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実印と認印(シャチハタ印)の使い分けはどうしたら良い?

<目次>
1.実印と認印の持つそれぞれの役割とは
2.買ったばかりの印鑑に効力はある?
3.認印の代わりに実印を使うのはアリ?ナシ?
4.役割を理解して正しく使い分けよう

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「実印」と「認印」について、何となく知っていても具体的にどんな場面で使用するかは答えられない方も多いと思います。

こちらではそんな実印と認印の使い分けについて、記事にしてご紹介しています。


1.実印と認印の持つそれぞれの役割とは


日常で使う印鑑には、実印、銀行印、認印の3つに大きく分けられます。

これらは印鑑の形状や材質で分けられるのではなく、それぞれに役割があり用途が異なります。

そこで、実印と認印の役割やサイズなどを見ていきましょう。


【実印】
実印とは、住民登録のある市町村役場に登録した印鑑のことです。

自治体がその印鑑の持ち主を示す証明書(印鑑登録証明)を発行してくれるため、最も信頼性が高い意思の証明として重要な契約時に使われます。

例えば土地の売買や、自動車の購入といった手続きに必要です。

実印は「自分の意思を表す担保」として大きな効力を持つため、印字は戸籍に則った氏名(フルネーム)にするのがよいとされています。


< 実印の一般的なサイズ >
男性用 → 直径15~18mmの丸印
女性用 → 直径13.5~15mmの丸印

< 実印の一般的な材質 >
黒水牛、牛角、チタンなど

< 一般的なレイアウト >
フルネーム(戸籍に登録された姓名)、下の名前

< 一般的な書体 >
篆書体、古印体


【認印】
認印は荷物の受け取りや職場での回覧用、引越しにともなう転出・転入届の手続きなど、日常的に使われます。

実印のように登録の必要がなく、購入後、すぐに認印として使用できます。

認印と聞くと気軽に押してしまいそうですが、認印であっても、重要書類に捺印すると実印と同じ効力が生じる場合があります。

サイズは実印より小さく、印字は姓のみとし読みやすい書体で作るのが一般的です。

ところで、柘(つげ)など印鑑の素材(=印材)に名前を彫刻したものを認印と呼びますが、朱肉不要のスタンプ(「シヤチハタ」と呼ばれるタイプ)についても、認印に含む場合もあります。


< 認印の一般的なサイズ >
男性用…直径10.5~13.5mmの丸印
女性用…直径9~12mmの丸印

< 認印の一般的な材質 >
柘(つげ)、黒檀、アクリル

< 認印の一般的なレイアウト >
姓のみ

< 認印の一般的な書体 >
古印体、楷書体、隷書体


2.買ったばかりの印鑑に効力はある?


ここまで実印と認印の概要について紹介しましたが、気をつけたいのが…


-------------------- ここまで --------------------

続きはこちらのページより、お読みいただけます。

匠印章辞典|「実印と認印の使い分けはどうすればよい?」
https://www.inkan-takumi.com/dict/jitsuin_mitome.html

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