おうちラテアートの一番の壁、もこもこフォームミルクを打ち破る3つのコツ
おうちラテアートをすると必ずぶつかってしまう壁が
フォームミルクです。
どうしても、もこもこになってしまうんですよね。
このもこもこ状態にだいぶ悩まされ続けます。
で、たまたまいつもと正反対にゆるゆるになったけど
すごくコントラストがキレイに出た一杯が出来上がりました。
ここで発想が変わって
このゆるゆるなミルクを安定して出すようにしたい!
と思うようになりました。
ゆるゆる と もこもこ の中間に
きっと注ぎやすいフォームミルクがあると思ったからです。
しかもゆるゆるくらいが
ちょうどいいのかもしれないと考えました。
それからはゆるゆるなフォームミルクを安定して作れることを意識しました。
それからはもこもこミルクが少なくなって
アートがだんだん安定してきます。
このまま続けていけば
理想のミルクのコツが掴めそうです。
ぼくが家庭用エスプレッソマシン(ボンマックBME-100)で
気をつけているミルクの作り方をまとめます。
YouTubeなどで解説のあるフォームミルクの作り方解説は
業務用マシンのことが多いので
家庭用のようにパワーがないものだと
解説が参考にするとうまくいかないことが多いです。
1. 最初に入れる空気は少なめに
動画によっては
最初にフォームミルクの空気70%くらいを含ませて
と解説してあったりもしますが、
そうするともこもこミルクしかできないです。
家庭用はパワーが少ないので
フォーミングする時間が長くなります。
長くなればなるほどもこもこになるので
最初の空気入れる量は1cmもいらないくらいです。
ピッチャーの大きさなどにも依存しますが
もこもこになる人は空気少なめにしてみてください。
2. 攪拌中は音を鳴らさないように
よく解説動画にある攪拌中に
ノズルを液面スレスレのところにおいて
チチチッという音がなるようにする
というのがありますが
それを家庭用マシンですると
もこもこになってしまいます。
チチチッという音がなるということは
ミルクに空気が入ってしまっていることになります。
攪拌時間がどうしても長くなってしまうのが家庭用マシンなので
攪拌中に音を鳴らすと空気が入り過ぎてしまいます。
ぼくは最初の空気入れ後
攪拌中はほとんどチチチッと音を鳴らさないように
ノズルの先をほんの少しだけ液面より深くして
最後まで音を立てないようにしています。
それでもミルクの量が増えるのは
スチーム内の水分の影響だと思われます。
これでかなりゆるゆるミルクになります。
3. 温度を高くしすぎない
フォームミルクの最適温度は60度と言いますが
ぼくは52〜53度あたりにしています。
家庭用エスプレッソマシンについてくるスチーマーは
パワーが小さくてフォームに時間がかかり過ぎます。
そのため、60度まで温度をあげると
これも空気を取り込み過ぎて
もこもこの原因になると考えています。
これまでの記録上
52〜53度くらいが
ほどよいミルクができています。
いかがでしょうか。
もしフォームミルクがもこもこで悩んでいる人は
一度ゆるゆるミルクにチャレンジしると
フォーミングのレベルがアップすると思います。
ちなみに現在のレベルがこれくらい
ミルクがもこもこになる確率が減ってきて
注ぎに集中できるようになってきました。
どなたかの参考になると幸いです。
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