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 世界中の国々で環境問題や気候変動、貧困、紛争、人権問題、新型コロナウイルス等の感染症など多くの課題に直面しています。


このままでは安定してこの世界で暮らしていくことが困難になっていくのではないか?


そんなふうに心配される状況になってきています。


SDGsとは「持続可能な開発目標」のことです。


簡単に言ってしまうと「世界中にある環境問題、差別、貧困、人権問題といった課題を、世界のみんなで2030年までに解決していこう」という計画・目標のことです。


※「持続可能な」という部分は、「人間の活動が自然環境に悪影響を与えず、その活動を維持できることを意味しています。改善させていく動きを長期間に渡り、実施し続けられる」という意味になります。


※国際社会が、16年から30年までに達成を目指す17の目標と169のターゲット、232の指標から構成され、地球上の『誰一人取り残さない』持続可能で多様性と人権を尊重する社会の実現を誓っています。


日本政府も『SDGsアクションプラン』を毎年策定し、貧困や健康、ジェンダー、環境、平和といった政策を進めるとともに、SDGsの達成に優れた取り組みを行う企業、団体等を表彰する『ジャパンSDGsアワード』を17年に創設しました。


また、投資家がESG投資(環境Environment、社会Social、企業統治Governanceを基準に投資すること)の判断材料の一つとして企業のSDGsへの取り組みに注目していることもあるため、今後は企業経営においてもいっそうの企業努力が必要になってきそうです。



<17個の目標「持続可能な開発目標(SDGs)の詳細」>


<SDGsで掲げられている17個の目標の詳細>(持続可能な開発目標)


目標1【貧困】

あらゆる場所、あらゆる形態の貧困を終わらせる。


目標2 【飢餓】

飢餓を終わらせ、食料安全保障及び栄養の改善を実現し、持続可能な農業を促進する。


目標3【保健】

あらゆる年齢の全ての人々の健康的な生活を確保し、福祉を促進する。


目標4【教育】

全ての人に包摂的かつ公正な質の高い教育を確保し、生涯学習の機会を促進する。


目標5 【ジェンダー】

ジェンダー平等を達成し、全ての女性及び女児のエンパワーメントを行う。


目標6【水・衛生】

全ての人々の水と衛生の利用可能性と、持続可能な管理を確保する。


目標7 【エネルギー】

全ての人々の、安価かつ信頼できる持続可能な近代的なエネルギーへのアクセスを確保する。


目標8【経済成長と雇用】

包摂的かつ持続可能な経済成長及び全ての人々の完全かつ生産的な雇用と働きがいのある人間らしい雇用(ディーセント・ワーク)を促進する。


目標9【インフラ、産業化、イノベーション】

強靭(レジリエント)なインフラ構築、包摂的かつ持続可能な産業化の促進及びイノベーションの推進を図る。


目標10【不平等】

国内及び各国家間の不平等を是正する。


目標11【接続可能な都市】

包摂的で安全かつ強靭(レジリエント)で持続可能な都市及び人間居住を実現する。


目標12【接続可能な消費と生産】

持続可能な消費生産形態を確保する。


目標13【気候変動】

気候変動及びその影響を軽減するための緊急対策を講じる。


目標14【海洋資源】

持続可能な開発のために、海洋・海洋資源を保全し、持続可能な形で利用する。


目標15【陸上資源】

陸域生態系の保護、回復、持続可能な利用の推進、持続可能な森林の経営、砂漠化への対処ならびに土地の劣化の阻止・回復及び生物多様性の損失を阻止する。


目標16【平和】

持続可能な開発のための平和で包摂的な社会を促進し、すべての人々に司法へのアクセスを提供し、あらゆるレベルにおいて効果的で説明責任のある包摂的な制度を構築する。


目標17【常套手段】

持続可能な開発のための実施手段を強化し、グローバル・パートナーシップを活性化する。



以上、17の目標です。



私はこのSDGsというのは、

広い意味では、地球をいかに守っていくのか?

ということに繋がっているような気がしています。


未来の人類のために、美しい地球を守っていく活動のようにも思いました。


そしてそれを活用する私たち人間は、共に助け合い生きていくことを実践していくことが問われているように思います。


もう自分の国だけが豊かになるための行動は、許されない時代になりました!


本当にいいことだと思います。


人間の精神性が高まっていくと、未来はお金(貨幣)がなくなる時代が来るという専門家の話を聞いたことがあります。


豊かな人が、貧しい人に無償で分け与えることがスタンダードな世界になれば、もうお金なんていらない時代が来るのかもしれませんね。


そんな時代になるまでは、海外投資であなたも資産を増やしていかないといけないですね!









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