マーベル・ファクト・ファイル 訂正メモ(7.リアルマーベル①オーバービュー)
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リアルマーベル①オーバービュー
オーバービュー
オーバービュー AI-01 記念号
▵ピーター・パーカーがいつにも増してクモそのものになってしまう
○ピーター・パーカーの腕が増えてクモのような6本腕になってしまう
(実験の失敗で人間の体のまま、腕の下から4本の腕が生えてしまった)
✕スタン・リーが脚本を書いた最初の『Captain America』
○スタン・リーが脚本を書いた最初の『Captain America Comics』
(Captain Amrica Comics Vol.1 #3の3話目"Captain America Foils the Traitor's Revenge"を示す。Captain America Vol.1でスタン・リーが最初に担当したのは#100だが、このストーリーとは関係無い)
オーバービュー AP-01 マーベルのエイプたち
✕[スピードボール]アース-616へと連れ戻された。
○アース-616へと連れてこられた。
(このスピードボールは元はアース-8101の住人)
✕[プライム・エイト]ニック・フューリー
○ニック・ファーリー
(スペルはNick Furryで、元ネタであるNick Furyより1文字多い。Furyが「怒り」を意味するのに対し、Furryは「毛だらけ」の意)
▵『King Kong』『Bride of the Gorilla』『Planet of the Apes』
○『キング・コング』『Bride of the Gorilla(日本未公開)』『猿の惑星』
(マーベル・ファクト・ファイルでは映画タイトルは原則的に邦題で記述されている)
※マーク・ブレナン
(この人物はしばしばマーク・ウォルシュ Mark Walshとして伝えられているが、IGNによるスティーブン・ワッカーのインタビューによればマーク・ウォルシュ・ブレナン Mark Walsh Brennanでありこれで正しい)
▵『Speedball Special』
○『Marvel Apes: Speedball Special』
▵『Amazing Spider-Monkey Special』
○『Marvel Apes: Amazing Spider-Monkey Special』
▵『Grunt Line』
○『Marvel Apes: Grunt Line Special』
▵『Prime Eight』
○『Marvel Apes: Prime Eight Special』
(単に省略と思われるが、正式題)
✕エイプベンジャーズがエージェント・オブ・アトラスと衝突する
○エイプベンジャーズがスパイダーモンキーと衝突する
(このMarvel Apes: Amazing Spider-Monkey Special Vol.1 #1にはエージェント・オブ・アトラスやそのエイプ版は登場しない)
✕アース-616のエイプXに尋問する
○アース-616由来のエイプXに尋問する
(Marvel Apes: Speedball SpecialからMarvel Zombies: Evil Evolutionまでは一続きのサーガとしてマルチバースをまたぐタイムパラドックスを扱っており、ここで登場するエイプXは正確にはアース-38831のエイプX。以下に簡単に物語の流れを説明する。
・Marvel Apes Vol.1 #1~4 (2008.11~12)
……マーベルユニバース(アース-616)のギボンとフィオナ・フィッツヒュー博士は実験の失敗でエイプバースに転移してしまう。2人はエイプ・キャプテン・アメリカ(を騙るエイプ・バロン・ブラッド)の欺瞞を暴き、戦いで傷付いたエイプ・スピードボールと共に元の世界に帰還した。エイプバースのエイプXの魔法のマスクも偶然一緒にアース-616に流れ着き、この世界の人間ロイ・レイナの手に渡る。
・Marvel Apes: Speedball Special Vol.1 #1 (2009.5)
……スピードボール・エイプはアース-616のイニシアティブに加入する。彼とこの世界の新たなエイプX(ロイ・レイナ)、レッドゴーストらが戦いになった時、スピードボールとレッドゴーストはなぜか数秒の間エイプバースに転移した。かいま見た猿の世界こそ征服するにふさわしいと信じたレッドゴーストはエイプXを人質にとり、スピードボールを使ってエイプバースに転移する。一方その頃、ゾンビバースのハンク・ピムもこの現象に気付いていた……。
・Marvel Apes: Amazing Spider-Monkey Special Vol.1 #1 (2009.6)
……エイプバースではスーザン・ストームの外見を猿に戻すため、鍵となるアース-616とのポータルを再び開こうとエイプベンジャーズの努力が続いていた。ポータルの橋渡し役にスピードボール・エイプを使うというアイデアはしかし、その時彼と対戦中だったレッドゴーストまでエイプバースに呼び込んでしまう(Speedball Special中盤)。危機を察知したスパイダーモンキーはとっさにポータルを破壊するが、それを裏切り行為と誤解したエイプベンジャーズと対立してしまう。スパイダーモンキーの抵抗むなしくレッドゴーストとスポードボールは自力で再びエイプバースにやって来たが(Speedball Special終盤)そこにゾンビバースからもゾンビ・ヒーローが来襲して……?
・Marvel Apes: Grunt Line Special Vol.1 #1 (2009.7)
……再び人間界では、エイプXはエイプバースの存在を嗅ぎつけたHAMMERに逮捕され過剰な尋問にかけられてしまう。これを知ったフロント・ライン紙の新人記者ジェーン・ポッターはギボンとイニシアティブのゴリラ・ガールと共にエイプXを脱獄させる。レッドゴーストに取り残されていたスーパーエイプスやHAMMERに囚われていたオークトロン(エイプバース版ウルトロン)までもが脱獄に参加するが、土壇場でオークトロンが裏切り彼らはゾンビバースに転移させられてしまう。
・Marvel Apes: Prime Eight Special Vol.1 #1~3 (2009.9~10)
……エイプバース。未来からやって来たニック・ファーリー2099はゾンビ襲来に備え、最強の8猿プライム・エイトを召集する。予知通り現われたゾンビ(Spider-Monkey Special終盤)を見事ゾンビバースに追放したプライム・エイトだが、ファーリー2099は《自分がまだ存在するということは、この時代に誰かがゾンビに感染し、感染を広めているはず》という事実を突きつける。感染が発覚したファーリーは殺されたが、アイアンマンドリルもマスクの下で密かにゾンビ・ウイルスに感染していた……!
