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NTT東日本と小田原市の若手交流会~小田原の魚の魅力発信~

みなさんこんにちは😀
お花見は楽しめましたか?🌸🍡
木々の葉の緑も、より濃くなってきましたね🍃
今回は、令和5年8月から実施したNTT東日本と小田原市若手職員による交流会の様子をご紹介させていただきます!

前回のnoteはこちらからご覧ください💁‍♀️

◆経緯◆

小田原市が目指す将来都市像「世界が憧れるまち“小田原”」の実現には、柔軟な発想やアイデアを持つ、若者や女性の活躍が必要だと考えています✨
令和5年度の若者活躍の取組として、NTT東日本 神奈川事業部と若手交流会を実施し、市が抱えている課題について施策を検討・実施しました。

NTT東日本 神奈川事業部は、これまで、小田原市でのeスポーツ大会の開催や市内周遊を促進させるフォトスタンプラリー開催などに携わっていただきました。
また、横須賀エリアでも、農業や漁業など、公民連携により、課題解決に向けた活動を実施されてきました。

これらの取組をきっかけに、小田原市としては、「健康」「地域産物の振興」に続く第3弾の若手交流会として実施し、8か月間の取組について、令和6年3月19日に報告会を行いました。

交流会では、小田原の魚の魅力発信食品ロス削減など、市が抱えている課題を踏まえ、2つのグループに分かれ、テーマを検討してきました!
今回は、小田原の魚の魅力発信をテーマとした取組について、ご紹介します😎

打合せの様子

◆小田原の魚の魅力発信◆

小田原の魚の消費拡大を促進するため、ブレストを実施しSWOT分析を行いました。
そこで、「弱み」の部分であげられた「SNS利活用が低い」「消費者のニーズがわかっていない」「漁港エリアの来場者の属性が不明」という点から、①SNSを活用した発信、②ニーズ調査及び属性分析を実施しました。

◆取組内容◆

SNSを活用した発信

これまでもSNSを活用した情報発信を行っていましたが、多くの層に届けられていないことが課題でした。
また、高校生への魚食普及のアプローチが少ないことから、市内の高校生の協力を得ながら、初市式や漁港周辺の様子について取材をし、ハッシュタグ「おだわらのさかな」をつけて投稿しました🐟

ニーズ調査

令和5年11月11日(土)「小田原・港の朝市」開催日に、漁港の駅TOTOCO小田原にてアンケート調査を実施し、来場者73名から、朝市での購入理由や日常での魚食の頻度、その理由などを聞き取りました🐡
その結果、「魚食の頻度、その理由」の項目で、「魚を普段食べない」と回答した理由のうち「調理が面倒」という意見が50%以上であった点に着目し、調理の障壁解消のため、カマス骨抜き体験を実施しました。

カマス骨抜き体験

人流分析

人流分析サービスを用いた来場者属性分析を実施しました。
漁港の駅TOTOCO小田原や市内観光地、小田原漁港と特徴の近い用宗漁港(静岡県)を比較したところ、漁港に限らず小田原駅と市内観光地における20代来場者数の比率に大きなギャップがあることがわかりました。

◆提言内容◆

~市内高校生や移住者等へ拡大し、「市民まるごとおだぎょ大使」として活動する~

SNSで魚の魅力を発信した高校生から、参加するまで魚のイベントやSNSを知らなかったとの意見がありました。今後は、高校生や移住者に「おだぎょ大使」としてSNSで魅力を発信してもらうなど、取組を拡大すべきと考えました。

~小田原駅デッキ漁港化キャンペーン~

人流分析結果から、20代における「おだぎょ」関連施設への周遊が低調であり、小田原=通過点となっていることがわかりました。認知度向上や立寄りやすさから、小田原駅ペデストリアンデッキ等で「おだぎょ」イベントを実施し、消費拡大の契機となればと考えました。
※おだぎょ…小田原市における水産業に係るコンテンツ全てを指す

記念撮影📷

さて、次回は、「食品ロス削減」の取組についてご紹介させていただきます✨
お楽しみに!😆

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