戦略の失敗は戦術で補うことはできない　クラウゼヴィッツ

軍オタの好きなフレーズです。

キツい営業ラクな営業: さんざん悩んだ営業マンの体験談より (ヤコバシ書房)

私はこの本読んでいて、クラウゼヴィッツを思い出してしまったよ。

営業をどんなに工夫しても、業界を間違えたら成功することはできず、業界選びが正しければ、誰でも成功するというのだから。

戦うならば、バトルフィールド選びを慎重にすべきというのが、著者の教えなんだが、「事前にわかったら苦労しないよ」である。

著者は、偶然入った化学製品の営業で成功したのだが、事前にリサーチして見つけたのではない。

事前リサーチが難しいからこそ、トライを何度もして、成功確率を高めるべきだと思う。

「この業界はダメだ」と思ったら、1ヶ月で辞めるくらいのタイムスパンでいいんじゃないか。

業界的にはオワコン状態でも、自分にとって学ぶところがある、職場を学校だと考えるならば、もっと長期的にコミットする必要がある。