口角3秒上げ法


今回は、ネガティブな気持ちの切替え法のご紹介。


「他者から何か言われた際」「苦手な人に接するに際」も含めて。


長年、悩める著者が、自分なりに見つけた方法。試してみる価値はありそうですよ?!(笑)


よろしければ、ごらんくださいませ〜^^
(かなり長くなっちゃいました。すいません)


でわでわ〜^^


***



みなさまは、いわゆる器用なタイプですか? 社会を渡り歩くうえで、たとえば学校・職場だったり。他の人から納得できないことを言われた際など、気持ちの切り替えや、やり過ごすことは上手にできてますか?


残念なことに、僕はとても不得意です。しかも年を追うごとに、ますます下手になってきてます。表面でうまく取り繕うことも、イマイチできてません(笑&苦笑) 以前はどうだったか、よく覚えてもおらず、外国の旅で日本を一度離れてか、年を取ってきて中年の頑固病かも、わかりません(苦笑&笑)


聞き流せない時は「は?」と思いっきり顔に出てしまい、少し時間が経てばなんとかアジャストできるのですが、フトした瞬間的な反応では、どうしてもタイムラグがでてしまう、「あちゃ〜、めっちゃ顔でちゃったな、うまく対応できなかったな」となることも、たびたび。


しかして、近年、外の世界というか、現代の経済優先主義の現代日本社会では鉄仮面を求められるハードルが日々ますますどんどん上がっているような、、、そうなって、1度でも、学校や職場に入るのが憂鬱になっちゃったりしたら、さあ大変(汗)


そもそも僕も、典型的なザ・日本人。平均レベルの人間としてやってきてる、きてたつもりですが、最近は、


「これはもはや、僕がすごくない、できてない、じゃなくない?!こっちの方(できてない方)がもはや普通じゃなくない?!(くらいに思わなければやってらんない。普通って何かわからないけど。笑)」


「これは、こっちができてない、じゃない。みんなの方がすごい!みんなの方がすごすぎる、んだ! というか、みんな全然、表に出してない、言ってない、だけど、表情、すごくしんどそうじゃない? 大丈夫? あれ?オレの感覚がおかしいのかな?」


と職場や社会で首をかしげることも、しばしば、、、


はて? 他の方、職場や、学校、現場、次の世代、次の次の世代、はいったいどうされているのやら? さてさて、一体どうしたものか?、、、


たしかに、これは僕だけの思い込み、単なる個人的な問題、なのカモしれません。


ただ、これは、僕的には、現代の日本社会で生き抜くうえにおいて、非常にデリケートで大きな問題、でした。ひとことで言うと、生きづらい(苦笑^^)でも、こんな状況を、自分なりで何とか対応していかねばならず、悩んだ私はこれまでさまざまな方法を、試してきました^^


そこで「これはなかなかいいな」と、近年、一番手応えを感じた方法を、今回ご紹介させていただきます^^


・・・


ということで、こちら!!!(ジャジャーン)
⬇︎⬇︎⬇︎
口角・3秒上げ法(無言で)」です。


ほんとにネーミングのセンスだけは、毎回どうにかしたいです(笑)が、


具体的な方法です。

<口角3秒上げ法>
0、他者に何か言われそう、苦手な人にすれ違いそう、職場に入る前など

1、「わたしはただ私の口角筋を上げる運動をする」という意識で、とにかく無言で口角を上げ、心の中で3秒数える(相手や他者に焦点を当てず、ただ自分の口角をあげる、だけに集中する。ただ自分が口角筋を使って口角を上げる、だけに集中する。そして3秒数える、だけ)

2、相手からすると、なんとなく静かに微笑んでいるように見える。

3、なんとなく場は収まる。なんとなく穏やか空気でやり過ごせる。なんとなく穏やかな空気が流れる。その様子を目にする。「おぉ、なんか、なんとなくやり過ごせてるな」と認識できる(穏&喜)私の心にも、ひとまずシャンティが訪れる、ひとまず一時的にか感情が鎮静化される。


正直、これを実践すればいいだけなので、実際、今回のお話は以上で十分。


方法自体はシンプルです。ただ、この方法には、いくつかの要素が含まれてます。説明すると長いです。ご興味あれば以下もごらんください^^


***


きっかけ

そもそものきっかけは先日のこと、


ふと思い立って、1日、口角を上げて過ごしてみたことがありました。
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【コラム】“1日、ほほえみ続けて過ごしてみた“感想


