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実践みんなの特別支援教育2月号「学びにくさのある子への算数の支援〜「方法」が次の扉を開く〜」

連載4回目が掲載されました(⌒▽⌒)

今回のテーマは、
「方法」が次の扉を開く
です。

九九表などの手掛かりになるものを携帯して参照することは、
随分浸透してきたように思います。

ではそれは、「いつまで」OKなのでしょう?

2年生時点で許されていても、
次の学年ではダメと言われる。
そんなことはないでしょうか?

でも、「その方法があれば学べる」状態の子ども達から、
「方法」を取り上げてしまうことは、
「今の学び」の足元を崩してしまうことになりかねません。
多くの子ども達は「方法」を持って学習量をしっかりとる中で、
「方法」が必要なくなっていきます。
つまり、補助輪の役割りなんですよね。

たくさんの子ども達と学ぶ中で、
この「補助輪」の存在や大切さを噛み締めることは多かったです。

しかし、今回この原稿の中で書いた事例は、
「方法」を持って学ぶ期間がとてもとても長くなっていて、
「この方法でよかったんだろうか」「もっと他のやり方があったんではないだろうか」と、私自身、とても悩んだケースでした。

と同時に、「今」を支えることの大切さも再認識させられました。

彼女の抱えていた学びにくさと、
そこに果たした「方法」の役割の大きさを感じていただけたら、嬉しいです(⌒▽⌒)



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