・Marvel Zombies: Evil Evolution Vol.1 #1 (2010.1)
……エイプバースに出現したゾンビ(Spider-Monkey Special終盤)から逃げたスピードボールはアイアンマンドリルの態度を不審に感じ跡を追うと、ゾンビ化した彼(Prime Eight Special終盤)を発見する。スピードボールの通報でエイプベンジャーズがゾンビ・エイプ・トニーを殺害。さらにラボに残されたポータル装置でゾンビバースを襲撃する。
ゾンビバースに転移されていたギボン達(Grunt Line Special終盤)はエイプ軍団とゾンビ軍団の激しい戦いに巻き込まれる。大混戦の中、ゾンビバースのマグニートー(ゾンビに感染していない)とゾンビ・リード・リチャーズは、事態を収束するためにはタイムマシンでゾンビ禍の発生を未然に防ぐしかないと結論した。
猿たちの死の復讐に燃えるレッドゴーストが援護する中、マグニートーとゾンビ・リード、ギボン達マーベルユニバース組は協力してラボに向かう。感染したギボンとスピードボールは死に、マグニートーもリードに殺される。リードはゾンビ化を喜ばしい進化と捉えており、彼の狙いはゾンビ化より後のマルチバースの混乱が起きるきっかけ、すなわちスピードボールとレッドゴーストのエイプバース召喚(Speedball Special中盤)の阻止にあったのだ。そのリードも、装置の完成とともにエイプXに葬られた。
エイプバースでポータルを破壊すれば二度と元の世界には戻れないだろう。決死任務にエイプXが手を上げるが、彼を気絶させたゴリラ・ガールがエイプバースに転移しポータルを破壊、エイプバースを救う。
世界は元に戻った。マーベルユニバースでは、ジェーン・ポッターだけがマーベルエイプvsマーベルゾンビーズの記憶を持ち、彼女は荒唐無稽に見える新聞記事よりはコミックで彼らの戦いを残そうと考える──
……以上が約1年にわたるマーベルエイプ・サーガの概要である。Speedball Special中盤で、世界は「スピードボールらがゾンビバースに検知された世界」と「検知されなかった世界」に分岐しており、後者がそれぞれアース-616(マーベルユニバース)、アース-8101(エイプバース)、アース-2190(ゾンビバース)として読者のよく知る歴史を重ねていく(つまりこのシリーズはMarvel Zombies Vol.1の《歴史上は起こらなかった前日譚》も兼ねていることになる)。ちなみに改変前の世界にはアース-38831(マーベルユニバース)、アース-95019(エイプバース)、アース-21050(ゾンビバース)とナンバーが振られている。これを言い換えれば、「エイプ・スピードボールがエイプバースに召喚された時点で、アース-616はアース-38831へと分岐した」となるだろう。
そこでようやく最初に戻るが、Grunt Line SpecialでHAMMERに尋問されたエイプXがどのアースの存在かと言えば、アース-616が分岐したアース-38831のエイプXという事になるのだ)
オーバービュー CC-10 名作カバー『Amazing Spider-Man』#50
✕このカバーの構図
○このカバーと、クライマックスシーンの構図
(一目瞭然だが、隣のページのギャラリーのうち半数以上はカバーの構図とは関係無い。「捨てられたコスチュームを背に、振り返らず去って行くヒーロー」の構図は同号の8ページ目からの引用である。スパイダーマン:オーバービュー SM-44の図版参照)
オーバービュー CC-11 名作カバー『UNCANNY X-MEN』#141
▵『UNCANNY X-MEN』#141
○『X-MEN』#141
▵『Uncanny X-Men』第141号
○『X-Men』第141号
(X-Men Vol.1誌の表題は創刊当時The X-Menだったが、#50以降Theが取れてX-Menに、リニューアルした#94からはThe All-New, All-Different X-Menに変更、月刊化を機に#112でX-Menに戻したもののすぐ#114からはThe Uncanny X-Menへと変化した。この間、奥付の書誌は一貫してX-Men Vol.1で、#142以降表題に合わせる形でUncanny X-Men Vol.1に改題される。
表題に従えばこの#141もUncanny X-Menではあるが、厳密に表題を採るならThe Uncanny X-Menとなる)
▵『Uncanny X-Men』の連載は近く終了予定だった
○『Uncanny X-Men』のバーンによる執筆は近く終了予定だった
(これが示すのはジョン・バーンの連載期間(~#143)であって、コミックはその後も存続する)
オーバービュー CC-13 名作カバー『Mavel Super Heroes Secret Wars』#1
✕[項目ナンバー]CC-13
○CC-08
(デアゴスティーニ社の訂正による。
なお、このページでは当初CC-12が正しいとされていた。既にCC-12にはページが割り振られていたため訂正そのものが間違っていたのだが、これは早くとも2022年5月4日以降にサイレントにCC-08へ修正された。つまりこの訂正の見出し「2022/04/28」は誤りである)
オーバービュー DM-02 ディッコが生み出した領域
※[魔のドルマムゥのダーク・ディメンション]
(この図版だけ出典が示されていないが、Strange Tales Vol.1 #126 (1964年11月) である)
✕同第120号(1964年5月)では、ディッコはパープル・ディメンションを
○同第119号(1964年4月)では、ディッコはパープル・ディメンションを
(誤記。#120にパープル・ディメンションは出て来ない)
[コラム]
▵『Dr. Strange, Sorcerer Supreme』#22
○『Doctor Strange, Sorcerer Supreme』#22
▵『Dr. Strange, Sorcerer Supreme』#44
○『Doctor Strange, Sorcerer Supreme』#44
(奥付による。この#22, 44はDoctor Strange, Sorcerer Supreme Vol.1誌が一時的に表紙ロゴで「Dr. Strange~」と表記していた時期にあたり、その意味では誤りではない)
✕ヴィシャンティの領域
○ヴィシャンティの姿
(この号でストレンジが迷い込んだのは悪魔スリグース Sligguthの地下迷宮で、ヴィシャンティはストレンジの召喚に応じて初めて読者に顔を見せた)
▵クリムゾン・ディメンション
○クリムゾン・コスモス
(クリムゾン・コスモスとしてよく知られる。コラムの他の事物と違って、ここで紹介されるDoctor Strange, Sorcerer Supreme Vol.1 #44がクリムゾン・コスモスの初登場という訳ではない。これ以前X-Men Vol.1 #33や#46などに数コマ描かれてはいたが、冒険の舞台としてより具体的に描写されたのがDoctor~ #44という事)
▵[図版]
(コラムの図版はDoctor Strange, Sorcerer Supreme Vol.1 #43のアガモットの姿だが、本文とあまり関係が無い)
