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ウクライナ侵略とアニメ「アルドノア」

週末はウクライナ情勢のニュースやキエフライブ映像を追いかけていたらほぼ終わってしまった。

ウクライナ情勢を見ていたら、アルドノアのワンシーンを思い出した。アルドノアとは2014年のロボットアニメ。地球vs火星の戦争のアニメ。火星人は圧倒的な技術力を活かしてゴリ押しをしかけるのに対し、地球人は知力、戦略で戦いに臨むもの

主な登場人物は以下のとおり

・イナホ
       地球人、軍人
・スレイン
       火星人、軍人
・セラム
       火星人、平和主義の火星の王女

基本的にこのアニメはイナホとスレインの二項対立で進むストーリーであり、2人ともに親交があるのが火星の王女セラム。セラムが2人と戦争について話すシーンを今回思い出した。

イ「セラムさん。どうすれば戦争が終わるか知っていますか?」 
ア「それは平和を願い、憎むことをやめれば」 
イ「いいえ。戦争は国家間の交渉の手段でしかない。憎まなくても戦争は起こる。 どうしても手にいれたい領土、資源、利権、思想や宗教やプライド  それらの目的をめぐって戦争は起こる。だからその目的が果たされれば、戦争は終わる。 または、利益に見合わない数の人が死ねば戦争は終わる。怒りも憎しみも戦争を有利に運ぶための手段でしかない。 僕はそんな感情に興味はありません」 

ス「なぜ戦争が起こるか知っていますか?」 
ア「それは…国家間の交渉の一手段として」 
ス「いいえ。戦争が起こるのは、戦う相手がいるからなんです。戦争を完全になくすには、侵略して一つになるか、相手を亡ぼして一方が残るしかないんです」 

もう戦争は始まってしまったけれど、今回のウクライナ情勢ではどうなるんでしょうね。

アルドノアは主人公側のロボットが超パワーアップして無双するわけではないから、好きな部類のアニメです。あと地球人サイドのロボットも無骨でかっこいい。でもそんなに人気にならなかったアニメでとても残念。

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