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実印を使うのはどんな時?使わない方がいいのはどんな時?

<目次>
1.不動産を購入する際は実印が必要になる
  ・不動産を購入するケース
  ・自動車を購入するケース
2.登録できる実印のサイズは各自治体で異なる
3.実印には頑丈な材質と偽造されにくい書体を

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一般的に「印鑑」というと、一番最初に連想するのは最も重要な"実印"ではないでしょうか。

他の銀行印や認印と比べて個人の印鑑で最も重要な印鑑ではありますが、実際にはどんな時に、どんなふうに使用するものなのかイメージが付いていない方も多いと思います。

この記事ではそんな「実印の役割や用途」について、具体的な事例と共にご説明していきます。

また、補足として実印登録に関する情報もまとめていますので、実印を作成される際にお役立てください。


1.不動産を購入する際は実印が必要になる


「実印」というのは、お住まいの市町村役場へ"登録の届け出をした印鑑"を指します。

この"実印登録"をもって初めて実印としての効力を持つことになるので、逆に言うとこの登録手続きを行わなければ、その時点では何の効力も持たないただの印鑑という事です。

印鑑登録を行うと役場で実印の持ち主だという事の証となる「印鑑登録証明書」を発行してくれるので、実印を使用した際に印鑑が間違いなく自分のものであることを証明することができます。


さてそれではここから実例をご紹介していきます。

実印は個人の印鑑の中で最も信頼性が高いため、主に重要な契約事などの場面で使われることが多いです。例えば、

・自動車の購入または売却
・不動産の売買
・会社設立
・遺産相続

などが主な用途です。

ここからは一例として、いくつかの場面で実際にはどのように実印が使われるのか具体的なケースをご紹介していきます。


不動産を購入するケース


不動産の購入時に売買契約を行うには、身分証・印鑑登録をした実印・印鑑登録証明書などが必要になります。(※印鑑登録証明書は発行から3ヶ月以内のもの)

また住宅ローンの契約の際や物件引き渡し時なども、身分証・印鑑登録をした実印・印鑑登録証明書・新住所の住民票などが必要です。


自動車を購入するケース


自動車を購入する際は車検証・自賠責保険証・車庫証明に加えて、実印や印鑑登録証明書が必要になる場合があります。

理由として普通自動車は資産と見なされ国へ登録する決まりがあり、契約の際に使用する実印があらかじめ登録された本人の印鑑であることを証明する必要があるため、印鑑登録証明書が利用されます。


また車を売却する場合も印鑑登録をした実印・印鑑登録証明書・車検証・自賠責保険証等が必要です。

これは車には「所有者」や「使用者」が設定されていて、売却時にはこれらの名義変更手続きが必要になるためです。

しかし、軽自動車の購入や売却をする場合においては…


-------------------- ここまで --------------------

続きはこちらのページより、お読みいただけます。

匠印章辞典|実印はどんな時に使うの?逆に実印を使ったらまずいのはどんな時?
https://www.inkan-takumi.com/dict/jitsuin_donnatoki.html

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