セミリタイア

これってセミリタイヤなの?

雇用される立場を辞めて9ヶ月。実質働くなって1年以上経ちます。知人は「いつ次の仕事始めるの?」と聞いてきます。
どうして誰も私がもう「働かない」のだとは思わないのだろうと不思議に思います。戦後「労働は日本の宝」と言われ、高度成長期を経てきた人たちは働いて豊かになってナンボという人生観なので当然雇用され、定年まで働き、退職金をもらって年金でリタイヤということに何の不思議も感じていないのでしょう。

でも、日本経済成長はピークアウトしてはや30年。もう成長期は日本終わって随分経ってますから、雇用されていればオッケーな時代はとっくに終わっていますよね。私は2019年に雇用される暮らしからは卒業と随分前に心の中では決めていました。もうなんというか直感でとしか言いようがないんですが。

無事に自由の身となった私は、次の(ありがたい)仕事の話は全部お断りして、ぽつんぽつんと持ち込まれる単発の仕事のようなものをしたり、しなかったりして、現在に至ります。稼がずに生きてゆく実験みたいな状態ですね。あんなに忙しかった暮らしを全てやめてしまったら、自分が何をするのか見てみたかったというのもあります。

今のところ、よく寝て、たっぷり水を飲み、住所不定の旅人となることを夢見て無事無職、で生きています。あ、でもセミリタイヤのつもりはないのです。セミリタイヤって一体何?側から見るとそう見えるみたいです。セミリタイヤってどっちつかずですね。未練がましくて前世紀の風味ですなぁ、セミリタイアっていう発想自体が。
あ、あとやり残してるからロックバンドのグルーピーでもやろうかな。笑

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