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留学体験記(20) in フィリピン

基本情報
氏名:上野達矢
学部学年:医学部3年
留学先:セブ島(フィリピン)
留学内容:ボランティア

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・留学中に学んだこと
 現地NPO団体のメンバーとして、団体の提携する複数のボランティアプログラムに対し、リーダー•スタッフとして携わりました。プログラムは一定期間、固定メンバーで遂行し、現地の人々と全く同じスタイルの共同生活を送ります。現地団体のもと行われるため、英語が必要になります。プログラムメンバーは出身国が多様であるため、国際交流が行われやすいのがいい点です!
 ボランティアという同じ目的を持っていても、それを実現するためのやり方は人によって考え方が違います。その際、本音をぶつけないと真の意味での妥協はできず、本当の妥協ができ連携が取れたとき、初めて成果が出るということを学びました。

・留学生活のスケジュール
※ボランティアのため、基本的に交渉次第で多少自由をきかせられます。自分でどれだけ交渉出来るかが大切です!

平日
8:00ボランティアオフィス@セブ中心部 へ
8:30-12:00,(昼休み挟んで)13:00-17:30
ボランティア活動
17:30- 観光、買い物等


休日
現地団体のスタッフが組んで頂いていた予定は参加します。
それ以外は自由に使えるので、現地コミュニティへの参加をしたり、小旅行などの観光をしていました!

また、全部で5週強の滞在中に、2回ほどワークキャンプという10日間ほどのものに携わります。
ワークキャンプ中は基本的に田舎の地域で泊まり込みで行われ、現地のコミュニティの中で生活をしながらボランティア活動を行いました。

・滞在中のハプニング
ボランティア活動のため、語学留学などのような受け入れ団体の手厚い対応はあまり期待できません。
特に衛生環境はかなり日本と異なります。僕自身も体調を崩し現地の大学病院で一時的に入院しなくてはなりませんでした。

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・文化
現地の方は明るく大ざっぱな人が多かったです。一方で、時間などはお願いればきちんと守ってくれることが多く、トラブルなどは特になかったです。基本的にフィリピンの方は優しいかつ英語が通じるため、街頭などでも色々と見知らぬ人から助けて頂き本当に助かりました!

一方で治安は良くない部分もあります。特に外国人は窃盗の対象になりやすく、一緒にボランティアをした人も何人か携帯を盗まれてしまいました。
また、現地での生活は本当に現地の人と同じ生活様式になるため、ある程度の覚悟が必要です笑。(ワークキャンプ中は電気•電波の乏しい環境で、トイレも隣町まで行かなければなりませんでした..)
ただ、これらは事前に西千葉での半年間の授業かつ、日本での3泊4日の事前研修を受けるためしっかり準備できます!
大変だった分、観光客向けの部分のみならず、現地の人が実際に利用している生活圏も経験できたため本当の意味での現地の文化に触れ合えたと思います!
 
・観光
ボランティアを通じて仲良くなった人たちと観光をしていました! 事前に調べたものや現地の方に薦めて頂いたものをコンプするため、早朝や深夜を上手く移動時間に使って観光していました。

平日•ワークキャンプ時の活動前後は活動場所近くの観光スポットを中心に回っていました。特にセブ島中心部は観光スポットが多く物価も安いため、買い物や観光は勿論、セブ島一番の超高級料理店で食事できたりと楽しかったです!
休日はセブ島遠隔地の観光地や、船を使って他の島に泊まりで旅行をしていました。観光客向けツアーなどは使わず、現地の方との直接交渉で観光したため、観光客料金の1/5くらいの値段で済み財布が助かりました笑、是非参考にしてみてください!

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