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オンライン留学体験記 in ウガンダ

氏名:越本菜乃花
学部学年:看護学部2年
留学テーマ:オンライン留学(ZOOM)
留学先:ウガンダ/バサイトマ大学
留学期間:3週間

・はじめに
コロナ渦の影響で留学をしたくても出来ない方、大学で留学の単位が必須な方、事情があり海外に行くのが難しい方、いませんか?私も、留学が卒業に必須であるのに、コロナの影響で海外に行くことができませんでした。そのため、代替措置として実施されたオンライン留学に参加を決めたのです。これからオンライン留学に参加しようか考えている方々の中には、「オンライン留学といっても、英語の授業と変わらないのでは?」、「何をするのかわからない」、「効果はあるの?」といった疑問や不安を抱えている方も多いのではないでしょうか。そんな悩みの解決になれるよう、活動詳細に私個人の感想も交えて紹介できたらと思います。

・留学内容(スケジュール)
時間:10:00~15:00
第1週目 座学
第2週目 グループワーク
第3週目 ディスカッション
1週目の座学では、SDGsやウガンダの現状に関しての講義を受けます。現地の人々の声を聞いたり、そこで活動されている専門家の方と直接話し合うことが出来ます。
2週目のグループワークでは、ウガンダでの社会問題の解決方法を模索し、発表への準備を行いました。ここでもウガンダの留学生と相談しながら進めます。
3週目では、デイトン大学とバサイトマ大学の生徒に向けてプレゼンテーションを行います。その後、ディスカッションを通して意見交換をします。

・オンライン留学をしてみて
オンライン留学をする前までは、「オンライン留学は英語の授業と変わらないのでは?」という疑問を持っていました。そこに関しては、似て非なるものだと言えます。オンライン留学は普通の留学と違って、常に英語での会話を強いられる環境ではないですし、期間が短いため英語を話す頻度もかなり少ないと思います。そのため、「留学後で英語が飛躍的に話せるようになった」ということはほぼないです。これはオンライン留学のデメリットであると言えます。ではオンライン留学をする意味は何なのか。それは、現地の伝統や文化、社会情勢、環境問題など広く学び、知ることで、今までの自分の視野がどれだけ狭かったのか、世界がどれだけ広く、複雑で興味深いものであるのかに気づける点にあると思います。ネットの記事やニュースなどで知る情報よりも、その地にいる人から現状を訴えかけられる方が、心揺さぶられるものがあると思います。
「あれ、でもそれって普通の留学でも経験できることだよね」と、思った方いますよね。そうなのです。はっきり言ってしまえばオンライン留学をするよりも、実際に海外で学んだ方が得られるものが多いのは確かです。ただ、オンライン留学からも学べることは多いし、普通の留学の代替になり得るということをお伝えしたかったのです。これからオンライン留学に参加しようと考えている方、まだ迷っているという方々の参考になれば嬉しいです。


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