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バンド(10/12の日記)

小石が辞める、ドクターダウナーを。
数えたらもう、18年やってるぽい(20年だった)。そこまで、やったヤツが言った辞める、っていう言葉はもう覆せないと思う。
それから毎日色々考えてる。仕事も、スタジオも全然上の空になっちゃう。
ドクターダウナーは元々はオレと星野で始めて、初代ドラムが諸事情で辞め、小石を誘った。
小石は実はかなり昔から知っていてダウナーの前にやっていたバンドで対バンしたりしている。
小石が当時やっていたバンドはフロントマンがめちゃくちゃやり手で、普通にFADをソールドアウトとかにしていたような気がする。
オレはそのバンドとの関わりは全然なかった。
それ以降は小石と関わりも全然なくてそのバンドも無くなったみたい。
その後、星野を誘いドクターダウナーを始めて、最初のドラムは椎名ナーシー。
そこから色々あり、ナーシーは辞め小石が入った。
実はナーシー辞める前に小石とフーファイターズのコピバンやっていたので、ドラムが良いと言う事は分かっていた。
ちょうどナーシー辞める頃、小石がいたバンドが、解散するとの事でこれはナイスタイミング!という事で、ダウナー入ってもらった。
その小石がいた解散したバンドのギターは、その少し後ぐらいにギターが辞めたブービートラップというバンドに入った。
ブービーとオレらにはそういう歴史がある。兄弟バンドと言ってもいいだろうと思う。
そんな我々ドクターダウナーから、小石が辞める。
創設メンバーはオレと星野とナーシーではあるけど、オレらのほぼ全てを過ごしたのは小石だから、けいちゃん辞めたとき、星野か小石辞めたら解散だな。と思った。
もういまさら辞める必要もないし。
でも、そんな事は、なかった。
小石辞めるならこのバンド続ける意味ない、っていう事もないんだけど、別のドラム探してまで続けるのもなんか違うような気もしている。
音楽的に小石のドラムはドクターダウナーというバンドを担う一端だった。
まあでも、20年間、ギター以外は同じメンバーで出来た、ってことだけでオレたちは成功したと思う。
横須賀で無敵だった時もあったし、メジャーでもやって色んなフェス出れたし、音源もたくさん出させてもらった。
やりたい事は全部やった。
もう、ここら辺で潮時かな。楽しかった。
まあ、どうなるかは、分からん。色々考え中。なるべく続けたいけど、うーん、って感じ。

というのが、小石辞める問題勃発のときの感想だった。
うーん、と思ったけどまだこのバンドで遊びたいし一応続ける方向では動いている。しかしまだどうなるのか分からん、というのが正直なところ。

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