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読書メモ:国際セクシュアリティ教育ガイダンス○

はじめに

私は40代の主婦で会社員です。小6娘と小2息子を育てる母でもあります。
ここ最近、子供たちの通う学校にも【包括的性教育】の風が吹きはじめました。有志の市民団体が学校と協力し、国際セクシュアリティ教育ガイダンスを元にした講座を始めたのです。

私も一度、親向けの講座に参加しました。助産師の方が、子供にするべき性教育とはどういうものか、大人が知るべき性教育とはどういうものかを掻い摘んで伝えてくれるものでした。

ふむふむなるほど、と聞いていたのですが、なにせプライベートゾーンや不同意うんちゃらなぞ存在しなかった時代に産まれ、さらに元々頭が悪く貞操観念もすっぽ抜けた人生を送ってきた私。正直納得いきませんでした。

自分の考えが古い、間違っているのだと、包括的性教育が新しくただしい考え方なのだと言われても、それが正解だとなぜ言い切れるのか?と。

ただ、そんな啖呵を切るには私の知識がなさすぎる。あの、曇りのない眼で「これは素晴らしい教育!」と活動される方々に太刀打ちできる気はしない。というか単純に私が馬鹿だから理解できてないのかもしれない。
そこで、独学で【包括的性教育】を学ぶことにしました。

独学といっても、上記リンクの資料を読んで考える、それだけのことです。
それだけのことを、noteに綴っていきます。
読み方としては、年齢別にまとめられたものを上から順に読んでいこうと思っています。

https://sexology.life/world/itgse/

先ほども述べたように、私は貞操観念を持ち合わせておりません。また、恋愛の至高はゆきずりにあると考えていますし、性加害者や各種犯罪者含めた他人は皆等しく他人なので、所詮誰とも分かり合えないものだという認識で生きています。

それでも社会が回るのは、折り合いをつけているからです。落としどころを探りもせずに、ただしくないものを排除する社会に持続可能性はありません。

昨今の潔癖を通り越した窮屈な世相は、清濁併せ呑むことを厭うだけの人たちの増殖は、唾棄すべきものです。ああいうのはマイノリティで良い。

ぜんぶ、一介の中年女の現時点でのお気持ちです。
そんな人間が考えを改めるのに上記ガイダンスは有効でしょうか?むしろ排除されるべきでしょうか?

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