遠藤チャンネル

遠藤チャンネル(えんどう チャンネル、1984年1月30日 - )は、日本の元YouTuber、動画配信者である。本名は遠藤 大平(えんどう たいへい)。香川県出身。東京都渋谷区在住。


来歴 

1984年1月30日香川県で生まれる。

2002年4月高千穂大学に進学。2年生の時、ホストを始めることをきっかけに中退。

ホストを辞めた後からYouTubeを開始するまでの詳細の経歴は公表していない。
2017年から「遠藤チャンネル」として、YouTube上で活動。

世間で称賛されてるものに対してはゴミなどと酷評し、不祥事を起こした人に対しては、「~は悪くないっすね」等の独特な言い方をし、整ったルックスにそぐわない奇行が人気で、YouTubeの登録者は20万人まで達した。

しかし、2019年7月の「京都アニメーション放火殺人事件の犯人は悪くない」という動画や、2020年3月の「志村けんのコロナ感染はおめでとう」といった度重なる不謹慎動画の投稿により、2020年9月事実上YouTubeから永久追放となる。

その後、卒業アルバムが流出し、本名の「遠藤大平」として、生配信アプリツイキャスをメインに活動開始。
その間、度々YouTubeアカウントを作成するが、すぐに(最長3ヶ月弱)削除され、その後のYouTube上での活動は困難と判断し、ツイキャス、TikTok、ニコニコ動画に専念する事をツイキャス生配信にて表明。

2021年7月19日からは、投資家として主にTwitterにて姿を表していたが、2023年3月1日にほぼすべてのアカウントを削除し、「こうへい」として、生配信アプリふわっちにて活動するも、5月28日にそのアカウントも削除し、インターネットから姿を消した。

ネットキャリア

初期のキャリア

2017年9月、動画投稿を始め、きっかけは、YouTuberであるヒカルラファエルのコラボ動画を見たことだという。彼らそれぞれの月収が数千万あることを知り、YouTuberが儲かるビジネスだと認識する。
本人曰く「ハチ公の様子を撮った動画」が初投稿。よく初投稿だと言われているナイキのシューズを紹介する動画は、あくまで当時のアカウント最古の公開動画である。
そして、商品紹介動画をいくつか投稿したのち、逆張りの芸風を始め、たびたび炎上していた。
TwitterTikTokでの活動もこの頃から始め、TikTokではただ踊るだけの動画を投稿していた。
現在ほどファンが多くなかった頃に立てられた2ちゃんねるスレッドによると、2018年12月時点でYouTubeの登録者は1000人程度だったという。

今世紀最大の炎上、後に成功を収めるも失脚

2019年7月19日、『京都アニメーションを燃やした男は悪くない!』と題した動画を公開したところ、インターネット上で大炎上してしまう。通報が多数行われ、動画は削除され、YouTubeアカウント1週間停止措置を受ける。さらにその後、過去の動画も数点削除されたのち、投稿動画の収益化広告がすべて剥がされる。明らかに嫌がらせ目的の著作権侵害申し立てやプライバシー侵害申し立ても行われ、Twitterのアカウントも凍結させられた。執拗な通報を恐れた遠藤は投稿動画のほとんどを非公開にし、サブチャンネルで動画を投稿し始めた。
当時サブチャンネルで投稿していた動画は収益化広告を付けるための狙いか、無難な作風が目立った。逆張りの対象はYouTuberや芸能人のゴシップばかりで、事件・事故を取り上げることはほぼなかった。2週間ほどサブチャンネルで活動するも、収益化広告は復活しなかった模様。8月17日、収益化できなくても動画投稿は継続すると表明しメインチャンネルでの動画投稿を再開した。ところが9月1日午前3時ごろ、メインチャンネルが削除される。

