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【UchuBiz連載第3回】「焼き鳥の串」がイノベーションを生み出す–ロケット開発から生まれた糸川英夫の「成功するチーム作り」

 米国でも日本でも、宇宙研究やロケット開発は、新技術だけでなく、役立つ知恵の宝庫だ。今でもそうだが、宇宙プロジェクトでは、科学者やエンジニアなど、多くの異なる領域の専門家が活躍している。そのため、それぞれの専門家を束ねる役割が必要になる。ロケット開発の父として知られる糸川英夫さんは、その役割を「焼き鳥の串」と表現した。串そのものは食べられないが、ネギやタン、ハツという、異なる部位のバラバラな食材を食べやすくするため、1本の串に刺すからだ。

Creative Organized Technology をグローバルなものに育てていきたいと思っています。