日本企業の良さ、「終身雇用」はどの企業のいつの話?

あるベトナムのイベントで日本人の方が、日本的経営という話で、日本企業の良さの一つとして、「終身雇用」というのを挙げてました。

30年前ならそうだったのかもしれないですが、今、終身雇用がきちんと機能している会社なんてごく一部の大手企業のみで日本企業の1%も無いのでは?と思います。

大手企業でも上に行くほどポストが限られていく中で、順調に出世していく一部の人を除くと、自主的に転職しなくても、50歳くらいになって子会社に転籍とかざらにある話で、首にならないだけマシでしょみたいな感じで追い出されていくみたいです。

そんな上司たちの姿を見ている20代、30代の日本人はもはや一生会社が面倒見てくれるみたいな幻想に騙されないぞってことで、いつでも転職できるような人材になろうとしている人は少なくないですし。

世の中や経済はどんどん変化していますし、特に雇用に関してはAIの普及などで今後大激変が予想されている中、「終身雇用は今は悪です」と言い切った上で、従業員に最大限の満足を与えられる企業やどこでも今の会社での仕事に全力で取り組んでくれる人材が、今後日本に必要になってくる企業や人材なのかなぁと思います。


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