青いシュークリーム

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深夜、早朝になって

過去に縋りつこうとしたけど どれも脆くて掴めなかった 震える手が私を横目で見てくる 辛いフリをしたいだけだろなんて意地悪を 頭の中でこだまする、 何も聴こえない世界…

夏の夜は暗い

夏の蒸し暑さに誤魔化されて 戻ってこないでなんて虚しい叫びは夜の公園に吸い込まれた 居場所がわからなくなって 彷徨い歩く夜になんと笑いかけたらいい? おかえりなん…

自己紹介

今から1時間ほど前、私はふとこの建物の階段の1番上はどうなっているのだろうと思った。 一度気になると試さずにはいられず、永遠に思える階段を1段、1段と登っていった。…

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さて、君は恋を何に例える? 恋なんて曖昧なものだ、まるで睡眠のように。 いつ寝たかもわからないくらいなんとなく眠る時もあれば、疲れ果てて崩れるように眠りに落ちる…

深夜、早朝になって

過去に縋りつこうとしたけど
どれも脆くて掴めなかった

震える手が私を横目で見てくる
辛いフリをしたいだけだろなんて意地悪を
頭の中でこだまする、
何も聴こえない世界に行きたいとか短冊に書いてみようか
でも音がないと生きていけないんだ

何かを必死に取り返そうとしていた気がする
なにもみえなくなって、でも突然の暗闇にはちゃんと困惑できた
正体不明の安堵がこのままでいいじゃんって囁いてくる
行かない

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夏の夜は暗い

夏の蒸し暑さに誤魔化されて
戻ってこないでなんて虚しい叫びは夜の公園に吸い込まれた

居場所がわからなくなって
彷徨い歩く夜になんと笑いかけたらいい?
おかえりなんて余裕あるね
私を慰めるように火をつけて
馴染みのいい味が広がった
言えないならば仕方ない
ただいま、出迎えてくれたのは暗闇のかけら

歩き出せたなんて束の間の幻覚
ぬるま湯に浸かって足踏みしていただけだったのかな
二度と戻らないと誓っ

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自己紹介

今から1時間ほど前、私はふとこの建物の階段の1番上はどうなっているのだろうと思った。

一度気になると試さずにはいられず、永遠に思える階段を1段、1段と登っていった。
階段の数に比例して、地平線との距離は遠くなり、すぐ下の建物は解像度が低くなっていった。

階段は12階で行き止まり。
鍵のかかった柵があって、その先には進めそうになかった。
柵をよじ登ってやろうかとも思ったが、あいにく今日はプリーツ

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...

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さて、君は恋を何に例える?

恋なんて曖昧なものだ、まるで睡眠のように。

いつ寝たかもわからないくらいなんとなく眠る時もあれば、疲れ果てて崩れるように眠りに落ちる時もある。
心の拠り所。

相性が良いほど深い眠りに落ちる。その先にあるのは二人だけの世界。

睡眠の中で夢をみたら、そこでは新しい世界をみることができる。
私が知らなかった世界に連れて行ってくれる。

時に懐かしい気持ちを思い出すこと

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