すぐメインチャンネルを作り直し、0から活動を再開することとなった。9月15日、新チャンネルが収益化可能になったことが遠藤より報告される。この頃から動画の高評価が低評価を上回り始める。新チャンネル当初はサブチャンネル時代のような無難な動画が多かったが、遠藤の芸風を理解する視聴者が増え、次第にかつてのような舌鋒も受け入れられるようになった。
歌ってみた、料理動画、散歩動画や、TwitterではリプライにいいねしたりDMを返信するマメさ、遭遇したファンとの記念撮影に快く応じるサービスの良さなども視聴者から評価され、着実にファンを増やしていった。近似した芸風のYouTuberステハゲが活動停止したことによる難民流入も追い風となった。

2020年3月24日には登録者数が10万人を超える。
アカウントを削除されたことがあるため、チャンネル登録者数10万人達成でYouTubeから届く銀の盾が貰えないという噂があったが、クリエイターサポートに問い合わせると特に問題なく貰えた模様。

2020年6月13日には登録者数が20万人を超える。

しかし、2020年6月28日、突然、メインチャンネルの収益が停止され、サブチャンネルの動画がすべて削除される(のちに本人による自主削除だと明かさた)。
現チャンネルでの動画投稿停止を宣言し、新チャンネルでひっそり活動していくと述べた。そして、以前のチャンネルを「旧遠藤チャンネル」に改め、新しくチャンネルを作成する。
新チャンネル最初の動画は自己紹介であったなど、初投稿のような素振りを見せており、前チャンネルの遠藤とは別人か、あるいは記憶喪失という設定なのではないかとファンの間で考察された。時事ネタには一切触れずより健全な動画になり、1日で5万人、6日後にはチャンネル登録者数が10万人を越えた。また、高須幹弥明日花キララ朝倉未来みずにゃん、Mr.GTA5MODなど有名YouTuberから応援のコメントも寄せられた。
しかし、8月31日にメインチャンネルが削除される。遠藤はチャンネルの新規作成を何度も試みるが、すぐに削除されてしまい、事実上YouTubeからの永久追放となった。

YouTuber引退、神からアイドルへ

2020年9月11日、 動画投稿アプリ、BuzzVideoで活動するとTwitterにて表明。一度誤ってアカウントが削除されるというトラブルに遭うも、無事収益化成功の報告が上がった。
そんな最中、高校時代の卒業アルバムが流出し、本名の「遠藤大平」として、活動することとなった。
しかし、9月末BuzzVideoの更新が止まる。恐らく収入が低かったことが理由だとされる。

2020年9月26日、生配信アプリツイキャスにて活動するとTwitterで告知し、毎日午後8時から、およそ30分間の生配信するようになり、ツイキャスに専念するようになった。コメントを読んだり身の上話をしたり、今までのミステリアスな雰囲気とは打って変わって視聴者と交流する様子が見られるようになった。女性ファンも増え、アイドル的な存在となった。10月1日には動画の収益化が合格されたことが生配信により報告された。

2020年10月28日、 YouTubeLiveをしたいことを理由に再びYouTubeチャンネルを開設した。日常的な動画や、生配信をメインにする。しかし、年が明け1月20日、登録者が1万人を超えたころ、突然チャンネルが削除された。チャンネルの新規作成を何度も試みるが、すぐに削除されてしまう。最終的に2月2日のアカウント削除により諦めた。

2021年1月22日、ファンからの要望が多かったInstagramを開設。

2021年2月12日、ツイキャス生配信にて、時事ネタを再開したいと公表し、同月21日に、動画投稿サイトニコニコ動画にて活動を始める。逆張りはもうやらないと宣言したものの、数日後に逆張りらしき動画を投稿する。

2021年5月15日、ツイキャス配信にて、YouTubeチャンネルを新しく開設したと公表。日常的な動画のみの投稿だったが、7月13日、チャンネルが削除されていることが確認される。

路線変更

2021年7月19日からは、投資家として主にTwitterにて姿を表し、同年のクリスマスにはTikTokにて久しぶりの時事ネタを披露した。

2022年2月4日、動画配信アプリふわっちでの活動を開始する。

2022年7月19日、またもYouTubeチャンネルを新しく開設する。収益化が通るものの、8月4日、チャンネルが削除されていることが確認される。これが最後のYouTubeアカウントとなった。

