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【リニューアル】月不見の池 早川 far side of the Moon 発売のご案内


こんにちは。猪又酒造です。

今年も残すところあと2ヶ月ほどになりました。

世間では新酒も発売されているようですが、私たちの新酒はもう少し先になります。

秋口まで寝かせた晩秋を彩るお酒のご案内です。

昨年まで発売しておりました「月不見の池 far side of the Moon」をリニューアルし、早川シリーズとして再スタートしました!

いままでこだわって続けてきた酒米をたくさん磨いてお酒を作る技術(月の表側)に対してお米をあまり磨かないでお酒造りをする(月の裏側:far side of the Moon)シリーズです。

早川 far side of the Moon のコンセプト

◆全量地元早川谷産の酒米、中硬水のみを使用
土地や風土(糸魚川市早川地区)は究極のオンリーワンだと思っています。また、その土地の水と空気で育てられたお米も同様です。半世紀にわたって拘り続けてきた「酒米のみ」を全量使用したその土地の味(酒)をこれからも守り続けていきます。仕込み水は名勝:月不見の池と水系を同じくする早川谷の中硬水のみを使用します。

◆毎年使用する酒米が変わります
現在栽培・使用している酒米は3種類「たかね錦」「五百万石」「越淡麗」です。同じ仕込み配合、条件の下にそれぞれの酒米100%仕込みで毎年種類を変えて醸します。

◆味わい、個性を引き出す低精白仕込み
今日までの高精白仕込みは限りなく要素を減らす手段とも言えます。これだけ様々な酒米があるのに勿体ないと思いました。酒米ごとの味わいを引き出す為にあまり磨かない低精白で仕込み、様々な要素を引き出し、現代の技術を駆使して滑らかさや綺麗さも同時に表現します。これが早川産の味、個性であるといえるものを醸します。

◆特定名称を表示しません
今日までの製法、付加価値の付け方にとらわれない新しい価値観を創造していきたいと考えております。

◆全量瓶囲いで貯蔵
新酒をタンクに貯蔵せず、瓶詰め・瓶火入れをした後、定温(15℃程度)で酒質を落ち着かせてから出荷します。※来年より無濾過瓶囲いにする予定です。

◆「こういう酒が良い」を表現
トレンドを追い続ける酒造りではなく、私たちが思う「旨い」、「良い」、「安心」のお酒を表現します。鑑評会やコンクールの賞を取るお酒では無く、かけがえのない一杯になりたいと思っています。


月不見の池 早川 far side of the Moon

●内容量 1800ml/720ml
●小売価格 3,300円/1,750円/(税抜)
●原材料 五百万石100%(糸魚川市早川谷産)
●精米歩合 75%
●酵母 新潟TR8
●アルコール分 16.5度
●日本酒度 +0.5
●酸度 1.8
●アミノ酸度 1.0

甘さを感じるバナナやバニラの様な香り、まろやかな甘旨味とややミルクのニュアンス、若干の苦みが味わいを引き締めるキレのあるお酒です。やや温めても味わいが開いて美味しくお楽しみいただけます。


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