学 東京経済大学 明治大学 明治薬科大学 早稲田大学
神奈川(1校) 麻布大学
埼 玉(1校) 獨協大学
干 葉(1校) 東邦大学
次のことも調査によりわかったようです。
●自宅通学者の「受験から入学までの費用」は159.8万円で過去最高だった。
●「入学の年にかかる費用」は295.5万円(自宅外通学者)で、年収の3割を占めて家計の大きな負担になっているとのこと。
●入学費用の「借入額」は181万円で依然として高く、入学費用を「重い」と感じている家庭は 92.2%であった。
●奨学金を「希望する」は6割、うち実際の申請者は6割弱に減少「授業料の直接助成制度化」の「必要あり」は9割以上
これらはすべて私立大学新入生の家計負担調査(2020年度)でわかったことです。
私の娘は、2020年春に愛知県にある国立大学になんとか合格しました。
すべり止めで名古屋市内にある私立大学を2つほど受けていました。
私立大学は、年間150万円ほどはかかるようでした。
結果として国立大学が合格し、年間60万円ほどの授業料に落ち着きました。
この場合でも、私立大学と国立大学では4年間で360万円も入学金以外で必要な金額が違ってきます。
自分が知っている30年前の大学費用と比べると、2倍から3倍は少なくとも費用が上昇しているように思います。
これから子育てをして、学資保険や子どものために長期積み立てをする場合は、日本国内の商品で積み立てを行うよりも、海外で積み立てたをしたほうが受取額で2倍ぐらいは簡単に違ってきてしまう商品が多くあります。
海外での積立を頭から否定するのではなく、一度しっかりと調べて検討してみたほうがいいのでないかと思います。
2020年の東京と近隣の私立大学の費用については、
上記にも記載してあるこちらの東京地区私立大学教職員組合連合のホームページを見て頂ければ、詳しく載っています。
こんなデータを参考に、将来必要になりそうなお金の準備を計画的にできたらいいですね。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?