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フライドひよこカップ運営レポート

GGST初心者鯖の鯖内大会を開催したので、そのレポート。小規模な大会を運営する際の参考になるかもしれないので残しておく。

サムネイル・ロゴ

YouTube Liveのサムネイルを作っていたときの経験を動員した。形から入るタイプなのでこういうのだけやたら凝ってしまう。でも参加者視点でも悪い気はしないでしょ? 運営視点でもモチベが上がって良い感じ。

Tonamel

参加者視点で「当日の動きが曖昧」「困ったときにどこ見れば良いかわからない」という状況だと不安だったので、大会説明を割としっかりめに書いた。詳細を書きすぎると読む気をなくすので、必要十分になるように厳選した。

……つもりだったのだが、これでも長すぎるっぽい。難しい。

参加登録では、「Discord ID」欄と「Tonamel利用経験」欄を設けた。緊急連絡先を持っておくことと、サポートが必要そうな人をあらかじめ把握しておくことで、トラブル対応を円滑にする狙い。

実際、Discord IDの把握は大いに役立った。Tonamel利用経験は、特にトラブルが発生しなかったので活きなかったが、まぁ転ばぬ先の杖なので多分付け得。

BraceBracket

配信台を作るなら、スコアボード表示ツールは使った方が良い。見栄えが段違いで、プレイヤーとしてもテンションが上がるし、アーカイブも見返しやすい。

問題は導入コストの高さなのだが、この点ではBraceBracketがズバ抜けて優れている。ダウンロードが必要な他ツールに対して、BraceBracketはWeb操作のみで完結するのがすごい。公式サイト内の説明も充実している。

オリジナルデザインに拘りたい人や、10先や対抗戦の表示機能が欲しい人は他ツールが良さそうだが、そうでないならBraceBracket一択まである。ちなみに俺はStreamControlをアレンジして使おうとして、JavaScriptの知識が足りず挫折した。

なお、表示位置はスマブラに最適化されているので、GGSTで使う時は少し上寄りに配置しよう。あとトレモで試すとハートが隠れることに気づけないのでそこにも注意だ(1敗)(本番まで気づけなかったのはマジで申し訳ない……)。

実況

配信台の試合の実況については、少し古いものの、スマブラ配信クルーチーム「SHIG」によるマニュアルがとても勉強になる。

「ポジティブな表現を使う」「両方を贔屓する」といったポイントは、初中級者同士の試合を扱う際には特に重要になる気がする。おとしめるつもりがなくても、コマンドミスや判断ミスに触れるのは望ましくなくて、それより良い部分をいっぱい取り上げたい。

とか言いながら、本番では口が滑ってちょいちょいミスに言及してしまったので反省。ミスは試合のテンポがよどむのでわかりやすいが、うまいプレイは次々流れていってしまうので、しっかり見て素早く反応しないと取りこぼしてしまう。ミスばっかり指摘するのは思考が追いついてない証拠。こればっかりは場数かも。

Top8er

せっかくなら大会で結果を出せた人には気持ちよくなってもらいたい。その助けになるのがランキングリザルト画像。それを簡単に作れるのがTop8er。最近Tonamelからの自動入力に対応した。すごい。

当日の進行

「次の試合をして良いのかダメなのか」がはっきりするよう事前に手厚く告知した成果か、かなりスムーズに進行した。参加者の協力あってこその成功だけど、参加者の努力に答える運営ができたんじゃないかなと思う。

スムーズすぎてアナウンスが微妙に間に合わなかったのが反省点。配信とトナメルの両方でアナウンスするのが最強だと思うし、実際そうするつもりだったのだが、仕事の多さと進行スピードの速さから、トナメルを切り捨てる他なかった。

定型文をある程度用意していたおかげで配信側のアナウンスだけギリギリなんとかなったという感じ。慣れればトナメル側のアナウンスもいけるのか? 今後の課題。

全体を通して

事前準備をどれだけ厚くできるかが、当日の出来を左右する。当日のアドリブ対応には期待しない方が良い。やることは全部決めておいて、淡々とそれをこなすマシーンになろう。

仕事が多すぎるから裏方を増やして分業するのも手だが、さらにアドリブが難しくなる。マニュアルを用意しろ……とまでは言わないが、当日の進行手順は明確に共有するべきだろう。

マシーンになれとは書いたが、辛いことばかりでは全くない。選手が主役で運営は脇役とはいえ、お祭りを引っ張っていくドライブ感は気持ちが良いし、自分で開いたイベントで人が楽しんでくれる喜びは何物にも代えがたい。

追記

大会の感想アンケートがあるので、良ければ答えていってください!

参加者だけでなく、見る専の人にも答えてほしいです!


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