情報紹介6「実践みんなの特別支援教育2021年6月号 の岡耕平先生の記事」
いやもう、今すぐkindle版をポチって読んでくださいと、心から叫びたくなる記事です。
学研の「みんなの実践障碍児教育」は毎回魅力的な記事が満載で、この号も勉強になる記事がてんこ盛りなんですが、今回ご紹介したいのはその中の
「どうする? どうなる? 高校通級」です。
「高校通級かぁ、自分には関係ないな」と読み飛ばさず、通常学級の特別な支援に関わる方には、これは絶対読んでいただきたい!!
「この子は支援対象なのかどうか判断がつかない」
「困難があるのはわかるが、本人が大丈夫だと言っている」
というような声を、本当に本当によく聞くのですが、
岡先生がそうした現場あるあるにすっきり、スパッと解答してくださっています。
「ここであらためて強調したいのは、生徒は「有効な支援を得て初めて自分に支援が必要だったとわかる」ということだ」
の部分を読んだときには、たくさんの子ども達の顔が浮かびました。
「大丈夫です」という子達の中には「大丈夫な状態」を知らない子がたくさんいます。
ただ、「そういえば大人は何も聞かなくなる」ということだけは経験的に覚えてしまっている。
「本人が求めないから」っていう前に、「何を求めればいいのか」を実感できているのかを支援者は自分に問わないといけないと、常々思っているので、岡先生のお言葉の1つ1つが響きました。
たくさんの方に、ぜひ読んでいただきたいです!!
このシリーズ、全部読みごたえがあります!!
6月号を読んで「これは!!」と思われたら、ぜひ4月号からさかのぼって読んでいただきたい!
というか、一冊にまとめてほしいなあと切望。
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