オーバービュー GN-01 マーベルのグラフィックノベル
▵[図版P1上]『The Silver Surfer』
○『Fireside Book Series』#11「The Silver Surfer」
▵[図版P1上]『The Inhumans』
○『Inhumans - A Marvel Graphic Novel』
▵『The Silver Surfer: The Ultimate Cosmic Experience』
○『Fireside Book Series』#11「The Silver Surfer」
▵『Dreadstar』
○『Marvel Graphic Novel』#3「Dreadstar」
▵『The New Mutants』
○『Marvel Graphic Novel』#4「The New Mutants」
▵『Daredevil Love and War』
○『Marvel Graphic Novel: Daredevil Love and War』
▵『Big Change』
○『Marvel Graphic Novel: The Big Change』
▵『Judgement Day』
○『Silver Surfer: Judgment Day』
▵『Enslavers』
○『Silver Surfer: The Enslavers』
▵『Abattoir』
○『Daredevil/Black Widow: Abattoir』
▵[図版P2上]『God Loves, Man Kills』
○『Marvel Graphic Novel』#5「God Loves, Man Kills」
(全て奥付の書誌による。表紙の書名からの抜粋とすれば誤りとは言えない。補足するとP1キャプションのThe Silver Surferと本文のThe Silver Surfer: The Ultimate Cosmic Experienceは同一の号を指している)
✕マーベルのグラフィックノベル第22弾には、バーニー・ライトソンが描く『Hooky』シリーズでスパイダーマンが登場する。
○『Marvel Graphic Novel』#22、バーニー・ライトソンが描く「Hooky」にはスパイダーマンが登場する。
(誌名を棒訳している。Hookyはこの号のエピソード名であってシリーズ名ではない。この号は主役がスパイダーマンであり、表紙ロゴはThe Amazing Spider-Man: Hookyである)
▵同シリーズは、第24弾『Daredevil Love and War』で
○号数制をやめたものの実質的な同シリーズの第24弾となる『Marvel Graphic Novel: Daredevil Love and War』では
(正確な誌名については前述。本誌はMarvel Graphic Novel Vol.1 #23の実質的な続刊ではあるものの、ナンバリングは引き継がなかった)
✕マーベルは、スタンとジョン・ビュッセマが生み出したシルバーサーファーの物語の第38号『Judgement Day』で、号数制をやめた。この号は全編、
○第38弾であるスタンとジョン・ビュッセマが生み出したシルバーサーファーの物語『Silver Surfer: Judgment Day』は全編、
(正確な誌名については前述。また前述の通り号数制は#23で終わっており、この号とは無関係)
✕単発ものが多く刊行された。
○刊行は散発的になっていった。
(意味不明。グラフィックノベルは読み切りとして刊行されるもので、最初から全て「単発もの」である。時期的に考えれば、往時は年10号以上刊行されたシリーズが季刊ペース以下に落ち込んだ事を指しているのか)
✕最近の作品には、ジム・スターリンによるX-メンの物語や新しいサノスの物語がある。
○最近の作品には、『X-Men: No More Humans』やジム・スターリンによる新しいサノスの物語『Thanos: The Infinity Revelation』がある。
(誌名を書かないのは字数の問題か。時期的にX-Men: No More Humansを指していると思われるが、これはスターリンではなくマイク・カーリー Mike Carey の作。なおスターリンはこのシリーズで他に4作の「Thanos: The Infinity~」を上梓しているが、マーベル・ファクト・ファイル原書の刊行時には最初の1作であるThanos: The Infinity Revelationしか刊行されていなかった)
オーバービュー HC-01 ユーモアコミック
▵[サンクマリナー]ホアリー・ハルシオン・ヒーローズはハッピー・ヘブン・ホームに隠居した。
○「楽隠居せし英雄らのハッピー・ヘブン・老人ホーム」に隠居した。
(原語はハッピー・ヘブン・ホーム・フォー・ホアリー・ハルシオン・ヒーローズ The Happy Haven Home for Hoary Halcyon Heroesで、ひと続きの固有名詞である。サンクマリナーはヒューマン・スコーチと激闘を繰り広げた(Marvel Mystery Comics Vol.1 #9のパロディ)が、チャーリー・アメリカにもう若くないと諭され、二人で老人ホームに隠居する)
▵[オブノキシオ]『Crazy』誌
○『Crazy Magazine』誌
(Crazy Vol.2の後継誌がCrazy Magazine Vol.1で、オブノキシオは後者の#65でデビューした。もっとも当時のCrazy MagazineのタイトルロゴからはMagazineの文字が消えており、その意味で誤りではない)
?キャプテン・チャーリー
○チャーリー・アメリカ
(誤記と思われるが、作中でこう呼ばれた場面があったのかもしれない。ご存じの方には御一報頂ければ幸いである)
▵[マーベルのクレイジー]『Crazy』
○『Crazy Magazine』
(前記の通り)
✕『Crazy』は第94号まで続いた。その後の数年間で、『Spoof』(…)や『Arrgh!』(…)といった、
○『Crazy Magazine』は第94号まで続いた。その創刊前後の数年間には、『Spoof』(…)や『Arrgh!』(…)といった、
(Crazy Magazine Vol.1は1973~83年刊。Spoof Vol.1は1970~73年、Arrgh! Vol.1は1974~75年刊である)
✕短命で終わった『Marvel Humour』シリーズも発行し(すぐに『Marvel Absurd』というタイトルに変更された)、認可タイトル(…)とオリジナル作品(…)の両方を取り込んだ。
○『Marvel Humor』インプリントも発行したが短命で終わった。後に『Marvel Absurd』という名称でよみがえり、これらを冠した作品にはコミカライズ(…)とオリジナル作品(…)の両方がある。
