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オレとナンバーガール

ナンバーガールがまた、解散する。
札幌で解散したナンバーガールが、今回は横浜で解散する。
ナンバーガールが90年代の終わりから2000年代の初頭にかけ活動していた当時、すげえバンドいるな〜とTVKのライブ映像見て驚いていた。
その時、オレはバンドを始めライブハウス出まくっていたというのもあり
ナンバーガールの音源はシングル以外は全部買っていたが、ライブには結局行かず、そのままナンバーガールは解散してしまった。
その後、オレは脈々と地味にバンド活動を続けていくうちに元ナンバーガールと対バンすることも何回かありイナザワさんと向井さん以外は対バンしてしまえた。
中憲さんは非常にフレンドリーな人なので話してるとナンバーガールの人だって事を忘れちゃうぐらいフランクなのでナンバーガールの凄さを忘れかけていた。
九州ツアーの帰りに神奈川県入ったあとのどっかのサービスエリアのトイレでお!猪股!っていきなり呼びかけられ、見たら中憲さんだったみたいなこともあった。
そして中憲さんともあんまり会わなくなったぐらいにナンバーガールが再結成した。
当時見れなかったナンバーガールのライブを2019年に観れるのか!と思いオレは再結成1発目のロフトのチケットをチケットぴあのサイトから申し込んだ。
抽選だったのでまあ無理だろうな〜と思っていたけどなんか当たってしまい、幸運にも復活1発目のライブを観れた。
演奏どうこうではなくて、ただ、通じ合わないで〜って向井さんが歌ってる時にめっちゃ泣いてしまったのを覚えている。
2000年になるかならないかぐらいの時、オレはセーフティセカンドというバンドをやっていた。
その時オレは周りのバンドは大体嫌いだった。つるみやがって、、、一人じゃなんも出来ねえくせによ、、、なんでそれで笑えるんだよ、、、
みたいな事を思っていてどこかにカテゴライズされる事を意図的に避けていた、し、カテゴライズできないバンドではあった。
その時の不毛な気持ちを思い出してしまった。
仲良いバンドがいないわけでなかったけど、仲良くなるバンドも同じようなスタンスのバンドであった。
そんなバンドをナンバーガールが現役でごりごりやっていた時期にオレはやっていた、三茶のヘブンズドアとかで。
それでも奴ら笑い合う、っていうところはひょっとしてオレとおんなじ気持ちだったのかなーと思ってる。
結局、ナンバーガールがやっていた時はオレは自分のバンドが生活の一部だったのでライブは観てない。
けど、そこまでオレの人生に影響を与えたナンバーガールが、また解散する。
悲しいけど、ありがとう、っていう気持ちの方が強い。
もうドクターダウナー辞めようか、みたいになっちゃった時、ナンバーガール復活して、やるしかね〜!って思った、から今まだドクターダウナーがある。
ナンバーガールの再解散に関しては、ありがとう以外ない。

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