結果、このような感想を持ちました。

とにかく“1日、ほほえみ続けて過ごして“の感想

まず、口角。筋肉が疲れましたw
慣れてないからでしょうね、強張りました。急にムリはするもんじゃないなと思いました。笑 ギックリ口角、みたいな

次、気分。なかなか良かったです。
なんとなくですが、「たしかに色々と人生、失敗してきた部分もあったけど、結局のところ、今、今日の1日をなんとなく微笑んですごせる、そういうことがすべて、かも知れないな」と思いました。

割と哲学っぽい感想ですが。スピリチュアルを齧っているので、こんなふうに思いがちなのカモしれません。笑^^ 

(あと、重要なポイント「よく眠れた」ような気がします。ホワイ? ほんとかいな?^^)

まあ休日で余裕もあったので、できたことかも知れません。し、日頃、ずっと、となると疲れそうなので、今後、継続してやっていくかは未定です。

が、僕的には、気分の変化で「こんな感覚にもなるんや」と、ひとまず、おもしろい感覚・気づきもありました。もしかしたら、みなさまも気が向いて、試してみたら、楽しい発見がある、カモしれません^^ よろしければ、どうぞ〜^^

引用:マイ コラム



実は、このコラム後、口角を上げることは、ときおり継続して色々ためしてました。


ただ、慣れないからか口角が筋肉痛というか、凝る感じがありました。そこで、


「顔の筋肉ってメチャクチャいっぱいあるんだろうな」
「表情を動かそうとすると、たくさん筋肉を使うことになるんだな」
「口角を上げてキープすると、顔筋が疲れるな」


となり、そこから「これって、ある意味、小さい運動だよね」となりました。


そしたところ、その思いつきが、以前にまとめていた「脳の健康と不健康のお話」と結びついてくれました。


ちょっとその一部をご紹介させていただきます。
(一部なのにメチャクチャ長いです。すいません。苦笑・謝)

(長いのでオススメはしないのですが、よろしければごらんください)
⬇︎⬇︎⬇︎
以前書いた、メチャクチャ長い記事


そもそも、僕の基本スタンスは『脳は、大まかに3層から成り立っている』という説を採用しており、その前提を中心に展開されています。(諸説あり。もちろん脳は全体で1つなので、厳密には区分けはできないでしょうが)


「脳の健康・不健康について」


まず脳は大まかに3層で分けることができます(諸説あり)
生物脳/動物脳/人間脳です。


<生物脳/動物脳/人間脳とは>
生物脳: 生命維持の基本的な機能を司る。体温調節、心拍数、呼吸など。
動物脳: 生存に必要な行動を司る。危険回避、餌探し、繁殖など、
人間脳: 人間社会生活上の機能を司る。思考、言語能力、創造性など、


脳の進化のアップデートは
生物脳→動物脳→人間脳の順で発達してきました。
(諸説あり。ざっくり。大意)


これはパソコンでたとえると
生物脳:コンセントで電源が入って
動物脳:OSが立ち上がって
人間脳:アプリが動く、
イメージ


ですから
本来、起動する順序として
生物脳(電源)→動物脳(OS)→人間脳(アプリ)という順が正しく、
人間脳は最後、または他と同時、連動して動き始める方が、正しく
生物脳/動物脳/人間脳がバランスよく動作していることが、正しい


ここでいう「正しい」とは「脳の仕組みの原理にもっとも沿っている」ことを指します。


仕組みの原理に沿っているということは
イコール、バランスよくちゃんとスムーズに動ける/動けている状態。
イコール、一番能力やパフォーマンスを最大限に発揮できるということ。


脳は各部位で異なる機能を持っており、正しい起動順序・バランスで動くことで、私たちは自分本来の状態をフルに発揮することができる、んです。


そのような状態では、脳は自然にポジティブになる
脳が自然にポジティブな状態ということは、正しい起動順、バランスで動けているということ。


楽しさやハッピーに、焦点が当たりやすく、感じやすくなります。


このような時には脳内物質のオキシトシン/セロトニンなども一番バランス良く分泌されています。


パソコンでいうと、脳が一番スムーズに快適に操作できてる状態。


これが脳が健康な状態、と言えます。





では逆に、ネガティブ状態=脳の不健康状態とは、


脳が起動順序に沿っておらず、バランス悪く動いている場合
=脳の不健康状態


これがネガティブ思考の原因につながります(恐怖や不安に焦点が当たりやすくなり、感じやすくなります)


例えると、これはパソコンのOSが立ち上がってないのに
アプリを動かそうとするのと一緒。


そうすると、どうなりますか?
フリーズしたり、ダウンしちゃったり、
ストレスが溜まったりイライラしたりします、よね?