(Humourはイギリス英語で、正しくはアメリカ英語のHumor。Marvel Humorはインプリント(レーベル)で、例えばBeavis and Butt-Head Vol.1全26号中#9~11のみMarvel Humorインプリントを冠するといった運用がされたため、シリーズと呼ぶのは差し支えがある。Marvel Humorはわずか3ヶ月で消失し、その約1年後にMarvel Absurdが創設された(このインプリントはまだしも長続きしたとはいえ、1年足らずでやはり消失している)。「認可タイトル」と書くと分かりにくいがコミカライズの事で、Beavis and Butt-Head Vol.1とThe Ren & Stimpy Show Vol.1はアニメ『ビーバス&バットヘッド』『レンとスティンピー』が元、Earthworm Jim Vol.1はゲーム『アースワーム・ジム』が原作である)
✕『What…Huh?』
○『Wha…Huh?』
(誤記。同ページの右上端参照)
オーバービュー HF-01 ジョナサン・ヒックマンのファンタスティック・フォー
✕FF #1「WELCOME TO THE FUTURE FOUNDATION」
○FF #1~5「WELCOME TO THE FUTURE FOUNDATION」
✕#1››››#11
○#1››››#5
(号数が食い違っている。なお、「WELCOME~」の副題は#1のみに書かれたもので、他項にある副題とは位置付けが微妙に異なる)
✕#600››››#604
○#6››››#11 #600››››#604
(見出しからFF Vol.1 #6~11が抜けている。
なお、一見Fantastic Four Vol.1 #589~599が飛ばされているように見えるが、これで正しい。解説にある通りFantastic Four Vol.1は#588で一旦完結し、FF Vol.1 #1~11がその後を継いだ。この11号分をFantastic Four Vol.1としてカウントすれば#589~599になり、これに続く巻として始まったのが#600~である。
ただしFantastic Four Vol.1 #600と同時にFF Vol.1 #12も発行され、今度はこの2誌が別々のシリーズとして並行に刊行されている。複雑な展開だが、「FF #11(=実質的なFantastic Four #599)の後に、Fantastic Four誌とFF誌に分岐した」ととらえれば分かりやすいだろう)
✕『FF』#6~11「THE WAR OF FOUR CITIES」
○『FF』#6~11
(他項と違い、#6~11にこの副題が付いたことはない)
✕「The Return of Nathaniel Richards」
○ナサニエル・リチャーズの復帰
✕「Return of Torch」
○トーチの帰還
(特定の副題ではない)
オーバービュー HU-01 闇の軍団
✕[サタニッシュ]作:スタン・リー、スティーブ・ディッコ
○作:ロイ・トーマス、ジーン・コーラン
(誤記)
▵『Tales of the Zombie』
○『Zombie』
(同誌は奥付の書誌上では一部を除いてZombie Vol.1。表紙ロゴは一貫してTales of the Zombieだったため誤りではないが、約30年後にMAXレーベルで創刊された後継誌の表紙ロゴはZombieである)
✕『Monsters Unleashed』では、フランケンシュタインの怪物を主役とする短命のシリーズが、この雑誌の巻頭を飾った。最初の6号はマイク・プルーグによって描かれた。
○『Monsters Unleashed』では、最初の6号をマイク・プルーグが描いた『Frankenstein』のフランケンシュタインの怪物を主役とする短命のシリーズが、この雑誌の巻頭を飾った。
(プルーグが描いたのはMonsters Unleashed Vol.1より約半年先立って創刊されたFrankenstein Vol.1)
✕当初はジョン・ビュッセマがペン入れを担当した
○最初期にはジョン・ビュッセマが作画を担当した
(ビュッセマはガース「復活」の最初の号であるZombie Vol.1 #1でトム・パーマーと共同で作画したが、他の号は主にパブロ・マルコスが作画とペン入れを兼任している。同誌でビュッセマがペン入れを担当した事は無い)
※[コラム:ズベンビー]1997年まで
(文章は1997年という年について説明が無いが、おそらく大手コミックで最後にズベンビーが登場した例として知られるWonder Woman Annual Vol.2 #6の刊行年を指すと思われる。もっとも例えば2007年のCable & Deadpool #48の中に言及があるなど、厳密に1997年が最後という訳ではない)
オーバービュー KF-01 カンフーコミック
✕ブルース・リーの死から6週間後に公開された
○ブルース・リーの死から4週間後に公開された
(『燃えよドラゴン』の全米公開日は8月19日、リーの命日は7月20日)
▵『Deadly Hands of Kung Fu』は1977年に計33号と『Deadliest Heroes of Kung Fu』特別号
○『Deadly Hands of Kung Fu』は1977年に計33号と『Kung Fu Special』特別号、および『Deadliest Heroes of Kung Fu』特別号
(奥付のタイトルはKung Fu Specialだが、表紙上はDeadly Hands of Kung Fu Special Album Editionで、Deadly~の特別号なのは明らか)
▵『Marvel Now』のコミック
○「All-New Marvel NOW!」のコミック
(正式題。たびたび行なわれたMarvel NOW!系キャンペーンの一環という意味では誤りではない。これらは誌名ではなくリニューアルキャンペーンの名前であり、一般に商品名に使われる二重かぎ括弧で囲むのは疑問がある)
オーバービュー MA-01 マーベルの神秘
✕[ウィッチズ]作: マイク・デオダート、ブロンウィン・カールトン
○作: マイク・デオダート、ブライアン・パトリック・ウォルシュ
(初めてウィッチズが結成されるWitches Vol.1 #1の作家はブライアン・パトリック・ウォルシュ)
✕『Strange Tales』は1968年6月の第164号から、
○『Strange Tales』は1968年1月の第164号から
(誤記)
▵マーベルは1973年まで、ふたり目の魔術師ヒーローを主役に据えることはなかった。同年、
○マーベルは1973年まで、ふたり目の魔術師ヒーローを主役に据えることはなかった。この年、
(文法的誤り)
オーバービュー MC-01 MC2ユニバース
✕限定シリーズ『The End!』
○読切『Spider-Girl: The End!』
(「The End」を冠した作品はX-Men: The EndやPunisher: The Endなど幾つも刊行されており、スパイダーガールの場合『Spider-Girl: The End!』が正式タイトルとなる。このコミックはミニシリーズではなく、1巻完結のワンショット誌)
オーバービュー MG-01 『Marvel Age』
✕それからすぐに「お便りページ」が設けられ、そのタイトルは毎号異なった!
○そして以前から設けられていた「お便りページ」のタイトルが毎号変わるようになった!
