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いのちびとメルマガ(85号)

「いのちの日」
(いのちびと2019.9号より)
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兵庫県の小学校に伺いました。
数年前、ある事件で児童が亡くなりました。
校長室には、笑顔の遺影、児童が使っていた机・いすがお花と共に置かれています。
  
校長先生は、私の学生時代の友人です。
「〇〇さんは、天国からみんなを見守ってくれているよ。みんな、仲良くしようね」と話し続けたそうです。
 
講演前、遺影に手を合わせました。
「大切な人は、みんなの心に中にいてくれるよ。
その人のことを思い、感じたことを『いのちのバトン』として大切にしてください」と子どもたちに話しました。


岐阜県のある中学校では、事故で生徒が亡くなりました。
それ以来、「いのちの日」を定めて「命の講演会」を開催しています。

「いのちの日」を定めている市町村、学校は少なくありません。
その悲しみを語り継ぐことも、いのちのバトンタッチではないでしょうか。

いのちを支え合い、癒し、みんなが幸せになれますようにと祈ります。

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