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 世界から勝ち取った大阪万博に期待せずして、ではいま何を期待したいのか⁉︎

 大阪万博について誤解が多いので説明しておきたい。勝負は2018年11月23日についた。ロシアのエカテリンブルクとアゼルバイジャンのバクーと大阪の3都市の投票は156カ国が無記名投票だった。1回目の投票は日本85票、ロシア48票、アゼルバイジャン23票。3分の2以上を集めた国がなかったため、上位2カ国による決選投票が行われ、日本92票(ロシア61票)で勝利した。票差は圧倒的に見えるが決戦投票でロシアへ流れた票はそれなりにあり当事者はハラハラしたものだ。東京五輪招致に関わった僕にはその気持ちがよくわかる。
 東京にいる人には、東京五輪の決定のような喜びがピンと来なかったのかもしれない。東京五輪ほどではないが、大阪万博もパリの本部の舞台の上で英語で懸命にプレゼンしているのだ。その後も東京のメディアからは万博のニュースがほとんど見られなかった。たまに伝えられるニュースは費用が増えたとか建設が間に合わないとか否定的でまるで他人事のようだ。
 だが建設の全貌が見えるころには期待感も増して来るだろう。いまごろコンセプトがどうのこうの言うなら、まず汗を流して勝ち取ってきたプロセスぐらいは自分でおさらいしてからにしたらよい。

https://youtu.be/L_V-UXkcFmo?si=onG7Q-byU929vf9O


https://www.nikkei.com/article/DGXMZO38139440U8A121C1AM1000/

 これは少し長いけれど時間があったら必見。
https://www.youtube.com/watch?v=dMN-UzLCBJc

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