G1クライマックス34優勝決定トーナメントファーストステージ


竹ちゃんの長くて短い夏が終わりました。

「決勝トーナメント初戦敗退」って完全に予想した通りなんだけど、公式戦からずーっと追ってきて見てるとやっぱり悔しいね。


竹ちゃん、泣いてるよ。

「俺がストロングスタイルのメシア」とかいろいろ大きいこと言ってたけど、まあやっぱり優勝したかっただろうし、悔しかっただろう。

あれだよ、「FIRST SLAM DUNK」で超高校級の選手と言われた山王工業の沢北が「俺に必要な経験をください」と神社でお願いして、そのあと湘北に負けてしまうやつ。

竹ちゃん、「負けて悔しい」って感情、DDTであまりなかったでしょ?

よかったね。

ここで悔しい思いができて。

君は、うまくできないことを、好き勝手なことを表に出せるようになったとき、素晴らしいレスラーになってると思うよ。

最後、膝がもうボロボロになってる中で身体を張って「強さ」を見せにいった姿に感動しました。

7~8年前、アントーニオ本多やトランザムヒロシと組んでたユニット「ハッピーモーテル」の頃はあまり人気なくて、ビアガーデンプロレスでも唯一空席があったりしたあの時代を思えば、海外で評価され、新日本で評価され、ずいぶん遠くまで来たよ。

君はすごい選手になった。

だから、もう負けて泣くのはこれで最後にしよう。


34回目のG1も残すところあと2日。

鷹木信悟×ザック・セイバー・ジュニアと、辻陽太×デビット・フィンレー。

もう今の時点で誰が勝っても初優勝。

最後まで見届けたい。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?