(お便りページ「Letters」の発足は#4から。見開き裏の右手にある通り、#7以降からコーナータイトルが毎号月替わりになる)
✕奥付には、(…) フォーブッシュマンのイラストも掲載された。
○コーナーボックスには、(…) フォーブッシュマンのイラストも掲載された。
(コーナーボックスとはアメコミ表紙の主に左上隅にある、号数や刊行月を示す長方形の図版。この文の右手の図版参照)
✕12ページにわたるこの談話
○11ページにわたるこの談話
(誤記)
※クリス・クレアモントによる『X-Men』
(Marvel Age創刊当時すでにX-Men Vol.1はUncanny X-Men Vol.1に改名していたが、クレアモントは改名より前から担当していたので誤りではない)
※同氏とスタン、そしてグリーン・ゴブリンが、
(この「グリーン・ゴブリン」とは着ぐるみのアクターのこと。見開き裏の上段中央参照)
▵マーベル社内の様子を伝える記事「A Day in the Life of Marvel Comics」
○マーベル社内の様子を伝える特集「A Day in the Life of Marvel Comics」
(「A Day〜」は#33の特集記事で、様々な編集者が持ち回りで担当した連載記事「Behind the Lines」の拡大版)
✕『X-Men』のリブート
○『X-Men』のリニューアル
(初代X-ファクターのX-メンへの合流、従来のUncanny X-Men Vol.1と別ラインでジム・リーを看板作家に迎えたX-Men Vol.2の新創刊といった大幅なリニューアルが行なわれたものの、世界観が一新された訳ではない)
オーバービュー MN-01 マーベルユニバースの動物たち
✕ヴァリノール
○アラゴーン
(ヴァリノール Valinorもブラックナイトの愛馬だがその姿は黒くコウモリの翼を持ち、ここで指す白いペガサスのアラゴーンとは異なる)
※ジャイアントマンを脅威にさらすブラックナイトが乗る、翼の生えた馬
(特に説明が無いが、このブラックナイトは前段で紹介されたデーン・ウィットマンとは別人のネイサン・ギャレット。この愛馬ヘルホース(本名エレンディルと後に設定された)はヴァリノールとも違いまさに黒いペガサスという姿だったが、ギャレットの死後ドレッドナイトに受け継がれ、ドラゴンのような姿に変異している)
オーバービュー MT-01 マーベル年表:1939~46年
✕[RRC #1]ジャック・カービーが最初期に手がけた、レッド・レイブンとマーキュリーが主役の作品だ。
○ジャック・カービーも最初期に手がけた、レッド・レイブンやマーキュリーが主役のコミック誌だ。
(Red Raven Comics Vol.1 #1はオムニバス誌で、レッド・レイブンとマーキュリーはそれぞれ別の作品の主役。同誌はカービーのタイムリーデビュー作ではあるが、レッド・レイブンはルイス・カズヌーヴ Louis Cazeneuveによるもの)
✕[DMC #6]この号に登場した新キャラクターは、
○このコミック誌に登場した新キャラクターは、
(ここで挙げられるうち、フィンとサンダラーは#7が初登場)
✕[CAC #3]散文的な短い物語
○小説形式の短編
(誤記)
?[KID #1]若い読者向けのヒーロー・アクション・コミックスという大胆な実験作品。
→幼年向けのカートゥーンとヒーロー・アクション・コミックスの併録という大胆な実験誌。
(当時のヒーローコミックは概ね「若い読者向け」であって、何が実験作品なのか不明。恐らくヒーロー物とカートゥーンをオムニバスでパックした事を指すのではないか)
オーバービュー MT-02 マーベル年表:1946~49年
▵[略称一覧]ICC = IDEAL: A CLASSICAL COMIC
○ICC = IDEAL
(#1~3の表紙にこそA Classical Comicの副題があったが、#4ではThe World's Greatest Stories!に、#5ではLove and Romanceに代わっており、修飾的な意味合いが強かったようだ)
▵[略称一覧]AWW = ALL WESTERN WINNERS
○AWW = ALL WINNERS
(#1の時点ではAll Winners、#2で表紙ロゴがAll Western Winnersとなり、#3以降奥付でも表紙に追随してAll Western Winnersと称された)
?[MR #1]アメリカで2番目となるロマンスアンソロジー
(ここに書かれるサイモン&カービーによるコミックでもYoung RomanceとYoung Loveの2誌が、他社からも数誌が既に刊行されており、順序として2番目とは考えにくい。確認できなかったが、売上が史上2位だったのだろうか?)
✕[LL #1]わんぱくデニスとヘンリーのような子どもが主役の作品
○わんぱくデニスとヘンリーのような子どもと家族が主役の作品
(「わんぱくデニス」は新聞漫画Dennis the Menaceの邦題で、他にも映像化作品が多数この題で輸入された。ヘンリーはこの主人公デニスの父親の名)
▵[CAW #74]『Captain America』から
○『Captain America Comics』から
(当時の正式題)
?[SUS #1]2冊目のラジオ連動コミック
(Suspense Vol.1はラジオドラマ番組Suspenseのエピソードのコミック化を中心としていたアンソロジー。これ以前にラジオ番組とのタイアップ作品があったかは確認が取れていない。ご存知の方はご一報下されば有難い)
オーバービュー MT-03 マーベル年表:1950~54年
▵[略称一覧]CAC = CAPTAIN AMERICA COMICS
○CAC = CAPTAIN AMERICA
(この一時的な復活期#76~78にあたって、Captain America ComicsはCaptain Americaに改題された)
オーバービュー MT-04 マーベル年表:1955~60年
▵[MIA #1]ゴシップ・ステイシー
〇スカットルバット・ステイシー
(Scuttlebutt Stacy。Scuttlebuttは「ゴシップ」という意味で、意訳ではあろうがキャラクターのニックネームを意訳するのは適切とは言えない)
オーバービュー MT-05 マーベル年表:1960~65年
▵[略称一覧]SGF = SGT. FURY AND HIS HOWLING COMMANDOS
○SGF = SGT. FURY
▵[略称一覧]MT ANN = MARVEL TALES ANNUAL
○MT ANN = MARVEL TALES VOL.2
(ともに奥付による。表紙のタイトルロゴとしては誤りではない)
✕MT ANN #1(64年1月)
○MT ANN #1(64年)
