no title

元気なふりするにも

暗い人のふりをするにも

何の才能も要らないし

ふりをしてる時点で本当の事なんだって気づいてやれないのは

おなじ目にあった事無いからだよ

どうして怖がらずに

どうして怖がらずに

どうした怖がらずに

不確かな世界の隅っこで

私の上にだけ雨が降る

怖くて

傘がさせない

森の中は干涸びた赤ちゃんたちでいっぱい

そこに立って何も言えなくなる

祝ってあげられなくて

ごめんね