日向坂46君はハニーデュー収録曲レビュー
アカウント取得したのでハニーデューについての雑感
「君はハニーデュー」
1stシングルから続く野村陽一郎さん作曲の一連の作品が「見たことない魔物」で再評価されてブランド作曲家の一人になった。
一方でキュンの採用によってカップリングになった「ときめき草」の路線もいま一度評価されてほしい。
しかし、今回はアレンジが秀逸で軽快なサウンドとともに盛り上がる展開やファニーな音源を使っているところが特徴
歌詞も10代後半から20代あたりの恋愛まで年齢層が上がっていたところから、中学生にも響く作詞になった。
MVは逆光表現が多すぎて最後の屋上のシーンになるまで息苦しさがある。
久しぶり実態のあるヒットになった。
「僕に続け」
発売後にはすでに在籍していない齊藤京子さんの名曲。
MVの構成も低予算とスケジュールの不足からくる様々な工夫が施されており、これぞ安藤隼人さんの代表作になれる内容。
余計なごみとか花びらとか画面に散っていないのと迂闊なカメラの動きをしない正面から見据えたレンズ選択。
この一曲で11th全体のクオリティが底上げされた。
「錆つかない剣を持て!」
中華風の衣装をまとったMVだが、作詞から感じる世界観は西洋騎士風だったりする。
アンダーグループとしてのひなた坂46の闘志を感じさせるような作品だが、しっかりB面感は出している。
「雨が降ったって」
良作が続いた4期曲だがここでいったんリセット。
センターの小西夏菜実さんの良さとは違う意外性を狙ったようだが。
「恋とあんバター」
あんバターのフレーズの繰り返しがハマる人にはハマる内容。メンバー的にこの人選でよかったのか。だぶん歌唱力のあるメンバーを脇に添えながらの人員構成でメンバー同士の親和性とかストーリーは感じられない。
「夜明けのスピード」
現在の日向坂46でのユニット編成としてのベストな選択の一つ。歌詞もわるくない。
小坂さんもう少し声を張ってもらえたらなと
「どこまでが道なんだ?」
ライブの終盤にかかりそうな曲。
トロッコに乗るメンバーが目に浮かぶ。
総括)ユニットメンバーを模索するカップリング曲とファン層の若返りを図った作詞。
齊藤京子は偉大だった。この一曲の価値は大きい。
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