山崎元氏のこと

山崎元氏には、ブログ(「王様の耳はロバの耳!」)で少しだけ触れられていた「一番上の息子」さんのことをどこかで語って欲しかった。

私の一番上の息子は脳に障害があって(満19歳。発達遅滞とてんかん的発作がある。実は、彼の脳については、一度詳しく調べたいと思っており、いい病院を探している)養護のクラスに通っていたのだが

世界のナベアツの悲しみと楽しみ
https://blog.goo.ne.jp/yamazaki_hajime/e/8de3067439cf04d7f9f6ce7ffcf890fd

「一番上の息子」さんは2008年のエントリーで満19歳とのことだ。

聡明な山崎氏が「一番上の息子」さんに関して語る言葉を聞きたかった。きっと山崎氏でなければ書けない内容になっただろう。

例えばこういったことは、当事者は皆感じているところだろうが、なかなか冷徹に文章にすることは難しい。

子供の障害には幾つかのタイプがあって、親はそれぞれ別のタイプの障害を持つ子供を羨ましいと思ったり、あのタイプでなくて良かったと密かに安堵したりする。

経済や趣味の話以外の山崎さんの文章をもっと読みたかった。障害を持つ子の親として、そう思う。残念だ。