見出し画像

就職したが「なんか思ってたのと違う気がする」は正しい。

就職に悩んでいませんか?これから就職を控えている学生の方。
就職したけど「なんか違うんだよな」と違和感を抱いている人。
とりあえず会社に入れば、ひと安心と思っている親御さんはぜひ見て下さい。

あと、採用したけど「思ってたよりイマイチな人だったな」と一度でも思ったことがある社長さんや会社の採用担当の人も、ぜひ。

最初に言っておきますが私個人の見解です。偏った考えかもしれません。でも同意してくれれば嬉しいです。

就職はギャンブル(賭博)

ギャンブル(賭博)の定義(Wikipediaより引用)

賭博とは、金銭や品物などを賭けて勝負を争う遊戯のことである。金銭や品物などの財物を賭けて、(偶然性の要素が含まれる)勝負を行い、その勝負の結果によって、負けた方は賭けた財物を失い、勝った方は(なんらかの取り決めに基づいて)財物を得る、と言う仕組みの遊戯(ゲーム)の総称である。

とあります。つまりパチンコや競馬、賭け事ですよね。

では、就職というのは「自らの時間と労力を差し出し、金銭を受け取る仕組み」といえると思います。

つまり、会社に就職するということは、時間と労力を賭けて金銭などの財物を受け取るということ。

なぜ賭け事になるのかというと、良い会社かどうかは入ってみないと分からないし、良い上司に当たるかも分からない。希望の職場に配属されるかなんて分からない。同僚が良い人かどうかも分からない。

全て偶然の要素が含まれますよね。言い換えれば就職って不確定要素が満載なんですよね。

確実に良い会社や良い上司、良い同僚、希望の仕事内容になるなら賭け事にはならないとは思います。確実に勝てるパチンコや競馬、競艇ならギャンブルとは言えない。確実に勝てるなら、、です。

でも負ける時がある、勝つか負けるか分からない(不確定要素がある)からギャンブルなんです。

入ったら良い会社だった、良い上司にも恵まれた、希望の職場で周りの同僚も良い人だったらもう奇跡です。最後まで勤め上げましょう。でも悲しいかな、会社員にはつきものの異動、転勤がいつ起こるかわかりません。倒産もあり得ます。

自らの時間と労力、総じて人生を賭けて会社に就職するのですが、負けると、時間も労力もそして精神まで取られてしまう。めっちゃギャンブルだと私は思うのです。

なんか違うはお互い正しい

就職はギャンブルと言いました。不確定要素が満載だから。一度入った会社が「なんか違う気がする」と思って働いている人はたくさんいるはずです。「くそーこんな会社辞めてやる」、「上司ムカつく!」と思った事も一度はあるはずです。

会社側(管理者)も「あれ?思った以上に使えないなこの人」と思っているかも知れません。

お互い「なんか違うなー」と思っていることってたくさんありそう。

会社側も就職する側もギャンブル要素は可能な限り無くしていくべき

会社側も良い人材を採りたいと思っているのであれば、もっと踏み込んだ&めっちゃ詳しい採用基準(募集要項)を作らないと、これからもお互いの「なんか違う気がする」のミスマッチは起こり続けると思います。

就職する際に、良さそうな会社、給料や処遇面だけを見て安易に選んでしまうと、後々後悔する可能性が高くなるので、徹底的に調べたりして就職活動をしてください。

最後に

ギャンブルをしてはいけないと言う親はたくさんいます。私も子供には言うでしょう。でも就職がギャンブルだという価値観を持っている親はどれくらいいるでしょうか?

就職もギャンブルなのだから、きちんと子供の就職に向き合って一緒になって徹底的に調べてあげるべきだと私は思います。

会社員である人の、「なんか違う」という違和感は正しいんです。一度就職すれば定年まで勤め上げなければならないという、なぞの価値観は捨てましょう。

「なんか違う」と思い続け、我慢して働き続けて精神を病むくらいなら違う会社に行きましょう。親も周りもそう言ってやってください。生きる為に働くのですし、働いて病気になるのってなんか矛盾してません?

40万社以上あると言われている日本の会社ですから、ひとつくらいは自分に合った会社はあるはずです。しかも今は売り手市場です。何度転職してもいいじゃありませんか。良い会社を探し続けることは悪いことじゃありません。

その代わり努力!スキルアップをがんばりましょう。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?