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「足立区ゴミ拾いババァ」

早朝に現る!

私は毎朝5時には起きている。
行く宛の無い40女は朝からコンビニエンスストアに行き、タバコ2つと日経とコーヒーかかジュースを買い歌いながらウロウロと吸い込まれる様にいつもの公園でいつものベンチに座り禁止されている喫煙をしながら歌っていると鳩やらスズメが寄ってくるから「おはよう」と互いに声を掛け合う。(ヤバくは無いよ。噂の鳩おばさんなだけだ。)

画像の様に朝の公園は毎朝、昨晩のパーティ後になっている。最早、毎朝私はこのパーティの後処理をしている妖怪ゴミ拾いババァだ。

早朝から毎朝拾い、最早日課となってしまった…。後処理をしながらこのゴミを出した奴らをどうぶち殺してわからせてやろうか念密な計画を立て始める…。

「正義」は履き違えるとこうやってなるんだと実感させられながら私は私の「ゴミ」を拾う。
いつの間にか、私は公園で歌いながら鳥達と過ごす朝を「正義感」から始まったゴミ拾いで捨てたヤツに対する復讐心を煮えたぎらしながら魂を濁す朝を過ごす様になった…。

いや、どう考えても捨てるヤツが悪りぃんだよ。ただな。私も正義を履き違え始めるんだ。
ここにごもっともな「常識」とか出し始める自分が居るんだよ。←ここなんだな。

良い事をするのが馬鹿らしくなり、ゴミで溢れる公園に座るのがいつか当たり前にもなるのでは無いかとも思っている。環境なんてそんなもんだ。だいたい、最早最近は多様性のせいか「良い事」の基準が曖昧でわからなくなるんだよ。

だからな、「良い事」はしない。これに尽きる…。
しかしな、私はどうにもアル中で情緒不安定で精神障がい者の中年だからな(最近無職では無くなった。)頭がすこぶる優れているから、ゴミを捨てる心と私の履き違え始めた正義感を葬り去る為に模索する。(暇だからな。)

「蛇」は何処だ…?!

狡猾な女より…。

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