そのようなことが起こっちゃうと言うワケ。
(意識できてる/できてないに関わらず)


日常生活上に置き換えると
カラダは動いてない状態で、人間社会なことばかりを考えてる状態


人間社会的な部分だけで「何かをやろう」と考えてる状態とは、
どういう状態か?と言うと、


著しく人間脳だけが活発に動いている状態、になるワケです
脳的には。


もうすこし言いますと
あなたがサバンナにいるとします。そこで、餌を取らないと生き延びられない。それなのに、じっと動かず、餌を取る方法だけを考えている状態。


動物として動いてない状態→餌がとれない状態→生存可能性が低下する→生存が脅かされる→不安・緊張が高まる→不安・緊張が高まることで脳が高速回転し出す(どうすればよいかを求めて)


これはしばらく動かない状態になると、脳としては「この動いてない状態でエサをとるためには、どうすればいいか?」とエサを確保するための思考が自動的にグルグル周りだします。


そうすると、動物脳と人間脳がの動きがバランス悪くなり、
不調をきたすようになっていく、と言うワケです。


これはいくら貯金があろうが、脳にはまったく関係ありません。
なぜなら基本的なシステム自体は何千万年前から変わってないから。


そこは、まあ、しようがない部分もあります、
何千年も前からの
動物としての習性あっての
人間社会なもの。


人間脳で後発的に造られた
お金の仕組みなどは
何万年の「生物の脳と進化の仕組み」からしたら、
数千年の「お金の歴史」なんてのは、
つい最近のこと、のレベルだからです。


アタマ、表面(人間脳)でどんなに理解しようとも
カラダ、深層では、受け入れることはできない、のです。


このようにネガティブ思考とは、動物脳と人間脳の
動きのバランスが悪かったり、起動順序に沿わなかったりし
自分のパフォーマンスが十分発揮されず発生する
脳の不健康状態の表れ、サイン。


ネガティブ思考とはこのような状態に陥っていると言えます。


以上が、
脳のネガティブ思考/ポジティブ
健康/不健康状態の仕組み。


まずここまでのところ、いかがでしょうか?
わかりにくかったら、すいません


ちなみに
なぜ脳をパソコンにたとえてるのか?


それは
そもそもパソコンの仕組み自体が
脳をモデルにして発想されているからです。
そりゃ同じようになりますよね!という話、です。

引用:メチャクチャ長い記事


ここから最初の話に戻ると、ネガティブな状態「他者から何か言われた際」「苦手な人に接するに際」というのは、

動物脳がまったくフリーズ、動けてない状態で、
思考(人間脳)ばかりが、ぐるぐる動いてしまっている、

そんな状態に陥っていると言えそうだな、と。


そこで、そのような状態に陥ったら「動物脳を使う=運動する」意識で、「口角筋を使う」「口角を上げる」をしたら良いのではないか?と思ったのです。


先の【具体的な方法】のところからすると

1、「わたしはただ私の口角筋を上げる運動をする」という意識で、とにかく無言で口角を上げ、心の中で3秒数える(相手や他者に焦点を当てず、ただ自分の口角をあげる、だけに集中する。ただ自分が口角筋を使って口角を上げる、だけに集中する。そして3秒数える、だけ)

の部分。


たしかに【口角筋を上げること】は、さほどの運動ではないかもしれません。が、多少かもですが、意識やイメージで脳の働きを活発化させることはできます。「今、自分は口角筋をあげる運動をしている」と、集中することで、動物脳=運動脳を使っているというイメージをより強くすることで、人間脳=思考脳で考えすぎた状態を、一時的に遮断する、散らす、弱める、ことは可能だろうと、


ためしにネガティブになりそうになった際
「人間脳の思考だけがぐるぐる回ることを止める」という意識を強くして
「動物脳を使う=運動する、口角筋を使ってキープする」イメージで意識を強くし、口角を上げていってたら、かなり、いい感触を得られました。