12月17日には2月8日以来にニコニコ動画に動画を投稿した。

2023年2月19日、現在のアパートから引っ越すことをふわっちにて発表。2016年からおよそ7年間住んだ慣れ親しんだ部屋だった。

現在

2023年3月1日、ふわっちにて当アカウントを変更し、活動名を「こうへい」にすることを表明。その後、TikTok、Twitter、Instagram、ニコニコ動画などのアカウントをすべて削除した。理由については、視聴者がウザいため3分の2を入れ替えたいためだという。
5月28日には、ふわっちのアカウントも削除し完全にインターネットから姿を消した。

人物

動画配信者としてのエピソード

・世間でバッシングを受ける人物を独自の理論や詭弁で擁護する一方、評価の高い人物はこき下ろす“逆張り系”を確立させた。後にこれを真似する動画投稿者が増え、メディアに晒されるなどの注目を集めた。
炎上系で成功したYouTuberはシバターよりひとだけと言われていた中、遠藤もその中に名を上げられたが、永久追放となりYouTuberとしては失敗に終わった。

・動画編集は一切行わず、サムネイルは、撮影部屋を背景に自身の顔を右側、左側にターゲットの画像、上段の文字が黄色に黒縁、下段が黄色に赤縁というシンプルなデザインにこだわった。

2020年1月26日に「新型コロナウイルスは悪くない」という、新型コロナウイルスをゲームに例えた動画を投稿し、“ゲームマスター”と呼ばれるようになった。
ダイヤモンド・プリンセス号に乗ってます、助けてください!」という嘘の動画を投稿した際には、ロシア国営放送で紹介された。
それからも、度々新型コロナウイルスのことを動画にし、ときにはためになる感染防止対策の動画を投稿し、話題を集めた。

2020年5月、ニュースサイトJ-CASTが不謹慎系YouTuberのインタビュー記事を公開。遠藤が取材を断ったものと思われる一文がある。

2020年6月にTikTokのテレビCMに出演した。

・YouTubeの最高月収は150万円。

・遠藤は数少ないYouTube永久追放者仲間として知られる、へずまりゅうと頻繁に連絡を取っていた。初対面は、2020年3月の凸撃。また、インターネットから引退した後の2023年6月には都内にて再会し、ツーショット写真がへずまりゅうのTwitterにより上げられた。

・遠藤は、遠藤の二番煎じとして知られる底辺YouTuber達と、永久追放後に一度飲みに行くなどの交流あった。

・彼のファンは“遠チル”、“遠藤信者”、“紫タラコ教徒”などと呼ばれている。

過去のエピソード

・中学校の部活動にはバスケ部に所属していた。また、その時の集合写真も公開している。

・過去に地元香川で芸能関連の仕事をしていた。

・テレビドラマ「ビッグマネー!〜浮世の沙汰は株しだい〜」にエキストラとして出演したことがある。

・逮捕歴があるが、罪状は公開していない。その時留置所で食べたカレーライスが人生で一番美味しい飯だったという。

・昔渋谷の高級高層マンションに住んでいたことがある。

・ホストだった時には、新宿No.1の座に座った。

・ホスト時代、客との交際が発覚したが、人気が高かったため、罰金とクビを免れたという。

・唇が紫色なのは、当時ギャル男に憧れていて、日焼けサロンに通っていたため。

・ 経験人数は1000人以上。コンドームを付けない性行為を好んでいたため、推定2人以上堕ろしている。

私生活

・好きな食べ物はメロン。過去に10万円の一律給付金を使って高級マスクメロンを食べる動画も投稿している。

・結婚願望はない。

・性的対象は年齢、体型、顔を問わずエロい女性。特に、酒を帯びて千鳥足になっている爆乳の女性を好む。

・好きなAV女優Hitomi。しかし、最近はアダルトビデオをあまり見ていない。

・2歳年上の姉がいる。しかし、まともな職についていなかったため、彼女の結婚式には参加していない。

2020年正月には、地元香川県に帰り、10年ぶりに実家の犬と再開した。

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