ひとりひとりの個性と仕事

BG5コンサルタントや現在BG5コンサルタントを目指して研修されている方の多くは、BG5以外にも何かしらのコンテンツ提供が可能で、それをオリジナリティ、個性として出して活動しています。

かく言う私はどうなの？と振り返ると、器用貧乏で人様に提供できるスキルのものがあるのかないのかと考えてしまいます。

もともと、自分のタイプ的にこのレベルで外に出してはいけないと言う感覚が働きやすいデザインなので、他の方から見たら充分なものであっても、自分が納得できないと外に出せないところがあります。
完璧主義と勘違いされると困るのですが（私は絶対、完璧ができないタイプです）、スキルに関してはそう言う傾向があり、そう言うタイプの人が実は一定数、社会には存在します。

そんなレベルで出してもいいの？！
と言うレベルでも肩書を自ら名乗って、SNSを活用し、ビジネスとして上手く回している人もいます。
それが個性の違いで、そこに集まる人が一定数いると言うことも事実です。

私自身が皆さんに提供できるものはなんだろう、と考えたとき、私にできることは、実際に日々、職場で働く多くの方に寄り添えることなのかなと感じています。
若い頃は大手企業、育児をしながらは中小企業で働き、新人の立場から管理職の立場まで、歳を重ねる中で経験をしてきたこと、
新人教育から人事、総務、営業、企画まで、人事異動により様々な仕事を経験してきたこと、
これらの経験を通じて、職場でよくある問題や人間関係の悩みごとにも関わってきました。
これらの問題や課題、悩みごとをしっかりと理解して、その解決策をBG5を通して提案していけるところが、私自身のセールスポイント、しかも唯一のセールスポイントになるのかなと思っています。

私の中に内在する、器用貧乏なレベルのもの（人様に伝えるのはまだまだと自分自身でハードルをあげてしまうもの）たちは、表に出ることはなく、私の「エッセンス」として、活かされることになるのでしょう。

人はひとりひとり、本当に異なっていると言うことを、BG5を通して、誰もが実感できます。
その人の個性が健康的に活かされているのか、そうでないのか、本当の個性が活かされているのか、そうでないのか、実際に可視化して理解できます。
本当の自分がポテンシャルとして持っている仕事の仕方も、得意なことも分かります。
ひとりひとりの個性と仕事、人との関わり方について伝えていくこと。
それが人生後半の私自身のテーマでもあり、やっていきたいことでもあります（そういうことも分かります）。

人は自分と引きあう人を引き寄せる、と言うのが物事の真理で、それはお釈迦さまの時代からなんら変わらない事実として、此処にあります。
私のこの経験とBG5とを必要としてくれる方がいるはずで、お互いが出会うことでより成長していける関係になればいいなと思っています。

まだまだこれからのBG5ですが、社会に役立つスキルとして他のどんな分析ツールにも負けることはないと感じたからこそ自分自身、しっかりと学んできましたし、今も学び続けています。
私たちにとって自分を知る、ということは、生まれてきた意味、自分の人生のテーマを知る、ということでもあると思うのです。
その深い気付きに、BG5は繋がっていきます。
それは決してビジネスだけでなく、受け取った人の精神レベルにあわせもっと深く、私たち日本人が以前は当たり前のように身につけていた、生かされているということ、人としていかに生きるか、ということにも繋がる、価値あるツールであると思っています。

そんな新しいツールがあるなら取り入れてみたい、という軽やかさのある企業やリーダーの方との出会いが、今の私には必要です。
必要な方の目に、必要なタイミングで、この想いが届きますように。