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Twitterをクラスメイトに見られて「どんな気持ち」なのか。

今も私が使っているTwitter、というかXアカウントは中学生の頃から持っているアカウントだが、当時のクラスメイトには何も言わずに作った趣味のことを呟くアカウントである。その今でも使っているアカウントは高校生の頃のクラスメイトにバレたことがある。普段なかなか絡まない人にもバレたらしい。

どのような感じでバレていることを知ったのか。流れを簡単に説明すると、私が呟いた内容をクラスメイトが私に言ったのである。例えば私が「Mrs. GREEN APPLEのイベントに行った!」とTwitterに投稿すると、学校に行った時に「Mrs. GREEN APPLEのイベント行ったんやろ?」と聞かれる。無論クラスメイトに対話や、例えばLINEなどのTwitter以外の連絡手段を用いて話した訳でもない。私に「Twitter見てるよ~」というわけでもなく、ただ遠回しに見ていることを伝えるために、私が投稿した内容を私に言ったのだろう。


なぜ、「見られたくない」と思ってしまうのか。

「見られたくない」と思う人もいるだろう。私も昔はそちら側の人間だった。
なぜこのようなことが起こるのか。
それは人それぞれなのでもしかしたら違うかもしれないが、私はこう考える。

「嫌がらせを受けたくないから」

自分もそうだったので、ここで自分の体験を綴ってみる。

それは2020年4月、新型コロナウイルスの脅威が日本中を覆い尽くし、政府は緊急事態宣言を発令した時のこと。街には人影が消え、日常が一変する中、私は孤独感に押しつぶされそうになっていた。

そんなある日、何気なくスマートフォンを開いたとき、LINEアプリの片隅に「オープンチャット」という機能が目に留まった。好奇心に駆られ、おそるおそる「参加」ボタンを押す。

「新規さんよろしく~!」

私の挨拶に、すぐに温かな返事が返ってきた。画面の向こうには、同じ趣味を持つ仲間たちがいた。彼らは私を歓迎し、すぐに会話の輪に加えてくれた。日々が過ぎるにつれ、このバーチャルな空間が私にとってかけがえのない居場所となっていった。外の世界が混沌としている中で、ここは私たちの趣味を語り合える安らぎの場所だった。緊急事態宣言は私たちの生活を制限したが、皮肉にも、それは新しいつながりを生み出すきっかけとなった。

画面越しではあるが、私は確かに人とつながり、孤独を乗り越えていった。この小さな一歩が、後に大きな変化をもたらすことになるとは、その時の私には想像もつかなかった。オープンチャットは、閉ざされた日常の中で、新しい世界への窓となった。緊急事態宣言下の不安な日々の中で、私は思いがけない形で人々とのつながりを見出したのだ。

しかし、オープンチャットは私には合わなかったのである。Twitterやinstagramにある特定のユーザーをブロックする機能がなかった。「この人とは話が合わなそう」というような人がいても、その人と私を遮断する壁を置くことはできない。この結果ストレスにつながってしまう。

だから私はTwitterに移ってきた。もし私が嫌いならブロックすればいいだけだし、私も嫌いな人がいればブロックすればいい。そうすれば心が軽くなると思ったのだ。結果多くの人とつながることができたからいいと思っている。

話を戻そう。ただ、そうやって普段通りSNSでの生活をしていても、いつか見つかるときは来る。

普通に、「Twitter見てるよ~」と言われたり、遠回しに見ていることを伝えるために、投稿した内容を言ってきたり、やっていることを陰口で言われてたり。そんな風に言われるのだろう。自分は遠回しに言われた。

そう言われると、やっぱり抵抗は感じてしまった。自分の趣味を誰かに見られたりすると、見た人からすれば「キモい」とか言われたり、嫌がらせを受けたりされるかもしれない。そう思うことがあり、アカウントを一新してしまうかも考えたこともある。


それでも、SNSをやる理由

そんなことに見舞われても、私は今なおSNSを続けている。
周りになんと言われても、この場所をここまで消さずに守り続けてきたのには、もちろん理由がある。

それは、

「同じ趣味の人とつながりたいから」
「自分を認めてくれる人とつながりたいから」


学校で、自分と同じ趣味を持っている人がいなかった。それで一人で過ごす時間が多くなってしまったということがあった。そういうことがあったのだろう。自分もそういう感じだった。

一人でいる時間が長くなると、自分の考えや気持ちを頭の中にため込みやすくなり、それが不安や孤独感を引き起こすことがある。このような心理的なストレスをケアするために、独り言をつぶやく人もいるが、それは一時的な解消法に過ぎない。

だから友達を作るために、SNSを始めて友達を作る旅に出た。

もちろん、クラスメイトに陰口を吐かれる時もあった。消すか迷ったときもあった。けど私はこの場所を今日まで消さずに守り続けてきた。消したら相手の思うがままであるし、それで一人で過ごす時間が多くなってしまえば再三再四だと思うからだ。

そうすると、陰口の問題もどうでも良くなってきたのである。


陰口問題

私は別にバレて何も思わない。見られてるから抵抗する気は起きる時はあるが、そんなのは本当にストレスが溜まる時くらいだ。私が一つなにか呟くだけで翌日はその呟いたトピックがクラス中の話題に上がる。まあ、「勝手にしてくれ」という話だ。

クラスメイトにバレてはいけない理由などない。なぜならクラスメイトに向けた悪口を、一言も教えていなくそのクラスメイトの目が向けられていないTwitterアカウントでひたすら呟いているわけでもない。

本当に興味があったら見るし、見なかったら見ない。そのうち飽きると思うし見ない。ブロックしてもアカウントを新しく作って追いかけてくるだけである。だから私は放っている。そんなに気になるなら見ればいい。

そう思って陰口を吐かれても、遠回し見てるよ宣言をされても私は放っていた。そうすると次第に減っていったのである。むしろ話し相手が増えていった。

結局、他人の反応を楽しみたかっただけなんだと思うし、私が無反応だったから見放したのだろう。それでもついてきてくれる人がいるのなら、私はこれからもリアルであれその人と関わっていきたいと思っている。


おわりに

スヌーピーの名言に、こういうものがある。
今回の記事で、2つ紹介したいと思う。

Life is better with a friend.

「友達がいれば、人生はもっと楽しくなる」

Snoopy

学校に友達がいないわけではない。友達はいる。
でも、同じ趣味の人とは少ないから始めたSNS。人生で一度はやっておいた方がいいかな。と、新しい経験を積むのも悪いことではないと思い、ネットの世界に飛び込めば、仲間と出会えて幸せだった。

それでも、私は自分を大切にしてくれる人を大切にしたい。

I don’t have time to worry about who doesn’t like me.I’m too busy loving the people who love me.

僕のことを好きじゃない誰かのことでくよくよする時間はないんだ。僕は、僕を大好きでいてくれる人を大好きでいるのに忙しすぎるから。

Snoopy

クラスメイトに陰口を吐かれる時もあった。消すか迷ったときもあった。けど私はこの場所を今日まで消さずに守り続けてきた。「同じ趣味の人とつながりたい」ために。

だから、これからも私はリアルでも、あの場所でも、生き続けようと思う。
大好きな声優さんとつながることもできるし、たくさんの情報を取得することができるから。

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