支援ツール紹介8「VOCA - PEN」
アナログの教材に、簡単に音をつける事ができます(⌒▽⌒)
もともとは「サトシくん」という名前の音声ペンだったんですよ。
今なら紙の情報に音をつける方法はたくさんありますが、
当時はなかなか難しくて、(平成24年くらいだったかな)
テストやプリントに音をつけるのは大変でした。
VoiceofDaisyもiPadだと縦書き表示ができなくて、
縦書きの教科書に音をつけてあげたいなと思っているときに出会いました。
このペン、シールとセットです。
シールに情報が入っていて、シールをタップしてから本体に音声を録音しておくと、「そのシールをペンでタップすると録音した音声が流れる」という仕掛けができます。
これ、超便利!!
教科書でもプリントでも、シールを貼って録音しておくことで、
子ども達が自分の必要に合わせて、そこを再生させて音声の情報を得る事ができるわけです。
最初にこれを使った子は、2週間宿題で練習してきても滑らかに読めなかった民話単元が、あっという間にすらすら読めるようになりました。
音を手がかりにして、追い読みしていったことが、効果的だったんですよね。
テストも、みんなと同じものにシールを貼って録音するだけで、横についていなくても1人で取り組めるようになりました。
今はたくさん、似たような事ができるアプリが増えましたが、
この「シールとペン」というアナログなところがある良さもあります。
例えば外国語の学習で、身の回りにあるものの英語の語彙を増やしたい時、
机や椅子、黒板やロッカーにシールを貼って録音しておけば、
子ども達は知りたいものに貼られたシールをペンでタップすれば、
英語が聞こえてくるわけです。
絵本やイラストで同様のことができる教材はいっぱいありますが、
実物に貼ってあることで、よりリアリティが出てイメージが持ちやすいという強みがあります。
色々工夫ができるのも面白いです(⌒▽⌒)
シールは再利用できますので、
・最初にラミネートしておいて使う
・クリアファイルなどに貼って、中身を入れ替えて使う
なんて方法もお勧めです。
アマゾンにも売ってたけど、こっちの方が安いですね。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?