マレーシアのM-Popグループとアタシ調べ伝統音楽
タイから伸びるマレー半島の南部と、南シナ海をはさんでボルネオ島の北部からなる国、マレーシア。
マレーシアは、日本貿易会によりますと、『マレーシアを特徴づけるものに「多様性」があります。現在、マレー系60％、華人系23％、インド系7％、外国人その他10％の人種構成であり、それに伴い公用語はマレー語、英語、中国語、タミル語で、それぞれの言語でのテレビニュース・新聞があります』なんですって！そんなマレーシアの音楽市場については、元朝日新聞記者の篠崎弘（しのざき ひろし）さんが取材した文章を、『名探偵コナン』の怪盗キッドみたいに盗みます！
マレーシアでは音楽のマーケットは4つある。チャイニーズ、マレー、インド、ユーロエイジァン（亜欧混血）。それぞれが別々のマーケットだ。（中略）
華人はたいてい中国語の歌しか聞かない。マレー系はバハサ・マレーシア（マレーシアの国語、つまりマレー語）だけ。インド系はタミール語だけ。その分離はかなりはっきりしている。従って、全国民を巻き込む大ヒットはなかなか生まれない。
そのマレーシアで人気の音楽は、一体何なのか？編集者の神月さとし（こうづき さとし）さんは、旅行ガイド『マレーシア: 自然がいっぱい、カルチャー満載』の中で、こう書いています。
伝統音楽に基づいた歌謡が、若者も含めた広範囲な層から支持を受けている
『水曜日のダウンタウン』で使われたのと同じ”TEIAI（帝愛）”と書かれたニセ紙幣しかアタシは持っていないためマレーシアまで行けませんが、環境活動家にスープを投げつけられるレベルで電気を使用して部屋でYouTubeを見ていましたら、神月さとしさんが指摘するような”伝統音楽に基づいた歌謡”を、マレーシアのポップグループが最近リリースしているぽいですよ！
SMDX 「Original Sabahan」 Official MV
マレーシアのボルネオ島の方にあるサバ州のレコード会社・XIOKK Entertainmentから、2024年5月にデビューしたらしいガールズグループ、SMDX。読み方はマレーシアのメディアによると”Sumandax”だって･･･、どっちもバカなアタシには読めません！SMDXのメンバーは全員がサバ州出身で、サバ州のミスコンテストの元優勝者らしいCrystal Vanessa Johnさん&Deveygraycさん、あとダンサーのElle Thongさんの3人。2024年5月にリリースした↑の曲「Original Sabahan」は、SMDXのデビュー曲で、サバ州の音楽グループ・Atmosferaのカバー。プロデュースはSatu.gramさんという方で、ラップパートはサバ州のラッパー・Yunk-Gさんが作っているらしいです。曲に楽器のゴングや太鼓っぽい音が入っていますが、SMDXの曲「Original Sabahan」は、TikTokとかによりますと音楽カテゴリーが『Lagu Sabahan』の曲みたいです。『Lagu Sabahan』は、アメリカの音楽サイト・Musicalystによりますと･･･
マレーシアのサバ州に由来する音楽のジャンルです。伝統的な音楽と現代音楽の融合が特徴で、地域のさまざまな民族からの影響を受けています。歌詞はサバの自然の美しさや文化の多様性を反映することが多いです。音楽は通常、クリンタン、ゴング、サペなどの伝統的な楽器で伴奏されます。
音楽カテゴリーにプラスして楽器の名前も初めて聞くモノなので、ナイツみたいにゴーグルで調べてみたらですよ、こんな楽器のようです。
SMDXの曲「Original Sabahan」の歌詞は、ChatGPTによりますと、”私はサバ州生まれ キナバル育ち 愛しい人たちは大体友達”的なことを歌っているみたいですよ。Videoは、マレーシアのElvin Romeoさんがディレクターで、衣装はマレーシア発のブランド・BEHATIで、マレーシア・サバ州の文化を軸にパフォーマンスやイメージ映像を撮影している感があります。ただ･･･、伝統衣装のアレンジがセクシーすぎるってネット民からクッソ怒られたみたいです。
※Spotifyは、1ヶ月間ならお金0円で利用できます！
マレーシアの伝統音楽に基づいた曲をリリースしたM-Popのグループは、他にもいるっぽいですよ。
KMJX 「Bekikis Bulu Betis」
マレーシアのボルネオ島の方にあるサラワク州の音楽レーベル・XIBO Entertainmeから、2024年4月にデビューしたガールズグループ・KMJX。メンバーは、Lanny HoさんとMag Johariさんの2人。KMJXっていうグループ名は、サラワク州の先住民族であるイバン族の言葉で”女性”を意味する『Kumang』と、マレー語で”甘えんぼ”や”可愛がる”的な意味の言葉『Manja』を組み合わせたもので、読み方はマレーシアのメディアによると”kumanjax（たぶん、クマンジャックス）”だって･･･、説明を受けてもバカなので自信を持って読み方を日本語化できません！↑の「Bekikis Bulu Betis」はデビュー曲で、マレーシアのシンガー・Andrewson Ngalaiさんの曲「BEKIKIS BULU BETIS (BBB)」のカバー。プロデューサーは、マレーシアのアーティスト・Hairee Francisさん。曲が、インドネシアの伝統音楽である”ガムラン”感あるイントロからスタートしますが、サラワク州のメディア『newsarawaktribune』は音楽カテゴリーは『Iban Dayak music』の曲だって書いています。”Iban/Dayak music”は、マレーシアのサラワク大学の論文『Sejarah Perkembangan Industri Muzik Iban（イバンミュージック産業の発展の歴史）』を阿佐ヶ谷姉妹がかけているようなメガネを装着して読みますと、研究があまり進んでいません的なことが書かれていました。説明が少し書かれていたのはWIKIPEDIAで、Ctrl+Cしますと･･･。