(Marvel Tales Vol.2はこの時点では年刊誌という体裁だったため、カバーデイトに月表記は無かった。リリースデイトでは64年6月だったため、カバーデイトがそれより早いというのは考えにくい)
✕[JIT #62]モンスターの外見は『Marvel Feature』でゼムヌに再利用された。
○ゼムヌというモンスターの設定は『Marvel Feature』で再利用された。
(Journey Into Mystery Vol.1 #62・66に登場した「ハルク」ことゼムヌと、Marvel Feature Vol.1 #3に登場したゼムヌは同一人物。
時系列順に書くと、ゼムヌはJourney Into Mystery Vol.1 #62 (1960年11月) で初登場し、「ハルク」「リビング・ハルク」という二つ名を得た。#66 (1961年3月) で再登場したゼムヌは再び地球を脅かしたが、最終的に文字通り塵と消える。
一方、翌1962年におなじみのハルクがIncredible Hulk Vol.1 #1 (1962年5月) でデビュー。当初グレイで塗られていた肌は、#2で有名な緑色に再設定された(当時は単に彩色の都合で、理由付けは考えられていなかった)。ハルクは#6 (1963年3月) で旗艦誌の打ち切りを経験したものの、他誌のゲスト出演(その中にはAvengers Vol.1も含まれる)を続け生き長らえ、Tales to Astonish Vol.1 #59 (1964年9月) 以降同誌の「2枚看板」レギュラーの座を勝ち取った。同誌は#102で休刊久しいIncredible Hulk Vol.1の名に改題 (1968年4月) 、ハルクは再び個人誌の主役に返り咲く。
こうしてハルクが人気タイトルとなった影で、モンスター系再録誌Monsters on the Prowl Vol.1の#11・#14 (1971年6・12月) にゼムヌのエピソードがそれぞれ再掲載された。しかし当時人気者となっていたハルクとの混同を避けたのか、ゼムヌの体色は茶色から純白に、「ハルク」の名も「タイタン(巨人)」に書き換えられた。これ以降、ゼムヌは常に白色で描かれており、こちらが「正史」と位置づけられているようだ。
翌年Marvel Feature Vol.1 #3 (1972年6月) で、このタイタンことゼムヌが再び地球に現われ、マーベルユニバースのヒーロー達と激突。かつての「ハルク」対現ハルクの夢の対決が演出された)
オーバービュー MT-06 マーベル年表:1966~70年
▵[MLO (VOL.2) #1]1950年代のベストセラーが復活する。
○1950年代のベストセラージャンルが復活する。
(My Love Vol.1自体は恋愛コミックブームの最中1950年に#4で打ち切られており、ベストセラー誌とは言い難い。しかし「ベストセラー」が恋愛ジャンルそのものを意味するのであれば誤りではない)
オーバービュー MT-17 マーベルUK年表
✕[略称一覧]CBM = CAPTAIN BRITAIN MONTHLY
○CBM = CAPTAIN BRITAIN VOL.2
(区別のためにMonthly(月刊)と付けられる事はあるが、正式題はCaptain Britain (Vol.2))
✕[略称一覧]RWA = REVOLUTIONARY WAR
○RWA = REVOLUTIONARY WAR: ALPHA
(Revolutionary Warはイベントタイトルで、単にRevolutionary Warというコミックは存在しない。ここで挙げられているのはイベントのプロローグにあたるRevolutionary War: Alpha Vol.1 #1)
✕SCW #1(73年2月12日)
○SCW #1(73年2月17日)
✕CB #1(76年10月1日)
○CB #1(76年10月13日)
✕RWA(2014年2月)
○RWA(2014年3月)
(誤記)
▵[FUR #1]編集者のニール・テナントが
○当時編集者だった、あのニール・テナントが
(この人物は後のペット・ショップ・ボーイズのボーカル)
✕[HC #1]スティーブ・パークハウス、デビッド・ロイド、ジョン・ボルトンが考案したナイトレイブン
○スティーブ・パークハウス、デビッド・ロイドが考案したナイトレイブン
(ジョン・ボルトンが中期のナイトレイブンを多く担当したのは事実だが、考案に携わっていたかというと疑わしい)
✕[MSH #353]8年間、週刊誌として出版されたマーベルUKの主力タイトルが
○7年間、週刊誌として出版されたマーベルUKの主力タイトル『Mighty World of Marvel』が改題を経て
(Mighty World of Marvel Vol.1は1972年10月に創刊され、1979年1月にMarvel Comic Vol.1に改題(#330)。同年7月の#352を最後に、同9月にMarvel Super-Heroes (UK) Vol.1として月刊誌にリニューアルされた)
✕[RWA]18年を経て、
○20年を経て、
(誤記)
オーバービュー MU-01 マーベルUK
?[ウォーヘッズ]原作: スティーブ・ホワイト
(ホワイトはWarheads Vol.1誌ではカラリストであり、原作に関わっていたかは疑わしい。ただしホワイトはマーベルUKで編集者を兼任していたため、原案レベルで関与していた可能性はある)
✕[モーターマウスとキルパワー]原作: ポール・ニアリー
○原作: グラハム・マークス
(誤記。Graham Marks)
✕パルプ・フィクション『Night Raven』もあった。
○パルプ・フィクションの主役ナイトレイブンもいた。
(ナイトレイブンは当時単独誌を持たず、Hulk Comic等の併載作として掲載されていた)
✕最初は『Hulk』と『Spider-Man』がイギリスで描かれ、
○最初は『Hulk Comic』がイギリスで描かれ、
(当時ハルクのUKオリジナルエピソードのコミック誌としてHulk Comicが創刊されたが、スパイダーマンの方はマーベルUKがパニーニに買収されてしばらく経つまではアメリカ版の再録にとどまり、この文脈のデズ・スキン時代にはあたらない)
▵コミック版『Doctor Who』も作られた。
○コミック誌『Doctor Who Weekly』も作られた。
(正式題。ただし、Doctor Whoは番組タイトルであり、そのコミック版という意味で間違いではない)
✕『Captain Britain』は全12号の月刊シリーズに
○『Captain Britain』は全14号の月刊シリーズに
(誤記。Captain Britain Vol.2 #1~14)
▵近年、『MI:13』は
○近年、『Captain Britain and MI-13』は
(正式題)
✕[コラム:デスヘッドが多すぎる]『Doctor Who』の単独誌に活躍の場を移した。
