感謝とは 心が動かされ言葉が放たれること その参
外宮、内宮と感謝の旅の御伊勢参りの最後にワタクシが選んだのは、月讀宮。
天照大御神が太陽を司る神なら、月讀尊は月を司る神。月讀尊は天照大御神の弟で、夜の闇を統べる神でもあります。
片方だけに参拝するのではなくて、太陽と月、昼と夜、両方に詣でるのがなんとなく大事な気がして、行かねばと感じていました。
内宮から5分も車で走らないくらいのところに、月讀宮はあります。
あった、あったといざ駐車場に入ろうとして目の前に飛び込んできた景色に、ワタクシ、
😳😳😳。
同時にムッシュがひと言、なんや、ここ?
今まで目にしてきた外宮、内宮の雰囲気と、明らかに、違う💦💦
車を停めて、鳥居に向かうと最初の違和感がより強烈に。
立ち寄った時間は14時半過ぎだったにも関わらず、鳥居の向こう側は薄暗く、立ち寄りがたい雰囲気。
人を寄せ付けないような圧を感じます。
詣でる側の本気を試されると言うか、大阪弁で言ういちびった感覚で行こうものならバチがあたるような、真剣さを試されるような感覚。
見えないなにかが、じっとこちらを射抜くように見ているような感覚。
これはちょっと怖いねぇ……
雰囲気全然ちゃうな
と言いながら、鳥居前へ。
一礼したあと口からおじゃまします、と出るくらい、ガチで背筋が伸びます。
内宮とは全く違う、夜の闇を纏う感じの怖さを感じて、鳥肌がゾワっと。
見られて試されている感があって、手水舎に向けて早足に。笑
宿衛屋に宮司さんの姿を見つけて、ほっ。
御朱印をいただきながら、この雰囲気の違いに驚きました、と少しお話をしましたが、内宮と合わせて月讀宮にも詣る人はあまり多くないみたいで、折角来たのならこちらにも詣ってくださいね、と言っているんですよ、と笑顔で仰ってました。
お詣りするときはこの順番でね、と丁寧に教えていただいて、いざ拝殿へ。
月讀宮、月読尊荒御魂宮、伊佐奈岐宮、伊佐奈弥宮の4柱の拝殿がある場所に着くと、雰囲気がガラッと変わって、内宮と同じ空気感に。
闇の奥に穏やかな場所が隠し守られているみたいな、不思議な感覚。
そこだけ陽の光が差し込んで、ここに神様が居ると感じさせられる、そんな空間です。
ここには月讀宮と天照大御神の両親である、伊弉諾尊の伊奘冉尊が祀られています。
流れ的に天照大御神一家に感謝の祈りを捧げることになったのですが、「家族」とともに今があることへの感謝を伝えるという意味では、これも予定調和で、だからここに来たかったんだなぁと後から答え合わせになりました。
今回初めて月讀宮を訪れましたが、太陽と月、陰と陽、これは両方お詣りして初めて理解できる感覚で、内宮だけでは片手落ちだと感じずにはいられない、そんな場所でした。
これから内宮に行かれる方は、ぜひその足で月讀宮に行かれることをお勧めします。
昨日、夕日がキラキラと波間を揺れる美を見たあと、月光がキラキラと波間を揺れる美を見ることになったのも、光を統べる天照大御神と、闇を統べる月讀尊が伊勢の地を訪れたご褒美に見せてくれたものだったのかもしれない、と感じました。
すべて万物は陰と陽、ふたつでひとつ。
でもこのふたつは決して溶け合ってひとつになることはない。普段は忘れがちなものごとの本質について、氣付かせてくれる場所だった氣がします。
お詣りを終えて、最後に鳥居を振り返って見たら、来たときと鳥居の奥の雰囲気が全く違う!!!
私だけかと思って聞いてみたら、ムッシュも同じことを感じていたらしく。
なんで怖い、と感じたんだろう?という感じで。
いい加減な氣持ちで来た人は受け容れないって言うことなのかな??
などと話しながら、ふと思いました。
天照大御神は訪れる人すべてを受け容れる開かれたあたたかい非言語的周波数をもつビルダーみたいで、逆に月讀尊は近付くものを拒み閉じられた非言語的周波数をもつイニシエーターみたい!と。
その人を受け容れるべきかどうか、非言語的周波数で弾きながら観察する感じが、なんか似てるかも…と妙な親近感がわいてきました。笑
神様をBG5分析するなんてと叱り飛ばされそうですが、それくらいその場が持っている雰囲気が異なるという例えということで…。
今回は内宮域外の別宮である月讀宮を訪れましたが、実は外宮域外の別宮として、月夜見宮があります。
どちらも天照大御神の弟である月讀尊(月夜見尊)をお祀りしていますが、月夜見宮は、月夜見尊と月夜見尊荒御魂を一つの社殿に合わせてお祀りしているところが、月讀宮と異なります。
今回は外宮別宮である月夜見宮には立ち寄らなかったので、残りの別宮参詣の折にぜひお詣りしたいと思います。
ワタクシ、常に五感でいろいろと感じる方ですが、この日はそれがより研ぎ澄まされていた感覚がありました。
呼ばれて行く、と言うことはこう言うことなのかなあとあらためて感じています。
行って、よかった❤️
意思決定の戦略に従う、と言うのは、こうやって自然に流れを引き寄せることに繋がるんだな、とあらためて感じた旅でした。
最後までお付き合いくださった皆さまにも、お伊勢さんのご加護がありますように。
今日この一日に、感謝をして筆を置きたいと思います。
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