Iban musicは打楽器が中心です。さまざまな種類のアグン・アンサンブルからなる音楽的伝統があります。
アグンという打楽器を使った伝統音楽みたいですね。音楽カテゴリーに加えて楽器の名前もまた初めて聞くモノなので、ナイツみたいにしつこくゴーグルで調べてみたらですよ、こんな楽器らしいです。
KMJXの「Bekikis Bulu Betis」の歌詞は、ChatGPTによりますと、”島や町 丘や山でキミは私を見つける”的なことを歌っているみたいで、インドネシアのスマトラ&ジャワという地名が出てきます。VideoはマレーシアのDanish Busmahさんがディレクターで、観光サイト『iloveborneo』によるとK-Popを意識して撮影をしたみたいです。NewJeansやIVEレベルに、飲料メーカーの宣伝もガッツリ入っています！
COËX 「Paku Durjana」 Official Music Video | OST Paku Tanah Jawa
2023年7月に、シングル「Gimme That Crown」でデビューしたっぽいマレーシアのポップミュージック”M-Pop”のガールズグループ、COËX（コエックス）。グループ名のCOËXは、英語で”共存する”っていう意味の言葉の”co-EXIST”に由来しているんですって。メンバーは現在、Elyさん、Mikaelaさん、Amyさん、Dalsさんの4人で、所属はマレーシアのマレー半島の方にあるセランゴール州の企業・Armani Entertainment Group。新曲「Paku Durjana」は、COËXが2024年5月にリリースした3rdシングル曲で、ホラー映画『Paku Tanah Jawa』のために制作されたらしいです。プロデューサーは、マレーシアのアーティストだと思うAmsyar Razqaさん。曲に、ゴングっぽい楽器の音が入っていますが･･･、COËXメンバーによると曲「Paku Durjana」は”伝統的な要素とモダンな要素をミックスしたジャンル”で、マレーシアのメディア『Gempak』は”Lagu Irama Tradisional”って書いています。SpotifyやYouTubeを参考にしますと、音楽カテゴリー”Lagu Irama Tradisional”あと”Irama Malaysia”を代表するアーティストの1人がNoraniza Idris（ノラニーズ イドリス）さんらしくて、WIKIPEDIAにNoraniza Idrisさんが歌う音楽カテゴリーの特徴が書かれていました。
マレーシアの伝統的な音楽ジャンルとイギリス系アメリカ人のポップミュージックを融合させたものである。
COËX の新曲「Paku Durjana」の歌詞は、”私は全てをあなたに捧げた なのにあなたは裏切った あなたから与えられた苦しみに私は屈しない 立ち上がって私の道を行くから”的なことを歌っていて、マレーシアのメディア『SYOK』によりますと、”悪魔と契約を結んだ女性が支配から逃れる決心をするまで”を歌っているそうです。Videoは、COËXの映像と映画『Paku Tanah Jawa』の予告をカットバックで繋いでいます。映画は、黒魔術、ヘビ、夜がポイントみたいですよ。老化による頻尿なのにトイレに行けなくなるアーンド結果、成人だけどベッド（お姫様みたいな天蓋付き、シーツの色はピンク）におもらしをしちゃうレベルに恐怖だね！
XONE 「Buaiku Laju」 Malaysia Day Dance Video
2022年12月に、シングル「LANTAKLAH」でデビューしたM-Popデュオ、XONE（読み方は、so-en-ee：ソーエンイー）。メンバーは、マレーシアのガールズグループ・Pandorasの元メンバーの、llya KeeshaさんとNelysa Nazrinさんの2人。
PANDORAS 「POSKAD」 OFFICIAL MUSIC VIDEO
XONEというグループ名は、”X”は愛、”O”はハグ、”N”はメンバーのNelysa Nazrinさん、”E”はメンバーのllya Keeshaさんから取ったんですって。所属はマレーシアのマレー半島の方にある首都・クアラルンプールの企業、XENO Entertainment。↑の曲「Buaiku Laju」は、マレーシアの独立記念日である9月16日が明けた2023年9月17日に、XONEがリリースしたたぶんYouTube限定公開の曲。プロデューサーは、マレーシアのZikri Zakariaさん。曲に太鼓の音が入っていて、コメント欄の中に”ASLI”とあります。音楽カテゴリーの『ASLI』は、最近立ち読みした旅行ガイド『マレーシア: 自然がいっぱい、カルチャー満載』によりますと･･･
アスリと呼ばれるゆったりとした優雅なダンス音楽
YouTubeの説明欄には、XONEの2人がしているダンスは”Tarian Tradisional”って書かれています。
マレーシアという国を特徴づけるものに「多様性」があります、と冒頭から人の知識を逆SHINGO★西成さん状態でサンプリングではなくパクりましたが、伝統音楽についても「多様性」があるみたいです。
もともとインド文化に強く影響を受けたマレーシアだが、その後、14世紀末から栄えたイスラム王朝のマラッカ王国が国際貿易の中心地であったことから、アラブ、中近東の音楽文化が入り、以降もポルトガル人、オランダ人、あるいは中国人など、多くの民族がそれぞれの音楽文化を持ち込んでいる。
↑の”など”の中には･･･、半魚人とまぐろ人、あと「ドルチェ&ガッバーナの香水のせいだよ」の瑛人さんもたぶん含まれていると思います！作文中の音楽カテゴリーや伝統音楽とかも合わせまして、”間違ったらすぐごめんなさい”します&許してにゃん。（©SHINGO☆西成「諸先輩からのお言葉」とももちのマッシュアップ）