訃報をきっかけに知ることもある話。
谷村新司さんの訃報を聞いた。
名前は知っていて、歌手ということは知っていたがそれ以上のことは知らない。アリスのメンバーであることはぼんやりと知っていたかも。
最近、日本のフォークソングを聴くことがマイブームになっており、その中でも群を抜いて良いと思うのはグレープだったりかぐや姫だ。めちゃくちゃ王道だけども。(アリスはフォークバンドじゃないですよね?たぶん。)
もともとカントリー調の音楽が好きで、ジャパニーズフォークは日本のカントリーとも言える気がする。
そんなわけでグレープのさだまさし繋がりで、谷村さんを知ってようなところがある。
これも谷村さんの訃報の後であるが、YouTubeでさださんと谷村さんがお互いの名曲を混ぜてまさに“迷曲”に仕上げたライブ動画を見たことがある。
曲名は『雨昴』、さだまさしの名曲『雨やどり』と谷村新司の名曲『昴』をおふざけで掛け合わせたとても今は歌えないような歌だ。その自由さが良かった。
偶然にもその曲が収録されたライブLPを格安で見つけて、改めて原曲(?)の『昴』が大変素晴らしいことを知った。
あの渋い声で歌うの良い。
1982年、日本武道館で実現した「花王 HAIR CARE FESTIVAL 1万人の夏祭り」はとてもいいライブLPだと思う。ヘアケア、なるほど2人のスペシャルコラボライブをセッティングした意図がなんとなく...いやあなんでもありません。
訃報を聞いて初めて知ることもある。
できたらもっと早く知りたかった。今はコンテンツが充実しているから曲も聴くこともできるし、ライブ盤もそこそこリリースされていたりする。
しかし、もう過去の人であるという寂しさだけは拭えない。
ところでさだまさしは“別れの歌”、南こうせつは“妹の歌”、谷村新司は“旅の歌”がなんかこう、上手く言えないけども僕は好き。
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