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2021年の振り返りと2022年に向けて

この記事はクラスター Advent Calendar 2021の19日目の記事です。

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こんにちは、いのです。
クラスター株式会社の法人営業・プランナーを担当しています。

いわゆるバーチャルシティと言われるような空間を作ったり、その空間を活用したイベントを企画運営しているような人です。

clusterで公開されているバーチャルシティ

2021年をぼーっと振り返ってみようと思います。


様々な法人様によるイベント

今年を振り返るにあたり、clusterの公認アカウントが主催かつ公開された(= 一般ユーザの方々に楽しんでいただいた)イベント・ワールドをざっと調べてみたのですが、手を変え品を変えいろいろなことにチャレンジしていたようです。

出演者さんがデフォルメされたアバターで登壇しトークする王道なトークイベント、VTuberさんが目の前で歌って踊る音楽ライブ、抽選で当選した方限定の1対1ファンミーティング、バーチャルならではの見せ方をする展示会、グリーンバックのクロマキー技術を応用した生配信イベント、CCKのギミックを活用したゲームワールド、アニメ・ゲームアプリの世界観に入れるコラボワールド、などなど。

公認アカウントによる公開イベント・ワールドを一部抜粋

列挙するとキリがないですが、本当にたくさんの企業様と、新しい試みにチャレンジすることが出来たかなとおもっています。

また、皆様に様子をお届けすることはできないのですが、企業様の内定式や入社式、懇親会や忘年会など、特定のユーザが限定的に参加できるイベントとしてご利用いただくケースも(ありがたいことに!)増えてきています。


だいたいできるぞcluster

今年はイベント進行で役に立つ機能開発や、細かい機能改善を継続的に行ったことで、(イベント事なら)だいたいのものは出来るようになりました。

サービスのご紹介をするとよくびっくりされるのですが、弊社は長いことバーチャルイベントを、それこそまだメタバースという言葉が流行る前から年に何件もこなしてきており、「こういう機能があったらいいのに!」という要望は社内外からモリモリに溜まっていたんですね。

例えば、、、NGワードの登録、悪質なユーザをBANする、リアルタイムアンケートを表示・集計する、などなど。(他にもたくさんありますが割愛)

そんな細かい要望を改善し続けることで、バーチャルイベントを開催、進行する上での障害が取り除かれ、企業様の多種多様なご要望にもある程度柔軟にご対応できるようになりました。


CGだけじゃないぞCluster

これもまた、よくびっくりされるポイントですが、実はクラスター株式会社のイベント運営チームは、バーチャル空間にアバターで出演していただけるスタジオとスタッフを完備しております。

今年は1フロア全部スタジオにしてみたり、スタジオ専門のチームが立ち上がったり、アバターで出演できるだけでなくグリーンバックでリアル出演者様をクロマキーし、バーチャル空間にあたかも本人がいるかのような登壇方法も出来るようになりました。

どんどんいかつい機材が増えていて、男のロマンという感じがします。

いかつい機材(例)

バーチャルイベントを安心安全に運営するための知見が溜まっているんですね。


というわけで2021年

今年は、バーチャルイベントの可能性を試行錯誤できた年だったなと思っています。
業種業態を問わず様々な企業様と、様々なイベント・ワールドを制作させていただき、良い悪い含めてたくさんのご意見をフィードバックいただけました。
ユーザの皆様からの反応も、毎回参考にさせていただいています。
そしてそのフィードバックをもとに機能改善などを繰り返すことで、かゆいところに手が届く = バーチャルイベントを検討する上で採用していただきやすいプラットフォームに近づけたかなと思います。


そして2022年

2022年の個人的なテーマは、「ビジネスもできるぞcluster」です。

クラスター株式会社のVISION

現状、バーチャルイベント単体で(リアルイベントも同様?)黒字化を目指すのはとても難易度が高いと思われます。

弊社VISIONとして掲げられている「バーチャル経済圏のインフラをつくる」ですが、このインフラが構築された時、法人様に対してわれわれは何をご提供できるのか。
既存の枠組みにとらわれない、全く新しいビジネスモデルの可能性はないか。

そんなことをぼーっと考えながら、年末年始はお餅を食べようかな。


明日は kyokomi さんの『1年前に書いたAndroidの構成話の現状確認をします』です。楽しみですね。


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