・・・


そこで、次に、どれくらいにするか秒数のことを考えてみました。
「3秒キープしてもどる」の部分、です。


これは「ずーっと口角筋あげていたら、疲れるから」ということと、「いきなり自分がずーっと微笑みだしたら不気味だろう」という点がメインです(笑)。そこで、どうしようかと思ったところで昔のアンガーマネジメント(怒りを鎮める方法)を試した時のことを思い出しました。


アンガーマネジメントの手法の1つで「怒りの感情は6秒間しかもたない。だから怒りを感じたら、心の中で6秒数えたら良い」と言う方法がありまして。これは、恐怖や不安を含めた、1つの感情をキープできる時間の目安が6秒程度だから、ということからきています(感情はずーっと続いているんではない、思い出しを繰り返しているという説ですね)


そこで最初「口角を上げて、心で6秒カウント」をやってみてたのですが、ちょっと長すぎかなと感じ、だいたい3秒くらい口角を上げてキープ、そして戻る、が自分的には一番、自然っぽく感じました。そこから自分としては3秒としてますが、これはそれぞれの方で色々と試してもいいかもですね。


あ、ただし、このアンガーマネジメント方法、試してみようと思われる方がもしいらっしゃったら、私の過去の失敗談から一つ、注意点です。


このアンガーマネジメント法を知った当初、「怒りの感情を覚えたら心の中で6秒間カウントする」とだけ書かれてあったので、その通りに素直に実行してみたのですが、重大な問題点がありました。


それは「6秒間の間、怒りの表情のままになってしまう」ことです(笑&苦笑)。なんと、私が試した時、6秒間の間、血管が浮き上がりそうな表情のままフリーズした状態、になってしまった、んです(苦笑&笑^^)


変に気まじめな私は、きちんと6秒数えなきゃとなっており、余計に力が入って、顔の表情が硬直したままでした(1つのことしかできない、猪突猛進タイプ。ちゃんと数えようとして緊張が入っていたのですね)


結果的に、相手からすると(実際は、緊張・硬直かもですが)6秒間は怒りの表情を見せ続けるということになってました。相手が心底気の毒に思えました。「これは、このままだと使えないな、、、」と心の底から思いました。


このような失敗から「ひとまず、このアンガーマネジメント法は、いったん保留にしておこう」とそのままになっていました。


そんな失敗もあって、単独では使えなかったアンガーマネジメント法の経験でしたが、ここで見事に「口角を上げる(口角筋を使う=運動をする=イメージで動物脳をアクティブにする)」アイデアと結びついてくれて、今回いい方法が生まれてくれました。無駄にならずにすみましたし、よかったし、面白かったです(笑)


スティーブ・ジョブズの「Connecting The Dots(点と点がつながる)」お話というか、こんなふうに、あとから、いろんな経験がつながりあう様、人生って本当に楽しいですね^^ (なんのこっちゃ。笑)


・・・


ということで
「口角3秒上げ法」は、いったんここまで。


で、まとめ、と、感想。


今回、気持ちの切替え法、やり過ごし法として「口角3秒上げ法」を紹介させていただきました。もちろん、この方法も、繰り返し、習得していくことで、より自分にフィットして、どんどんより良くなると思っております。自分にとってより使い勝手がよいアイデアもわいてくると思います。


ただ同時に、現時点まだ、必ず万人に100%効き目がある方法とまでは思えてません。それは、もしかしたら、どんな方法も同じ、かも知れません。自分にとって最もよい、フィットする気持ちの切替え法、を見つけていく必要がある、のかも知れません


ですから、僕としては、直接的な方法を紹介してる感覚とともに、こういう方法をもとに、自分なりな切替え方法を見つけた、育てたりするヒント、参考になればと思い書いてみてたりもしてます。


長い人生、多少、時間がかかっても、自分により適した気持ちの切替え法、を見つけ、一度しっかり自分の型を習得してしまえば、あとは、それが武器や道具となってくれて、「何かあったら、あれをやればいいか!」と思えたりする、、、


そのようになれれば、今後の人生をかろやかに楽しく歩んでいける、大きな支えになると思います^^


・・・

ということで
本日は以上です。


長文になっちゃって失礼しました
お読みいただいた方、ありがとうございます^^


みなさまも
ひきつづき
楽しんDay^^


それでわ、わでれそ〜





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