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2022推しクッキー人気投票を振り返る

あけましておめでとうございます。本年もよろしくお願いします。

さてクッキーラン、年末に「2022あなたの推しクッキーは?」というイベントを開催していました。推しクッキーに票を投じると名指しでコメントが届くという神イベントでした。

今回はこちらを振り返ってみたいと思います。

波乱の人気投票

今回の人気投票は5ラウンド制を採用。全162クッキーの中から推しクッキーへの投票が行われ、上位のクッキーが次のラウンドに進出するというルールです。

やる気満々のブラックベリー味クッキーさん

そして最終ラウンドで見事1位に輝いたクッキーには賞品(?)としてバレンタインスキンが製作されるというものです。

特にいつもと変わらないほうれん草味クッキーさん

自分の推しを晴れ舞台に立たせたい思いは皆同じ。特製スキンも用意されるとあっては尚更です。

始まる前から熾烈な戦いは予想されていました。はたして1位を取るのは誰なのか……

第一ラウンド結果

さて人気クッキーといえば、もはや主人公の勇敢なクッキーより目立っている感すらあるタイムキーパークッキー。

その圧倒的な存在感、ファンアートの多さ、一人だけ桁の違う公式動画の再生数……誰もが上位に来ると予想したでしょう。

しかしキパ様は予想を遥かに超えていました。

第1ラウンドは案の定の1位。さらにはわずか開始1日で、2位に対して投票数4倍差。ダブルスコアならぬクアドラプルスコアです。最終日には5倍近くになっていたと記憶しています。

他を寄せ付けない横綱相撲。オブレの顔というべき貫禄を見せつけました。

そして2位。まさかのスネークフルーツ味クッキー。2022年6月に初登場、ヴィランクッキーに分類されるクッキーです。

当初はロンガンドラゴン龍クッキーの配下として登場するものの、反旗を翻す。その特徴的な見た目も相まって、端的に奸臣(かんしん)としか言い様がないクッキーです。

謀略をめぐらし打倒ロンガンの策を着々と講じる。勇敢なクッキー一行を騙して強大な力を得ることに成功したものの、ロンガンドラゴン龍クッキーの圧倒的な実力の前には手も足も出ず、全く良い所なく敗北してしまいます。

ストーリー上、スネークフルーツ味クッキーが勝つと話が破綻するので仕方がないのですが……

策自体は完全にはまったもの……
相手があまりにも悪すぎた

それでもスネークフルーツ味クッキーには反旗を翻す理由がありました。かつて龍になれなかったコンプレックス。他のクッキーからの心無い罵倒……自身の高いプライドが現状を良しとしなかったのです。

こんな扱いをされれば怒る

そしてロンガンに負けたとはいえ、そもそも挑戦しなければ負けることすらできない訳です。作中最強格のロンガンに果敢に挑んだその姿勢。応援したくなる気持ちもわかります。

ただその宿敵ロンガンは今回の人気投票に参加していないというのが惜しまれるポイントです。

この相手にされていない感

やはりリベンジは本編に持ち越しということでしょう。

そして最終ラウンドへ

サプライズはあったもののタイムキーパークッキーの快進撃は続きます。

ライチドラゴン龍クッキーといったライバル達をことごとく退けて1位をキープ。2位のスネークフルーツ味クッキーもキパ様には届かない。

そして運営様も気がついたのでしょう。「タイムキーパークッキーが強すぎて、このままだと人気投票イベントとして成り立たない……」ということに。突然アナウンスがなされ、1位だけではなく2位のクッキーにも特製スキンが製作されることになりました。

運営すら動かすキパ様

自分達の作ったキャラクターに動かされる気持ちというのは私では計りかねますが、むしろ本望という気もします。

しかしそのタイムキーパークッキーの前に最終ラウンドで立ちはだかるクッキーが現れます。藤袴味クッキーです。

藤袴味クッキー(左)

藤袴味クッキーは2022年10月(プレイ可は11月)に登場したクッキー。

見た目通りのクールビューティ系クッキー……ではなく、時には親友にさえも辛辣な言葉を投げつける一方、夜な夜な自分の言動を後悔するという繊細さを持つ複雑なクッキーです。

第1ラウンドでは3位だった藤袴味クッキー。1位〜2位は最終ラウンドまでほぼ固定で、3位を維持できるかが焦点でした。しかし……

運命の最終ラウンド。これまで首位を独走し続けたタイムキーパークッキーに逆転するという大番狂せを演じます。

そして最後まで一位を守りました。

なぜ藤袴味クッキーは1位を取れたか

話は第4ラウンドに遡ります。

怪盗味クッキーやチェスチョコクッキーといった古豪が倒れたこのラウンド。紫草味クッキーも惜しくも敗北した一人でした。

紫草味クッキーは藤袴味クッキーが唯一心を許す親友。例え藤袴味から冷たくされても、笑って許す心優しいクッキー。

言ったそばから全て後悔していそうな表情(良い)
でも気にしない

しかしその紫草味クッキーは最終ラウンドまで残れませんでした。

ならばせめて、せめて相方の藤袴味クッキーには勝たせてあげたい……

こう考えた紫草味クッキー推しの票が、最終ラウンドで藤袴味クッキーに投じられたのではないでしょうか。

一人では届かなくても二人の力を合わせれば届く。「永遠の仲良しペア」の友情を人気投票で再現したという訳です。ファンの手で。

無敵のタイムキーパークッキーでさえも、友情の力には勝てなかった。そう考えると実にクッキーランらしい結末ではないでしょうか。

最後にキパ様から一言

おまけ: 最終ラウンド投票結果

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