○『Doctor Who Magazine』に、そしてデスヘッドの単独誌に活躍の場を移した。
(ドクター・フーの単独誌であるDoctor Who Magazine Vol.1(正式題)にゲスト出演したのは事実だが、直後のDeath's Head Vol.1を無視するとも考えにくい)
オーバービュー MU-02 革命の呼び声
✕ALPHA #1
○REVOLUTIONARY WAR: ALPHA #1
✕DARK ANGEL #1
○REVOLUTIONARY WAR: DARK ANGEL #1
✕KNIGHTS OF PENDRAGON #1
○REVOLUTIONARY WAR: KNIGHTS OF PENDRAGON #1
✕DEATH'S HEAD Ⅱ #1
○REVOLUTIONARY WAR: DEATH'S HEAD Ⅱ #1
✕SUPERSOLDIERS #1
○REVOLUTIONARY WAR: SUPERSOLDIERS #1
✕MOTORMOUTH #1
○REVOLUTIONARY WAR: MOTORMOUTH #1
✕WARHEADS #1
○REVOLUTIONARY WAR: WARHEADS #1
✕OMEGA #1
○REVOLUTIONARY WAR: OMEGA #1
(省略なのは明らかだが、AlphaとOmegaを除いて各々はマーベルUK全盛期に同名のコミックが存在している。事実、本文では当時の誌名とRevolutionary War版の誌名が混在して紛らわしい。AlphaとOmegaについては、同名の誌名こそ存在しないものの、マーベルでは大型イベントのイントロと最終号に「〜: Alpha」「〜: Omega」と付けるのが定例化しておりこれも紛らわしい)
✕[ALPHA #1]2014年1月
○2014年3月
✕[DARK ANGEL #1]2014年2月
○2014年3月
(誤記。~Alphaに関してはリリースデイトでは正しいが、他が全てカバーデイトで記されており不統一)
※カウシルは『Super Soldiers』の派生作品を執筆したが、印刷間際で発売中止になった
(Roid Rage Vol.1の事)
✕スティーブ・ワッカー
○スティーブン・ワッカー
(Stephen Wackerの脱字)
▵マーベルUKのヒーローたちが再び世界を席巻するのは時間の問題にすぎなかった。
○マーベルUKのヒーローたちが再び世界を席巻するのは時間の問題にすぎないのかもしれない。
(原著ではこの項はRevolutinary Warから1年足らずで出版されており、この後のマーベルUKキャラの展開の見通しは不透明だった。Revolutinary Warから10年が過ぎた現在の目で見れば、マーベルUKキャラはその大半が相変わらず不遇のままである)
オーバービュー MU-04 マーベルUK
✕『Red Mist:2020』
○『Red Mist 20-20』
✕『Blood Rush』
○『Bloodrush』
✕『Heavy Weapon』
○『Heavy Weapon 911』
✕『Tymestryke』
○『Timestryke』
(実際には刊行されていないが、当時の予告などによる)
✕『Death’s Head II/Killpower』
○デスヘッドⅡとキルパワーが共演する『Battletide』シリーズの新作
(この以前にやはりデスヘッドⅡとキルパワーの共演誌Battletide Vol.1およびBattletide II Vol.1が刊行されていた。これらの表紙には「Death’s Head II & Killpower: Battletide」というように2者の名前も書かれていたが正式題には含まれず、Battletide Vol.1 #3-4では「Death’s Head II vs. Killpower: Battletide」と書かれていた)
✕『Dark Guard Gold: Old Friends』
○『Dark Guard: Old Friends』『Dark Guard Gold』
(おそらく企画上ではDark Guard Vol.1で未刊に終わった#5・6に相当するDark Guard: Old Friends誌と、新作であるDark Guard Gold誌の2誌があったと思しい)
✕Doctor Who: Age of Chaos
○Doctor Who: The Age of Chaos
(脱字)
オーバービュー NO-01 マーベルのノワール作品
✕『X-MEN NOIR』
○『X MEN NOIR』
✕X-メン
○Xメン
(ノワール・ユニバース版X-メンはおそらく科学的イメージより世俗のミステリアスなイメージを強調するため「X-Men」ではなく「X Men」と表記された。)
✕『X-MEN NOIR: THE MARK OF CAIN』
○『X MEN NOIR: MARK OF CAIN』
(上記に加えて、このタイトルにはTHEが無い)
▵スパイダーマン
○ザ・スパイダーマン
(スパイダーマン・ノワールは劇中では「ザ・スパイダー The Spider」や「ザ・スパイダーマン The Spider-Man」と呼ばれた。日本語訳においてTheを省略する事は珍しくないが、この場合は他の「スパイダーマン」との違いを失う事になる)
✕フランク・キャッスル
○フランク・カステリオーネ
(Punisher Noir Vol.1の主人公パニッシャーはイタリア系アメリカ人フランク・カステリオーネ・ジュニア。なお殺される父はフランク・カステリオーネ・シニア)
オーバービュー NU-01 ニューユニバース
✕[DP7]ビタ
○ビバ
(Vivaの誤字)
✕[コラム:ニューユニバーサル]ホワイトイベントで多数の超人が誕生する代わりに、(…)出現のきっかけとなる。
○ホワイトイベントは多数の超人を誕生させる代わりに、(…)出現のきっかけとなる。
(文法の誤り)
オーバービュー RI-01 レトコン
✕[グレイゾーン]『Uncanny X-Men』#137
✕[本文]『Uncanny X-Men』#137
○『X-Men』#137
(当時X-Men Vol.1誌はしばしば表紙に「The Uncanny X-Men」の題が書かれていたがそれは装飾的なものであり、事実この#137の表題は「Special Double-Size Issue! X-Men」だった)
✕[マグニートーはもういない]『New X-Men』#150(2004年2月)で死んだマグニートーは、本物ではなかった。このマグニートーはミュータントのゾーンのふりをしていたため、ゾーンもゾーンではなかった!
○ミュータントのゾーンのふりをしていたマグニートーは『New X-Men』#150(2004年2月)で死んだが、このマグニートーも本物ではなかった。やはりゾーンはゾーンだったのだ!
