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体調管理の探究(なるる/7)

今回のnoteの内容を端的に言えば、「体調管理」についてである。

仕事をする上で体調管理をするということが、大事というのは言うまでもない。もちろん、それは僕も知っている。

けれど、改めてその重要性を実感する出来事が最近あったので、紹介したい。

僕は都内の美術大学に通いながら、インターンをしている。美術大学でも僕は、社会システムデザインやサービスデザイン、エクスペリエンスデザイン、などのように目には見えないデザインを勉強している。

でも、ぼくは普段から多くの絵を描いている。文章を書いて伝えるのが苦手な僕にとっては、絵を描くということは、最も効率よく物事を伝えられる手段だからだ。いろんな意味や想いを、絵として集約させることができる。一つの意味に縛られない、そんな自由さが僕は好きだから絵を描いている。

ちなみに、僕は絵を描くときはいつも決まってアトリエの外で描いている。普通はアトリエの中でイーゼルを使いながら製作するのだが、そうするのが僕の中では納得できる作品が作れないことが多いと感じるからだ。

ただ、今はもう11月。外はとても寒い。しかも、僕はキャンバスを床に置きながら裸足で絵を描く。だから足も寒くなってくる。絵を描いているときは寒さなんて気にならないのだが、一段落すると急激に寒さが襲う。

実は、それが原因で体調を少し崩すことが多々あった。

その影響がインターンの仕事に出ることもあった。なんとなくボーッとしてしまったり、普段の0.5倍速くらいのスピードでの生産性で仕事をしてしまったり、やるべきことを忘れてしまったり・・・。

僕は仕事と仕事以外というような分けかたをしたい派の人間だけれど、仕事以外のところで体調を崩せば、やはり仕事にも支障がでてしまう。そうして仕事がうまくできないことに、悔しさも感じる。

「外で裸足になって絵を描くのをやめればいいじゃん」と思われるかもしれい。でも、それはやめたくない。大地と靴の一足分、靴下の一足分が邪魔をすれば、絵を描き出すときの瞬発力が落ちる。床の些細な柔らかさの変化や、キャンバスの上に立ったときの布からの反発を全て感じることで、始めて自分の納得する絵を描くことができる。

そこで、僕は体調管理をするためにいろいろなことを試しはじめた。足のツボなどにお灸をすえたり、サウナに行ったり。

自分のこだわりを大切にしながらの体調管理。

それは、ぼくにとっては、ちょっとした探究活動だ。


なるる

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