Starfield - First Steps
9月1日午前9時からのアーリーアクセス(Steam版)で数時間だけど遊んでみたので印象を。
動作 安定している。
操作 「基本はコントローラー(パッド)、場合によってマウス・キーボード」という使い方でスムーズに切り替わり、問題なし。(Fallout76では設定変更の必要があり、事実上コントローラーとキーマウの併用は不可だった。)
日本語 ボイスは良い。ただし、リップシンクができおらず、口を閉じてからも話し続けるので違和感がある。テキストはたまに妙なところがあるが、全体的に雰囲気を壊す程ではない。
UI 単色の文字を多用したUIで、オシャレだが視認性がいまいち。フォントサイズは変更可。メニューの作りは直感的でないと思う。
グラフィックス
人物を除く背景(自然や都市)の描写は綺麗だけど淡白な感じがする。ワクワクしない。
会話時のNPCの表情が固い。会話時にはカメラがバストショットになり、身体の動きがほとんどない。頭髪や皮膚、服飾の質感は並。総じて人物に関しては「最新ゲームのグラフィックス」という感じはしない。
キャラクリ 良い。普通の美男美女もおじさんおばさんも作れる。
音楽 普通。
行ったことのない星にも「ジャンプ」できてしまうので、遠くまで移動している感じがない。この点は、おそらくこの後の面白さに影響しそう。「お使い」感が出てくるかも。
大きな不満は、会話時の人物の表情と動作(NPCの演技)です。
この点では、CD PROJEKT REDの「Cyberpunk2077」(少しやった)がとても良くて、NPCとのやりとりが楽しかった。「水溜りに映るネオン」みたいな些細なことより、ずっとゲームの面白さに貢献していると思う。会話の時は、テキストを読むのではなくて、ボイスを聞きながらNPCの演技を見る。複数人での会話だと、聞き手にまわっているNPCの態度を見るのも面白くて、そのNPCが発言をどう受け止めたのかを窺い知ることができる。身体での感情表現って重要なんだなって、感心した。Starfieldはこの点はダメ。
もう一つの不満は、アイテムを文字列で表すところ(Fallout76と同じで、アイテム名の文字列を選択すると絵が表示される)。絵(アイコン)をメインにしてテキストを添える形式が好きだ。Fallout76はインベントリーがゴミだらけになりがちで(しかも、所持品に重量制限ある)、同じことになりそう。
こうやって見てみると「テキスト依存」ということなのだろうか。加齢のため細かいテキストを読むのが億劫になったことも影響していると思う。
現時点での評価は「寝食忘れて熱中する程ではない」です。