(解説の示す画はNew X-Men Vol.1 #146 (2003年11月)でゾーンの正体がマグニートーだと明かされた場面。この“マグニートー”は同#150 (2004年2月)でウルヴァリンに殺されるが、ほどなくこれは偽のマグニートーだったとレトコンされExcalibur Vol.3 #1 (2004年7月)で本物のマグニートーが再登場する。死んだ偽マグニートーの正体は曖昧なままにされていたが、New Avengers Vol.1 #20 (2006年8月)でやはりゾーン自身がマグニートーを装っていたと判明した)
✕『X-Men』#42の後づけ設定により、プロフェッサーXは死んでいなかったことが判明する。
○『X-Men』#42で死んだプロフェッサーXは後づけ設定により、死んでいなかったことが判明する。
(本文にある通り、プロフェッサーXが生きていたと後付けされるのはX-Men Vol.1 #65での事。#42は死亡した回であり後付けは起きていない)
▵『Planet X』
○『New X-Men』での「Planet X」
(「Planet X」はNew X-Men Vol.1 #146~150のエピソードを示す)
※彼は「未知の力」に取り憑かれた
(ゾーンを凶行に走らせた「未知の力」は直接的にはパワー増強ドラッグ「キック」の作用と思われるが、厳密な種明かしがされた訳ではない。メタ的に言うなら確かに本文が示す通りレトコンの力と言える)
オーバービュー TC-01 クロスオーバーイベント
✕「THE AGE OF APOCALYPSE」(1995〜96年)
○「THE AGE OF APOCALYPSE」(1995年)
(完結巻X-Men Omega Vol.1 #1は1995年6月刊(カバーデイト))
✕「KREE-SKRULL WAR」(1971〜72年) 全9号の紛争には、
○「KREE-SKRULL WAR」(1971〜72年) 全8号の紛争には、
(次ページにある通り、Avengers Vol.1 #89~97の計8号)
▵『Uncanny X-Men』第141~142号
○『X-Men』141号・『Uncanny X-Men』142号
(このDays of Future PastストーリーアークはちょうどX-Men Vol.1誌からUncanny X-Men Vol.1への改名の時期をまたいでいる。とは言え表題では#141以前からThe Uncanny X-Menと書かれており、間違いという訳ではない)
オーバービュー TI-01 ねじれた時間
✕37世紀(アース-811)
○37世紀(アース-4935)
(ケーブルとストライフのいた37世紀はアース-4935。アース-811はデイズ・オブ・フューチャー・パストの時間軸で、コラム中に登場するレイチェル・サマーズがこのアース-811の出身である)
▵『Uncanny X-Men』#141
○『X-Men』#141
▵『Uncanny X-Men』#141~142
○『X-Men』#141・『Uncanny X-Men』#142
(X-Men Vol.1誌は#142からUncanny X-Men Vol.1誌に改題する。もっとも表紙上ではそれ以前の#114から「The Uncanny X-Men」と書かれているので、それに沿えば誤りでもない)
オーバービュー UU-01 アルティメットユニバース
▵[アルティメット・ソー]『Ultimate Comics: Thor』
○『Ultimate Thor』
(当時アルティメット系誌はすべて(広告などで)タイトル先頭にUltimate Comicsを付けてブランディングされていたが、一方で表紙・奥付ともにComicsの字は無かった。現在でもマーベル公式サイトではUltimate Comicsとして扱われており、誤りではない)
▵[アルティメット・デアデビル]2本の限定シリーズ
○限定シリーズ
(デアデビルはUltimate Daredevil and Elektra Vol.1ではダブル主役の一人を務めたが、他にアルティメット・デアデビルを誌名に冠したシリーズは無い。ただし、Ultimate Elektra Vol.1はエレクトラが主役とはいえ実質的にはデアデビルも共演しておりこれを含めて「2本」と呼んで不自然とも言えない)
✕シリーズ第一弾から1年あまりで、『Ultimate X-Men』が発売された。
○シリーズ第一弾から半年たらずで、『Ultimate X-Men』が発売された。
(最初のアルティメットタイトルUltimate Spider-Man Vol.1 #1が2000年10月刊、Ultimate X-Men Vol.1 #1は翌年2月刊である)
[アルティメットな成功]
✕『Ultimate Team-Up』
○『Ultimate Marvel Team-Up』
(誤記)
✕『Ultimate Iron Man』や『Ultimate Vision』の限定シリーズも含む『アルティメット』シリーズの第一弾は、『Ultimatum』で、マグニートーが地球に壊滅的な攻撃を加える場面で完結した。
○『Ultimate Iron Man』や『Ultimate Vision』の限定シリーズに続く『アルティメット』シリーズの大型イベントは、『Ultimatum』で、マグニートーが地球に壊滅的な攻撃を加えた。
(甚だしい誤り。Ultimate Iron ManシリーズもUltimate Vision Vol.1もUltimatumイベントとは無関係。Ultimatumが何の第一弾かが不明(少なくともシリーズの第一弾でも、ユニバースにおけるイベントの第一弾でもない)で、その結末は自らの思想の誤謬を知ったマグニートーが攻撃を中止し、後に息子クイックシルバーがその後を継ぐ場面で終わる)
✕『Miles Morales: Spider-Man』
○『Miles Morales: Ultimate Spider-Man』
(誤記)
オーバービュー WI-01 What If…?
✕アース-928
○アース-982
(ここで指すMC2ユニバースはアース-982で、アース-928は西暦2099年を舞台にした一連の『2099』シリーズで知られるマーベル2099ユニバース)
オーバービュー ZO-01 マーベルゾンビーズ
▵『MARVEL ZOMBIES: BATTLEWORLD』
○『MARVEL ZOMBIES Vol.2』
(表紙上はそのように記載されているが、実際の奥付ではMarvel Zombies Vol.2)
✕『ウォーキング・デッド』や、『Captain America』『Ultimate X-Men』でゾンビ作品を何度も扱ってきた
○『ウォーキング・デッド』や、『Captain America』『Marvel Team-Up』でゾンビ作品もヒーロー作品も扱ってきた
(Captain America Vol.4やUltiate X-Men Vol.1でカークマンが担当したストーリーにゾンビは登場しない。ゾンビを抜きにしてもカークマンによるUltimate X-Men自体がMarvel Zombies Vol.1よりも後の刊行である。時期的にはMarvel Team-Up Vol.3等を指すのではないか)
✕『Marvel Zombies Vs. The Army of Darkness』
○『Marvel Zombies / Army of Darkness』
✕『Marvel Zombies: The Return』
○『Marvel Zombies Return』
(それぞれ奥付によるが、表紙でも「The」は書かれていない)