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息子先生(個性編)

一枚のスニーカーの写真を見て、何色に見えますか?っていう投稿があって、どう見てもペパーミントにグレーの紐じゃんって、見えたのですが、左脳派と右脳派では、色が違って見えると書かれていた。

え!なら、私は、どっちなんだ。

よく、手を組んで右脳と左脳を調べるみたいなのは、必ず右脳な私なのだ、インプットもアウトプットも右脳だからペパーミントに見える人は、左脳を使って見ていると書かれていてびっくりした。

じっと見てると、ペパーミントのところにピンクのマダラ模様が浮き出てる。でも、ペパーミントにグレーの紐なのは、変わらない事実としてある。

私って、意外とロジカルに左脳を使っているのねということでおさめました。ニヤニヤしながら。(左脳が使える人に憧れているのだ)

数日後、友人にも見てもらおうと、写真を見た時、びっくり‼️

ピンクに白の紐なんです。

どう見てもグレーピンクにしか見えない。

その時、思ったのは、人間って、日々使い分けながら生きてるんだなぁって。(左脳だと浮かれていたけど、残念)

まぁ、傾向として、右脳ばかり使ってる人も左脳ばかり使っている人もいるけど、それも個性なんだよね。ただ、決めつけちゃいけないよねって、脳のことなんて、まだまだ未知の世界なんだし、その日によって、右脳人間になったり、左脳人間になったり笑

なら、右脳人間ってどんな人?

なんて、思ってたら、息子先生(左脳人間)、

「人って、小さい時からずっと変わらない醸し出すものがあるよね。」とタイムリーな話題になった。

「それって、長所にも短所にもなるんだよ。だから、それを自分で知ることでプラスに使えるだよね。」


なになに、その醸し出すものって!

彼が言うには、初めて会った時に感じる空気感で、その人となりを作っているもの。それは、性格とか付き合っているから知り得る情報からくるものではなく、小さい時から一貫してその人が纏っているものらしい。

ほ〜〜〜。

そして、自分のことは自分ではわからないらしく

「俺って、どんな?」

え〜〜私に聞く?

とりあえず、言ってみる。

ミステリアス

魂の古い人

人を寄せつけないオーラを出している人

意味わからんと言われた笑

例えば、自分の父親を一言で言うと『仏感』だそうだ。

確かに、ピッタリだ。

優しくて、温和で、誰にでも分け隔てなく、そして誰をも守ってしまう、オープンでなにもかも受け入れるetc

それは、長所だが、時には短所にもなる。

ノーと言わない、必要以上に面倒を見てしまう、人が良すぎてしまう、自分のことより他人を大事にしすぎてしまうetc

なるほどなるほど。

では、兄のことは?

『ぽわんとした独特の空気感』だそうだ。

確かに、そうなのだ笑

どんなに大人になっても、小さい時からの独特な空気感は変わらない。

ぽわんとした、柔らかい、間の抜けた、ホッとする空気感なのだ。

では、弟は?

『誰からも許されてしまう空気感』

そうなのだ。小さいから許されるとかではなく、大人になっても、なぜか、許したくなってしまうキャラなのだ。社会に出ても、普通は許されないことが、なぜか、彼だけ許される。(怒叱られることも多々あるが)マイナスに出ると、ただのバカなのだと思うのは、私だけなのか。
たぶん、彼がバカすぎて、人は彼を許してしまうのかもと思った。

そんな、醸し出すものが、うちの家族は、それぞれプラスに働いているという。私を除いて笑

ちょっと待った⁉️

私を除いてってどう言うことだ。

いったい私は、何を醸し出しているのだ。

『子どものような身勝手さ』だそうだ。

他人に対しては、ある程度の距離と大人の対応をしているから、微妙にプラスに働いているかもしれないけど、家族にとってはマイナスでしかないと言い切ってくれた。

子どものような身勝手さは、時には、見ている人に元気を与えるかもしれないが、そばにいる人にとっては大迷惑らしい。

興味のあることを見つけるとそれしか目に入らない。考える前に体が動く。感情はダダ漏れ。同じ過ちを繰り返す。したいことだけしかしない。

よく、息子先生に「家族にこそ他人のように接してほしい」と言れる。距離感が大事らしい。

「家族だから許されるとかいう距離感は、どうかと思うよ。」と言われるが、私にとっては、その距離感が結構難しい。

立ち入り禁止の札が立っているらしいが、私には見えない。

そして、話は戻るが、自分のことがわからないと言う息子先生、しつこく聞いてくる。私に聞いてくることなど、滅多にないのに珍しいことだ。

面白いので付き合ってみた。

そして、納得いくまで話は終わらないのが常だ。

そう、頑固で、完璧主義で、こだわりが強くて、話が長い…。

と言ってみた。

「それは、付き合ってみないとわからない情報で、性格でだ。放っている空気感の話しではない。」

と言う。

ん〜〜〜。

オダギリジョーとか瑛太みたいな空気感と言ってみたが、納得しない。

そんな、空気感なんだよね。

あまりに私が的を得た答えを出さないので、お怒り気味。

例として、おばあちゃんは?叔父ちゃんは?叔母ちゃんは?って、聞いてみた。

「おばあちゃんは、『のんびりと硬さ』で、若い頃(彼らが小学生の頃)は、硬さのが多く醸し出されていて、歳を重ねるごとにのんびりのが多くなり、亡くなる時は、硬さが全部なくなったでしょ。もともと持ってるものは、硬さとのんびりなんだよ。」

なるほどって思った。確かに硬い人だった。こうあるべきというのが強い人で、カチカチしてた笑
そして、動きと話し方は、のんびりしてた。

あんまり話が長くなってきたので、長男に助けを求めて、ラインを送った。

返ってきた返事が、

「まったり」だった笑

息子先生、気に入らないみたいで(受け入れ難いのか?)再度、もっと詳しく長男に聞いてみた。

「自分の胸に聞けって言ってみて」と言いつつ長男は、優しい。ちゃんと返事が返ってくる。

「そこだけ時間がゆるやか、時空を曲げる系」と書いてくれた笑

ついでに、私のことも聞いてみた。

「猪突猛進」と返ってきた。

息子先生に伝えると、それは、性格だとバッサリ言われた。

まぁ、そろそろ深夜になるので付き合いきれず、
この時間にラインが来たことにびっくりしてる長男が、この時間に起きていることが珍しくないかと言ってきた。

そうなのだよ。

息子先生に捕まって、醸し出すものについての講義中と長男に送ったら、電話のコール。

いやいや、参加するのはやめてほしい。

電話のコールを無視して、寝たふりというか、もう、寝ようよ。

ということで、息子先生は、納得しないまま終了したので、この続きがいつ来るのか、怯えております。

ようするに、自分のことは自分では、わかりにくいということなのだ。

自分の顔は、鏡越しでしか見ることができないように…。

もともと持っているその人をその人とたらしめているもの、醸し出すものが、その人のありのままの姿なんだよ。と思う。

でも、後から後から、いろんなものを纏ってしまって、それは、親が着せたものかもしれないし、学校で纏ったものかもしれないし、恐怖や不安が着せたものかもしれない。

いずれにせよ、そんなもの全部脱ぎ捨ててしまえ‼️と叫びたい。

そうしたら、本当の自分に出会えるのだから。


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