見出し画像

SquierのSuper-Sonicを買った

去年、突如スクワイアからスーパーソニックの再発がアナウンスされ、文字通り瞬間的に売れた事件があった。
去年の経緯はこちら↓

https://note.com/inoma_t/n/n38cd4ec41510

それから一年。また今年も再発されるという情報をオレは結構早めに入手した。
今回ばかりはしくじる訳にはいかない。
と気合を入れていたが、結構簡単に買えた。
オレの元職場である、イシバシ楽器横浜店の元同僚の人から、イノマタさん、スーパーソニック入荷したよ!という連絡がありソッコーオレは店に向かった。

まさに感動の邂逅である。
50000円出して数百円お釣りが来るぐらいの値段です。
このギターは見た目が全てなので試奏とかは音出るか確認しただけで他は何もしないで即買いだった。
ESPのハイブリッドに並ぶぐらいずっと探していたギターだったのだが、中古価格は上がりまくり十何万とかになっていて、いやーそんな大金出して買うようなギターではない、と思い買おうと思えば買えるけどその値段はおかしい!の代表格だった。
ハイブリッドに関しては本当に中古に出なかった。
そして去年の発売が瞬殺で、もう無理か、と思っていたら一年越しにチャンスが回ってきた。しかも色も今回の方がかっこいい。

しかし、音はマジで使えない。それは分かっていた。
とりあえずピックアップは変えないと使い物にならないので、まずはピックアップ交換。



元の謎ピックアップからリアはセイモアダンカンのSH-4(JB)、フロントはケントアームストロングのハムサイズのP-90タイプに交換。
この黄色いSH-4通称JBは分かる人は分かると思いますがハイスタの横山健のナビゲーターの黒いレスポールカスタムタイプに乗ってたやつと同じやつ。
20年以上前、高校生でメロコアキッズだったオレは横山健のギターのピックアップ、セイモアダンカンのSH-4ってやつ、という知識を得てこれがあればハイスタの音が出せる!と思い楽器屋に行った。
そうしたらなんと!黄色いSH-4がめっちゃ売っていた。多分オレと同じようなキッズが100万人ぐらいいたのだろう。売れる商品は大量に仕入れ陳列をする。
その時に手に入れたのが、この黄色いSH-4です。
これはその後、10数年間オレのフレッシャーのストラトにマウントされギターが破壊されるまで活躍した。
フロントのケントアームストロングは少し前までESPのハイブリッドのリアに付けてた。

ハムバッカーだとなんか真ん中が出過ぎてしまうのでゆうちょの音とのバランスを取ってこれに変えた。
まあでも変えてもそんなに分からなかったので、もう4人でもないしハイブリッドはハムバッカーに戻した。
ギブソンのバーストバッカー2

そして、余ったケントアームストロングをスーパーソニックに付けたわけです。
まあ、ピックアップ変えるだけだし秒で終わるっしょ、って思って休みの日に職場行ってやったんだけど、ピックガードの加工がカバードのハムバッカーを取り付けることを想定してない形状でカバードのケントアームストロングのヤツをつけるためにはピックガードのピックアップのところを広げないとダメだった。
マジかよ過ぎたけど、やるしかないのでなるべくきれいにやるため、サンドペーパーでひたすらゴシゴシした。
10分ぐらいで終わるはずだったのにめっちゃ時間かかった。
スーパーソニックのピックアップ換えようとしている人は気をつけてください。
ピックアップ交換はとりあえずできた。
次はサドル交換。
元々のサドルはプレスタイプのヴィンテージスタイルのサドルが付いてる。

オレはこのサドルだと弾いてる時に手が切れてしまうので苦手だから、これは絶対替えると思っていた。
なのでフェンダーのアメスタに付いてるブロックタイプのサドルに替えた。

ゴトーのやつ。10.5ミリのヤツがピッタリハマった。
っていうか、これだけでも結構音変わった。締まりのある音みたいな感じに少しはなりました。3000円ぐらい。意外と高い。


まあ、これがオレのメインになることはないと思いますが長年の願望が叶いました。
とかいいつつドクターダウナーまた始まったらしれっとメインになってるかもしれないけど。
しかし今のところ、かっこよさではコイツが優勝かな


と、順調に進みましたが音出した時にピックアップのミックスポジションがフェイズアウトしていた。
ホント一筋縄ではいかないね〜。
とりあえずなんかフロントピックアップの線を繋ぎ替えて解決。
本当に解決なのかは分からないけどサウンド的には解決したので解決。

やっぱスーパーソニックはフェンダーじゃなくてスクワイアだよな。
完璧じゃないどころか全然ダメだけど、それでもかっこいいから何とかしたいと思わせてくれるところが最高です。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?