『iPad版Affinity Photoマスターチュートリアル』A1大判プリント印刷会社入稿データ作成編!超絶簡単!

どうも皆さんこんにちはInitialKです。

本日は久々のアフィニティフォトチュートリアルとして

視聴者様のご要望で、大判プリント印刷の仕方を やっていきたいと思います。

先ずは、大判プリントの意図を簡単にご説明致します.


写真家のような人しかこのような大判プリントはしないイメージがありまして、

一般の人たちは、少しだけレタッチして、データを保管する方が大半だと思われます


実は大判プリントには、ものすごい魅力がぎっしり詰まっているのです.

今からそのことをお話をしてから、実際にアフィニテイフォト入稿用のデータを作成して

いくつか印刷会社を紹介しつつ、詳細をご説明していきたいと思います。

先ずは、大判プリントとはA2サイズ以上を指しておりまして、

その魅力とは、

①部屋や空間の演出に繋がります。

②次に大きくプリントすることで、『表現の可能性』が大きく広がり

 鑑賞者がより写真に没入出来て、迫力が伝わります。

それに加え

大きく印刷をすることで、通常の写真では気が付かなかったことまで分かるようになります.

実際にそこにいるかのような錯覚におちいり、迫力や細部までのディテールを感じ

風景であればその場でいるかのような臨場感も得られます.

なによりも写真を撮影する時に考えなかった『見る側の観点』を意識するようになります。

見る側の観点を意識した写真を撮影する事が、大きな上達にも繋がりますし、表現力も格段に進歩します。
ちょっとした事なのですが、私が思うここが、プロとアマチュアの違いがでる所なのではないかと思われます.

大きなプリントをしてみると、小さいサイズでは気にも、留めていなかった細部の存在感が増している事に気付かされます。

写真の主題や副題だけでなく、ファインダーやモニターでは分からなかった色味や背景しか感じなかったところにも、表情やストーリーや別の意図が読み取れ、作品の表現も小さいプリントでは味わえない良さがあります。

大判プリントをすることで、人に見せる作品を作るなら、その撮影で何を大切にし、何を見て感じ取って貰いたいか?などをよく考えて構図を考える事が出来るので、間違いなく撮影は上達するのが最大のメリットになるでしょう。

それでは次に
大判プリントでの細かな注意点を先に述べて行きたいと思います。

①大判プリントに限らず、大きくすればするほど、小さいプリントより
明らかに明るく見えて写ります。プリンターの問題ではなく、
同じレタッチされた画像なのに、大きくなると明るく見えて全体的に
メリハリが弱く色味も何だか鮮やかさが落ちているように感じます。

同じ写真データなのにプリントサイズが大きくなればなるほど
コントラストが低下して明るい印象に見えるのです。

これについては、モニターと印刷の違いでも色味などは違って見えますが、あくまでも同じデータで小さいプリントと大きいプリントの違いに
触れておりますので、モニターと実際の色味については割愛致します。

出来るなら写真の重要な部分をトリミングして等倍出力して小さいプリントで確認して濃度やコントラスト、シャープネスを上げるなどして調整しておくと良いでしょう❗️

また、大きくしてディテールがよく見えるということは、同時にゴミやブレ、間違ったものの写り込みも気になります。
そういった事を考え、撮影段階で意識しなくてはなりません

レタッチで修正は出来ますが、致命的なものが映り込んだらアウトになります。

それではAffinity Photoを開いていきましょう

今回はRAW現像やレタッチについては触れずに
データ入稿で必要な要点だけお伝えします。

順番を説明すると
❶RAW現像やレタッチをした後に、それをTIFF(ティフ)形式 32ビットで保存します.
 簡単に言えば、ビット数が多くなればグラデーションなどが鮮やかに綺麗になります。

余談でJPG形式は加工圧縮するので、かなり劣化します。
保存を繰り返せば繰り返すほど劣化します。

❷それで一旦保存をして、新規プリント(プレス品質)A1サイズを選び
 CMYK Japan color 20018 Coatedを選択します。


❸そこで、コマンドから先程のTIFF(ティフ)形式で保存した画像を呼び出し配置
 位置関係を決めます。スナップを有効にしておいてください
 位置を決めるのに、楽になります。

❹フィルタースタジオのシャープ化 アンシャープマスクを適用します。
 これの意味は色と色の境目にコントラストを付けて輪郭線 画像をシャープに見せます。
 アップルPRO RAWの画像なので、このセンサーサイズなので、このくらいが限界ですが、良くなったのが分かります。

❺ドキュメントから書き出し
 PDFで変更箇所は
 1.色空間 CMYK
 2.Japan Color 2001 coated
3. プロファイル埋め込みを外す
 4.プリンターマーク オン

これで入稿用のデータは完了です.

それでは次に
どこの大判プリントがいいのか?
こればっかりは、頼んでみないと分からないのですが、
本日は安くて良さそうな所と、本格的にお金があって
いいものをプリントしたい人向けに2種類ご紹介します.

まずは1点目
瞬足プリントハウスさんのフォト光沢紙で 通常便で1600円弱

本当に上質で綺麗にプリントしたいかたは、フォトプリで頼むのがいいのかも知れません.
この二つの違いは

明らかに印刷の解像度

1440dpiのうち16dpi単位で一色に割り当てられるので、1440を16で割ると実質90dpiが実力ということ
なります、2880dpiでも実力180dpiです。

1440dpiのプリンタでは力不足というのがよくわかります。2880dpiのプリンタでは実力180dpiなので

要は解像度は200dpiあれば足りるの現状です.

ですが、安い印刷会社は1440dpiくらいなので、90dpiくらいの解像度
あまり大きいものを印刷しても、ものすごく展覧会に出すには難しいですが、
一般で鑑賞する位だったら別に問題ないと思われます.

まあはじめのうちは良い作品も少ないので、良かったら
本格プロ用の大判プリントをお勧めします.

本日はこれで以上となります.
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それではまた次回の動画でお会いしましょうinitial Kでしたバイ

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