骨格的ガニ股について

最近、私の足に劇的な変化が起こりました。

それは、足が閉じる、ということ。
座ったときに自然と膝と膝がぴたっと合う。

これ、私本当に苦手だったんです。
小さな時から足は閉じなさい、と言われていてもすごく力を入れていないとダメで。
無理に膝をつけるために内股にしたり、ハナから諦めて足を組んだり。
そうやって30年間生きてきました。

でも、ある日ダイエットのためにストレッチを始めてみたんです。
太ももの付け根が大根を通り過ぎて、立派めなカブかなってくらいに成長していたので。特に横張りが酷く、骨格の歪みが原因かも、とネットで探したストレッチをやってみました。

簡単な、本当に簡単なストレッチで、寝ながら腿をグルグル回すくらい。
なぜか軟骨がゴリゴリいうな、と思い何の気なしに立ってみたところ。

「足が前についている…」

いや、前からそうなんですが。
前ほど歩くのが大変じゃない。感覚的にいうと、腿のスタート位置が変わったんです。もっと膝が横側を向いていた。
だから足を横から前に回り込むように動かす、みたいな動作が必要だったんだす。

おそらく今まで私の腿の骨は骨盤の適切な位置に入っておらず、外側向きにくっ付いている状態だったんです。

それが20年くらいぶりに腿を回されたことで、正常っぽい場所に入った。
その結果、歩くのも階段を登るのも最小限で良くなった。
座った時も、ぴったり足が閉じる。足を組まなくても良い。なにこれ超楽ちん。
今までみんなこんなに簡単だったんだ…。と感動してます。

これちょっと面白かったです。

というのも私、ずっと「ガニ股だ」と親から友達から彼氏から言われてきたんです。
治さなきゃ治さなきゃと頑張ってみても、ずっと足に力を入れてる訳にもいかないし、どうにもならない。
でも努力が足りないからだ。根性がナマケモノ並みだからだ、思ってた。

違いました。
骨格のせいだったんです。

筋肉でどうにかしようとしてもどうにもならないことがあるんです。だって骨というフレームが違うんだから。

ダメだったら努力でなんとかする!!
んじゃなくて
ダメだったら冷静にフレームを考えなおす。

今年の私のトレンドはこちらにしようと思います。

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